６人の教職員を見送った離任式の日。栗生小の体育館は,お世話になった先生方とお別れする寂しさでいっぱいでした。しかし,披露式では，その寂しさを忘れさせてくれるかのように,とても元気な８人の教職員が新たに仲間入りしました。子供たちは，先生方の自己紹介を聞く度に，期待でいっぱいの表情をしていました。
披露式終了後には，平成２８年度の第１学期始業式が行われました。
校長先生からは，新学年での目標を立てることの大切さと「新１年生と仲良くしてほしい」というお話がありました。また，校長先生のおっしゃった「安全に安心して過ごせる学校をつくっていく」というご自身の目標を，子供たちは真剣なまなざしで聞いていました。
６年生の代表児童は，漢字の学習を頑張ることや，「様々な行事を計画し，自分自身も楽しみながら活動していきたい」という目当てを発表しました。特に，「栗生小のリーダーとして頑張りたい」という発表からは，最高学年としての自覚を感じることができました。
午後からは，元気な新１年生が栗生小に入学しました。
校長先生からは，「できないことがあったら，頑張ってできるようになってほしい」というお話がありました。また，「仲良くできる子，お話をしっかり聞ける子，車に気を付けることができる子になって，できることをいっぱい増やしてほしい」とお話されたときは，新１年生がとても静かに聞いていて感心しました。
校長先生から新１年生の担任発表があった後は，担任になった先生方からの挨拶がありました。学校ビオトープの「くりりん」をモチーフにした合唱に合わせて，栗生小の楽しいところをたくさん紹介していただきました。
入学式が終了してからは，２年生によるお迎えの言葉がありました。１年間でできるようになったことの中から，国語の音読や計算の発表，鍵盤ハーモニカの演奏などが披露されました。中でも，体育の学習で身に付けた二重跳びを繰り返しする様子を，新１年生は驚きながら見ていました。堂々とした発表をした２年生には大きな拍手が送られました。
３月の卒業式と離任式では，栗生小を支え続けた６年生と，ご指導してくださった教職員の皆様とのお別れでとても寂しい雰囲気の体育館でしたが，８日は，新しくいらっしゃった教職員の皆さんと，栗生小に元気な笑顔で入学してきた１年生と，新たな決意に満ちた子供たちのおかげで，平成２８年度の新しい一歩を大きく踏み出すことができました。
子供たちの目当てを達成できるように，今年度も教職員一丸となって力を尽くしたいと思います。今年度も，保護者の皆様と地域の皆様のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。