北六小ブログ

　19日(水)から１泊２日で行われた５年生の野外活動。子供たちは「心を１つに５年生　最高の野活へ」というスローガンを決めて準備段階から取り組んできました。２日間にわたり，活動の様子をブログで簡単にお伝えしましたが，もう少し詳しく振り返ってみたいと思います。
　１日目は野外活動のメインである登山からのスタートです。山は霧に覆われていて景色は全く見えませんでしたが，上っていくうちに明るくなり，頂上付近からはきれいな雲海を見ることができました。晴れた日に仙台市内を一望できる景色もすばらしいですが，こんなにきれいな雲海はとても珍しく，子供たちにとっても思い出に残ったと思います。下山の途中から小雨が降り始め，足下が滑りやすくなって転ぶ子がいましたが，周りから「大丈夫？」とすぐに声が聞こえ，仲間と協力して登山する姿が見られました。
　夜はキャンプファイヤーでした。係の子供たちが計画を立て，ゲームにダンスに盛り上がりました。謎の惑星から火の神が登場して火の子に分火しましたが，火の子の衣装は感染症対策のためふれあい館から借りられず，子供たちの手作りでした。マイムマイムも大きな声を出さない，手をつながない，火の周りに進むのは一人おき等感染症対策もしっかり考えられていました。

　

　

　

　

　

　

　２日目は，野外炊飯でした。まだ学校で調理実習を行っていないので，包丁の使い方やピーラーの使い方に不安もありましたが，事前に家庭で作ったという子が何人もいて，子供たちのやる気が伝わってきました。煙と格闘しながらもおいしいカレーとご飯を作ることができました。皆で協力して作ったカレーはおいしかったのでしょう。ほとんどのグループが完食しました。
　

　

　

　

　

　

　

　今回の野外活動は，宿泊する部屋は定員８人のところ半分の４人に，食事の際は対面しない，共用を避けるためにコップやカレーの食器を持参等，様々な感染症対策の下，ふれあい館の職員や保護者の方の御支援で充実した活動を行うことができました。この２日間で子供たちは大きく成長したと思います。スローガンどおり，心を一つに最高の野活を体現できた５年生でした。