校 長 室 仙台市立市名坂小学校
   〜いちなざか小1・2・3♪〜


校長プロフィール ・・・

市名坂小学校 校長 菊池 健


5月 お話朝会挨拶・・・平成24年5月8日



 今度の日曜日は,母の日です。今日は校長先生のお母さんのお話をします。
 校長先生のお母さんはもう亡くなりました。亡くなった時,91歳でした。お母さんは,元気な頃は,校長先生を含めて姉妹3人を育てるために一生懸命でした。それは皆さんのお母さんと全く同じです。
 やがて,母さんもだんだん歳をとってきて,歩くのが遅くなり,物忘れもするようになり,最後はとうとう人の助けを借りなければ歩くことができなくなりました。そして,1日中寝ていることが多くなり,おしっこやうんちも自分で始末ができなくなり,オムツもするようになりました。また,しっかりしている時は,お話をしている相手が誰だか分かるのですが,調子が悪い時は,校長先生が自分の子供だということすら分からなくなることもありました。痴呆と言いますが,いわゆるボケ老人になってしまいました。
入院してからよく校長先生も病院に行っていたのですが,自分の母親がオムツをしたり,ボケているのを見るのはとても悲しいことでした。
 「オムツをするなんてみっともない」「何でボケてしまったんだろう?」と思うと辛い気持ちになり,そうなってほしくないという気持ちから,校長先生はお母さんについ文句を言ったり,意地悪なことを言ったりもしました。しかし,そう言いながら,校長先生はそんな自分にとても嫌な気持ちになりました。そして,病院から家に帰って来ると,「何であんなことを言ってしまったんだろう? 何で意地悪なことを言ってしまったんだろう?」と自分で自分に文句を言うこともありました。文句を言ったって,お母さんが昔のように,きちんと歩けるようになったり,オムツをしないようになったり,ボケが直るわけではないのです。
 人間は誰でも歳をとります。皆さんのお母さんもやがて歳をとります。そして,皆さん自身もやがてお年寄りになります。そして,オムツをする人もいるでしょう。ボケ老人になる人もいるでしょう。
 でもね,校長先生は自分のお母さんのことで思ったのです。お母さんは,私たち姉妹3人を一生懸命育ててくれたので,その疲れが出て歩けなくなり,オムツをするようになり,ボケてしまったのかななどと思ったりもするようになったのです。でも,これははっきりした証拠があるわけでもありません。
 でも,一つだけはっきりしていることがあります。それは,歩けなくなっても,オムツをするようになっても,そして,ボケていても,お母さんは校長先生のお母さんなのです。姉妹3人を一生懸命育ててくれたお母さんなのです。校長先生にとっては,たった一人の大切なお母さんだったのです。
皆さんも自分のお母さん,お母さんがいない人は,お父さんやおじいさん,おばあさん,或いは自分を育ててくれている家族のことをじっくり考えてみてください。
 これで,お話終わります。


4月 第一学期始業式挨拶・・・平成24年4月9日

 皆さんは,今日から一つずつ上の学年に進みました。
 進級おめでとう。始業式に当たり,校長先生から皆さんに,今年頑張ってほしいことを三つ話します。

 一つ目は,「命を大切にしよう」ということです。特に,交通事故に遭わないようにしましょう。市小学区は,ものすごく自動車や自転車の通行量が多いところです。交通ルールを守り,自分で自分の命を守り,事故のないようにしてください。
 一度失われた命は元に戻りません。生き返りません。だから,命に失敗は許されません。命を大切にしてほしいと思います。

 二つ目です。それは,「あいさつや返事をしっかりしよう」ということです。
 あいさつは,市小全体の1年間の目標でもあります。クラス毎のあいさつ運動もあります。「市小の子供たちはあいさつがすばらしい」と校長先生は思っています。そこで,今年さらに頑張ってほしいこと。それは,「自分からあいさつしよう」ということです。あいさつされるのを待つのではなく,「自分から進んであいさつしましょう」。
 また,返事も元気にできると良いですね。

 三つ目は,「早寝・早起き・朝ご飯」です。
 「早寝・早起き」は頭がすっきりします。朝ご飯は,頭の働きをよくし,授業がよく分かるようになります。このことは,大勢の大学の先生方が頭の中,脳の研究をした結果で明らかになっています。「夜ふかしや朝寝坊」,そして,「朝ご飯を食べない」と頭の働きが悪いのだそうです。「早寝・早起き・朝ご飯」をしっかり守りましょう。

 以上,三つのお話をしました。これで校長先生のお話は終わりますが,今日は午後から入学式があります。6年生の皆さん,準備のお手伝いしっかりお願いします。今年は,君たちが「市小の顔」です。期待しています。
 他の学年の皆さんも明日から1年生に親切にしてあげて下さい。

 これで,始業式に当たってのお話を終わります。

3月 修了式挨拶・・・平成24年3月23日

 6年生が卒業して,1週間が経ちました。今日で今の学年が終わります。
 先ほど,代表の人に修了証書を渡しました。修了証書には,その学年の勉強が終わったということが書いてあります。ですから,皆さんは全員,4月から一つ上の学年に進めることになったわけです。良かったですね。
 今の学年を振り返ると,様々なことがありました。何と言っても,一番は東日本大震災からの学校再開でした。1年生の皆さんは,入学式がこの体育館で出来なくて,「まつぼっくり」で行いました。お父さん,お母さん方,そして,先生方は立ったままでの入学式でした。校舎の修理もありましたね。壁や天井がひび割れだらけで,一部崩れていましたが,今はほぼ元通りになりました。震災復興プロジェクトでは「復興に向けて,街をきれいにしよう」ということで,朝登校する時に,お父さんやお母さん,地域の人達も一緒にゴミ拾いをしました。街にゴミがたくさんあるのに驚いたものでした。今,市名坂小学校の周りは震災などなかったかのような生活に戻っていますが,まだまだ大変な生活をしている人がたくさんいます。そのことを忘れないでください。
 去年の4月から1年間,皆さんは今の学年でいろいろ頑張ってきたことがあると思います。国語や算数を頑張った人,プールの勉強を頑張った人,或いは,係の仕事を頑張った人もいると思います。そう言えば昨日,2学期にたくさん本を読んだ人に,読書賞,ジャンル賞の表彰を行いました。読書賞は全校で309人,ジャンル賞は126人いたということでした。頑張って本をたくさん読んだ。これもとてもすばらしい頑張りだと思います。読書は頭だけでなく,心も豊かにしてくれます。想像する力を豊かにします。例えば,歴史の本を読むと,自分がその時代にいるような,或いは歴史上の主人公になったような気になります。そのぐらい,読書は想像する力を豊かにしてくれます。これからも図書館の本をどんどん借りて,たくさんの本を読んでください。そして,心を豊かにしてください。
 さて,明日から春休みに入ります。教室に戻ってから,「春休みのくらし」について,担任の先生からお話しがありますが,休み中,交通事故や不審者などに出会わないよう,しっかりとした生活を送って下さい。特に,交通事故には気を付けてください。
 先日も市小のお友達が交通事故に遭ってしまいました。自分が交通ルールを守っていても,車が突っ込んでくることがあります。交通ルールを守りながら,自分の命は自分で守ってください。
 また,「早寝・早起き・朝ご飯」を守り,規則正しい生活をし,お家の人とも元気にあいさつをして,楽しい春休みを送ってください。そして,4月9日の始業式には元気な顔を見せて下さい。
 それでは,これでお話終わります。


3月復興集会『 東日本大震災から1年』・・・平成24年3月6日


 去年の3月11日。午後2時46分。東日本大震災。あれから間もなく1年が経ちます。
 1000年に一度と言われる大きな地震と津波は,一瞬で大勢の人の命を奪いました。そして,たくさんの建物や物が壊れました。普段何気なく使っている電気,ガス,水道が止まり,私たちは,しばらく生活するのさえ困りました。食べ物も少なく,その少ない食べ物を,家族や避難所の皆さんと分け合って食べました。しばらくぶりで電気が点いた時には,みんなで歓声を上げました。ガスや水道が使えるようになり,久しぶりでお風呂に入った時の気持ちの良さも忘れられません。
 しかし,最も幸せだったのは,皆さんの命が助かったことです。私たちは,そのことに,一番感謝しなければなりません。
 私たちの学校は,壊れた部分の修理もほぼ終わり,今は何事もなかったかのように毎日の学校生活が送れています。これも大変幸せなことです。
 しかし,被害を受けた町や学校は,まだまだ立ち直れていません。子供たちがたくさん亡くなった学校。学校そのものが地震や津波のため使えなくなり,近くの学校に間借りしている学校。仮設住宅が建って,校庭が使えない学校。そのような人たちがいることも私たちは忘れてはなりません。

 4年生は,この1年間,総合学習の時間を中心に,震災で大変な被害に遭った人達にお見舞いの手紙を書いたり,反対に,励ましの手紙やお見舞いの品をいただいたりして震災に関する勉強をしてきました。
 南三陸町もその一つでした。学芸会では,南三陸町を勇気づけようと,お借りした大漁旗をバックに元気に歌と合奏を発表しました。そのつながりで,今度は南三陸町の商店街の復興イベントに一人一人「大漁小旗」を描いて送りました。「大漁小旗」はイベント会場にきれいに飾られました。校長先生も先週の土曜日,南三陸町のイベント会場に行って見てきました。復興に役立っているんだなと思うと,とても嬉しくなりました。

 さて,この後,市小の去年の夏休み後の生活の様子を,校舎の修理工事の様子と共に写真で振り返りたいと思います。普通に勉強できることがどんなに幸せなことなのかをかみしめながら,そして,そのことに感謝しながら見たいと思います。

 なお,今週の金曜日,3月9日の午後2時46分は,あの日,亡くなった人,或いは被害を受けた人を思いやり,全校の皆さんで1分間の黙祷をすることにします。よろしくお願いします。

 それでは,これからみんなで去年の夏休み後の様子を写真で振り返りたいと思います。南三陸町へ送った4年生の「大漁小旗」も出てきます。
 校長先生のお話はこれで終わります。

2月 授業参観・懇談会挨拶 ・・・平成24年2月27日



 本日はご多用の中,そして大変寒い中,今年度最後となります授業参観・懇談会にご出席いただきましてありがとうございます。
 今年度も,保護者の皆様には本校教育活動の充実のため,各種ボランティア活動,PTA活動等に積極的なご協力・ご支援をいただきました。厚く御礼申し上げます。
 とりわけ今年度は,何と言っても,東日本大震災からの,復旧,復興が最大のテーマでした。しかし,早期に授業も通常に行われるようになり,順調に教育活動が実施されております。

 さて,今申し上げましたように,子供たちは大きな事故もなく,全員元気でまもなく最後の月,3月を迎えることとなります。
 あと,1月(ひとつき)ほどで,子供たちは次の学年に進級します。6年生は中学校へ進学します。6年生は,市小の「顔」として,立派に務めを果たしてくれました。中学校でも充実した生活が送れるよう願っております。

 本日,私からは,2点についてお話しさせていただきます。
 1点目は来年度の学級編成,いわゆるクラス替えについてです。
 これにつきましては,庄子前校長先生から「市小は23年度については,全学年クラス替えをしました。」との引継ぎを受けました。その理由については,
@ クラス替えを行うことで,新しい友達ができる。友達関係の広がりが期待できる事。
A 友達が変わり新鮮な気持ちで新年 度をスタートすることができる事
B 現在のクラスの中で,うまくいっ てない子どもにとっては,クラス替 えで救われる部分がある事。そして, その子供にとっては,心機一転、ま たがんばろうという気持ちが生まれ る事。
C 波及効果として,保護者同士の人 間関係を一層広めていくことも期待できる事。
などの理由だったと聞いておりました。
 そこで,以上のようなこれまでの経緯を踏まえ,本校では,来年度も今年度を踏襲し,全学年でクラス替えを行う事といたします。

 2点目は,最近の子供たちの様子から,ちょっと気になっている事を申し上げます。
 それは友達関係です。
 子供たちの友達関係はおおむね良好であると認識しておりますが,一部,お金や物を媒体にして友達関係を維持しているのではないかと思える子供たちがいる事です。それは,その子供たちの会話の中に,「おごる」「おごられる」関係の会話が頻繁に出て来る事にあります。友達にコンビニなどでおごる,すると,おごられた方は,「次は自分がおごらなければならない」と思ってしまい,また,おごった方も「今度はおごってよ」などと言うものですから,子供たち同士,不必要なお金を使ったり,物をあげたりもらったり,それが続いていって,いつの間にか,お金や物が友人関係を維持するための媒介になっている,次に自分がおごらなければ友達ではいられなくなるのではないかという気持ちが強くなって不安になる。こんな関係が子供たちの会話から垣間見えるのです。この事は,前回12月の授業参観の時に申し上げた事と重なりますが,子供たちも「目と目を合わせて話をする」という事や体を使った遊びなどが不足しているからかもしれません。遊びの中心がゲームやテレビ鑑賞が中心となり,「目と目を合わせてじっくり話をする」ことが少なかったり,汗をかいた遊びが少なく,おなかの底から楽しいという場面が少なくなっている気がします。そこから勢い,お金や物で友達関係を維持,構築する結果になっているように感じます。これはある意味,今の時代を反映しているのかもしれません。
 ただ,保護者の皆様にお願いしたいのは,子供たちの友達関係や金銭管理はもちろん,買い与えたりした覚えのない物を持っていないかなど,気配りをお願いしたいと思います。

 本日は,以上2つを申し上げました。

 最後になりましたが,PTA会長さんはじめPTA役員の皆様には,この1年間,大変お世話になりました。心より感謝を申し上げ,あいさつといたします。

1月 お話朝会挨拶 ・・・平成24年1月31日


 今日は,校長先生の「小学生の頃受けた心の傷」についてお話ししましょう。

 校長先生は,生まれつき友達よりちょっと色が黒く,それに小学生の頃は外遊びが大好きで,いつも顔が陽に焼けていました。そこで,付いたあだ名が「黒ん坊」。実は,校長先生はこの言葉が大嫌いでした。「黒ん坊」とは,黒人を「差別する言葉」です。
 友達とけんかをすると,決まって「黒ん坊,黒ん坊」とはやされました。陰口をされた事もあります。そんな時は,悔しくて,悲しくて,とってもいやな気持ちでした。友達のいない所で泣いた事もありました。
 お母さんに「なんで,僕は色が黒いの?」と文句を言った事もありました。そんな時,お母さんはいつも決まって困ったような顔をしていました。
 考えてみれば,世の中には,色の白い人もいれば,色の黒い人もいます。背の高い人や低い人。障害のある人,ない人,様々です。例えば,アメリカのオバマ大統領は黒人です。世界の中心,アメリカの一番大切な仕事をしている人です。だから,人間は,肌の色とか,障害があるとかないとかによって,人間の価値は違わないのです。「みんな違って,みんないい」のです。

 友達へのあだ名や悪口,それに,皆さんの普段から使っている言葉の中には,いじめにつながる言葉があります。「死ね」「うざい」「消えろ」・・・。このような言葉はとても気になる言葉です。それは相手の心を傷つける事があるからです。体についた傷はほとんど治りますが,心の傷はなかなか治りません。校長先生が「小学生の頃受けた心の傷」は,今でも残っているのです。
 それでは,これでお話を終わります。

1月 冬休み明け集会挨拶 ・・・平成24年1月10日

 皆さん,明けましておめでとうございます。今日から,平成24年の勉強が始まります。冬休み前の集会で,校長先生から皆さんに1つだけお願いをしておきました。憶えている人いるかな?
それは,「事故のない冬休みにしてほしい。特に,交通事故に気を付けてほしい」ということでした。今のところ,校長先生のところには,冬休み中,皆さんの事故や事件のことは連絡が入っていません。これは大変嬉しいことです。きっと皆さんが,先生方のお話をよく聞いて,それを守ったからだと思います。誉めてあげたいと思います。
 なお,これからも油断することなく,交通事故などに遭わないよう,道路の歩き方,信号の確認など,交通ルールを守ってください。また,不審者などに会わないよう,人通りの少ないところを歩いたり,暗くなるまで遊んだりしないで,早目にお家に帰って下さい。

 さあ,今日から2学期後半が始まります。残された3か月,学年のまとめをしっかりやって下さい。
 4月になると,皆さんはそれぞれ1つずつ学年が上がります。1年生は2年生になり,新しい1年生が入学してきます。そうすると,皆さんは,お兄さんお姉さんになります。
 5年生は6年生になり,市名坂小学校の「顔」になります。6年生という学校の「顔」に責任を持って下さい。この3か月で,そのための心と態度の準備をして下さい。
 6年生の皆さん,いよいよ卒業までのカウントダウンですね。残された3か月はあっという間に過ぎてしまいます。1つ1つのことに全力でぶつかって,悔いのない生活を送って下さい。卒業式での君たちの表情を楽しみにしています。
 以上で校長先生のお話を終わります。


12月 冬休み」集会挨拶 ・・・平成23年12月22日


 今年の勉強も今日で終わりです。
 今年は何と言っても,3月11日に発生した,大きな地震と津波が一番のニュースでした。小学生もたくさん亡くなり,お父さん,お母さんを亡くした友達もいます。お家が津波で流されたり,放射能のために,まだお家に戻れない人たちもいます。早く,震災からの復興が出来ればと思います。
 幸せな事に,市名坂小学校は,4月13日に学校が始まり,ほぼ普段通りの勉強が出来ました。
 運動会,みんな頑張りました。6年1組がインフルエンザのために学級閉鎖となったのは,ちょっと残念でした。でも,6月20日に,6年生の運動会が出来ました。
 修学旅行。今年は,岩手方面に行きました。
 6月末の,5年生の野外活動。雨の中の登山,苦しかったですが,苦しさを乗り越える事の大切さも学びました。
 プールの勉強では,皆さん,たくさん泳げるようになりました。
 学芸会もすばらしかったですね。4年生は,総合学習で勉強した被災地への思いを楽器や歌に込めました。
 つい最近では,インフルエンザの大流行もあり,ほとんどのクラスが学級閉鎖になりました。
 このように,いろいろな思い出と共に,平成23年もおしまいです。
 さて,明日から18日間の冬休みに入ります。冬休みは,お正月もあり,お年玉をもらったり,お家や地域でのいろいろな行事もあり,普段の休みとはまた違ったことがたくさんある休みです。
 冬休みの生活については,後で担任の先生からしっかり聞いてください。校長先生からは,皆さんに一つだけお願いがあります。
それは,「事故のない冬休みにしてほしい」ということです。特に,交通事故に気を付けてほしいと思います。
 最近,仙台では,小・中学生の交通事故がものすごく多くなっています。小学生が車にひかれて亡くなっています。つい2・3日前も,自転車に乗っていた中学生がダンプカーにひかれて大けがをしたという事です。
 市名坂小学校の学区は大変交通量の多い学区です。自動車はもちろん,自転車の通行量も多いです。ちょっと気を抜くと,皆さんも交通事故に巻き込まれる危険があります。
 冬休み中も油断することなく,交通事故に遭わないよう,「自分の命は自分で守って」ください。
そして,1月10日には,元気よく「明けましておめでとうございます」の挨拶が出来ればいいなと願っています。
 それでは良い年を迎えてください。


12月 授業参観挨拶 ・・・平成23年12月14日

 本日はご多用の中,授業参観・懇談会にご出席いただきましてありがとうございます。
保護者の皆様には,今年も大変お世話になりました。
 今年を振り返る時,何と言っても,3.11東日本大震災からお話ししなければなりません。1000年に一度とも言われた今回の大きな地震と津波は,私たちが長年築き上げてきた,産業,文化,そして親子関係までも消滅させてしまいました。
 市名坂小学校でも,今年度は,震災からの復旧・復興,そして,学校再開に向けての取組みから始まりました。幸い,4月13日の学校再開にこぎつけることができました。近隣の学校では,11月始めまで,他校に間借りしての授業を行った学校もあった事を考えれば,本校は恵まれた学校だったと言えるのではないでしょうか。

 さて,私は,常々,学校教育とは,学校と家庭がよきパートナーとして,子供たちの教育に一緒に取り組んでいきたいと考えております。その点では,市名坂小学校は,地域や保護者の方々に大変熱心な「学校支援」という考え方が根付いていると感じております。
その現れが,各種教育活動への「学習ボランティア」としての協力体制です。
 1年生への「生活・学習サポーター」から始まって,「体力・運動能力テストでのボランティア」「ミシンお助け隊」「就学時検診ボランティア」等々,数え切れないほどのすばらしい力が学校を支えてくださっております。今日も,行間休みの時間,図書祭りに合わせて,「読み聞かせボランティア」の方々が活動してくださいました。改めて感謝申し上げます。

 次に,私が4月の本校着任以来,子供たちの様子について感じている事を申し上げたいと思います。
 まず,子供たちの長所について申し上げます。敢えて2点に絞って申し上げます。
 一つは,「あいさつがきちんとできる」という事です。私は,朝に学校前のセブンイレブンの交差点に立ち,子供たちの登校の様子を見ております。挨拶の声の大きさは様々ですが,挨拶がきちんと出来ています。これはなかなか出来そうで出来ない事です。先日も,交通指導隊の方々から,「市小の子供たちはあいさつがいいですね。」と褒めていただきました。嬉しい限りです。
 このことは,子供たちが行っている「あいさつ運動」もいい刺激を与えているものと思います。毎月,1と7のつく日に,1年生から6年生までクラス毎に交替で,校門や昇降口で,「おはようございます」と声をかけ合っています。このことが,あいさつの習慣化につながっているものと思います。やはり,「継続は力」。ご家庭でも,どうぞ,「挨拶をし合う習慣」を作っていただきたいと思います。ちなみに,この「あいさつ」は,今年度の地域,保護者,そして,学校がともに力を合わせて取り組む「協働型重点目標」の一つともなっております。この点からもよろしくお願いいたします。
 市小の子供たちのいい点をもう一つ。それは,「話を聞く態度がすばらしい」点です。特に,お話朝会や音楽朝会などの学校全体が集う場面での「話を聞く態度がすばらしい」と思っています。
 我々,校長たちの話題の一つに,この「児童生徒の話を聞く態度」があります。特に,全校児童が集う集会では,ざわついて,話が通らないという事をよく耳にします。しかし,本校に今のところその心配はありません。今年度,初めての集会は,7月5日の「音楽朝会」でした。それまで,体育館が使えない状態が続き,全校児童が集まる事が出来ませんでした。そのため,子供たちが静かにお話を聞く事は難しいのではないかと心配しておりました。しかし,当日,進行役の森教務主任が話し始めると,体育館は水を打ったように静まりかえりました。そして,坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」という歌をとても厳粛な雰囲気の中で歌ってくれました。この瞬間が,とても印象的でした。つい,一昨日の震災からの復興プロジェクトでも,すばらしい「話の聞き方」でした。

 以上,子供たちの様子について,その長所を2点に絞って申し上げましたが,今度はちょっと気になっている事を一つだけ申し上げたいと思います。
 それは,「相手への話し方」「相手からの話の受け止め方」についてです。子供たち同士の中で,相手を思いやる発言が足りないために,或いは不用意な発言のため,友達を傷つけてしまう事が時々あるという事です。そのことで,トラブルに発展するケースも時々あります。また,受け止める側も,あまりにも過敏になり,相手の真意を捉えきれない事があるという事です。
 これは簡単な事ではありませんが,要するにコミュニケーションが下手なのかなとも思います。「発信」する側の,もう少し「配慮のある発言」と,受け止める側の「上手な受信」があればなと思う事が度々です。
 この事の改善のために心がけたいのは,日頃から「目と目を合わせて話をする」大切さだと思います。得てして,我々大人も,日常の慌ただしさにかこつけて,この「目と目を合わせて話をする」という点が不足しているように感じます。子供たち同士にしても,遊びの中心がゲームやテレビ鑑賞が中心となり,「目と目を合わせて話をする」ことが少なくなっている気がします。そこから「相手を思いやる気持ちが足りない」発言になったり,「相手の言葉を疑ってしまう」結果になっているように感じます。昔からよく,「目は口ほどにものを言う」と言われます。まず,学校でも家庭でも子供たちときちんと目を見て話すことから始めたいものです。

 続きまして,情報提供を二つほどさせていただきます。
 一つは,原発事故による放射能漏れについてございます。
 この度,仙台市教委より,放射能測定器配備に関して通知がございました。詳しくは,後日文書でお知らせいたしますが,内容としては,今回,仙台市立中学校27校に放射線測定器が配備されたとのこと。市名坂小学校の近隣中学校としては,七北田中学校に配備されたということでございます。
 このことを受け,本校としてはこの測定器を借用し,校地内の線量を測定したいと考えており,近日中に実施いたします。結果については,学校だより等でお知らせいたします。
 次に,地震による校舎の修繕の進捗状況についての情報でございます。校舎内外の壁面関係の修繕は,今のところ12月末から1月初旬にかけてのクリーニングで終了する予定です。ただ,校舎周りや駐車場など陥没している路面などの修繕は,1月中旬から2月中旬にかけて行う予定になっているという情報でございます。

 年末という時期は,同時にそろそろ今年度の反省と共に,来年度への準備を始める時期ともなっております。
 来年度に向けては,本日お渡しした学力検査の結果などを踏まえ,学習内容や行事など検討をして参ります。学級編制や修学旅行なども様々な観点から検討して参りたいと考えております。これらにつきましては,まとまりましたら随時お知らせいたします。

 今年も残すところ,2週間あまりとなり,あと実質6日の授業日となりました。子どもたちは18日間の冬休みとなります。
 学校でも安全な過ごし方について指導してまいりますが,新年も子供たちが元気に登校できますようご家庭でも引き続きお声掛けをお願いいたします。
 それでは皆様,よいお年をお迎えください。ありがとうございました。


10月 2学期始業式挨拶 ・・・平成23年10月13日

 短い秋休みが終わり,今日から2学期が始まりました。終業式の時に,校長先生から皆さんに,「短い秋休みに入りますが『早寝・早起き・朝ご飯』の規則正しい生活をし,交通事故などに遭わないようにしっかり生活をしましょう。」と話しました。その通りに,今日皆さんの元気な顔に会えたこと,とても嬉しく思います。

 さて,2学期は勉強する日数が,学年によって違います。4年以下は101日,5年生は,102日,6年生は99日間です。
 2学期のスタートに当たって,校長先生からは,改まって新しいめあては言いません。皆さんには,今まで通り,「あいさつ」と「早寝・早起き・朝ご飯」を頑張ってほしいと思っています。但し,中身はちょっと難しくなりますよ。特に「あいさつ」については,2学期は「自分からあいさつしましょう。」ということを皆さんに期待したいと思います。皆さんは,「あいさつ運動」の時,校門のところに立って,自分から「おはようございます」と元気な声をかけていました。あのようなあいさつが普段からできればいいなあと思います。
 もう一つ「早寝・早起き・朝ご飯」の方は,皆さんの勉強にも関わることなので,これも頑張ってほしいと思います。いずれお家の人にも,皆さんの様子を調査してみたいと思います。

 最後に5年生と6年生にお話しします。
 まず,6年生にお話しします。残された小学校生活はあと半年です。これからの学校生活の一つ一つに必ず「小学校生活最後の」という言葉がつきます。「小学校生活最後の学芸会」「小学校生活最後の児童会祭り」などです。残された半年間,この市小で学んで良かったなと思えるような思い出を一つでも多く作って下さい。悔いのない小学校生活を送って下さい。
 5年生にお話しします。6年生の跡を継ぐのは君たちです。君たちにはその力が十分あります。それは市小体の6年生への応援練習に頑張っている様子を見て,校長先生は実感しました。但し,少し君たちには頑張ってほしいことがあります。それは,「自分のできる事をしよう」ということです。
 2学期には,「6年生を送る会」や「たてわり集会」など,君たち5年生が中心にならねばならない行事がたくさんあります。その時に,「誰かがやってくれるだろう。」「僕が(私が)やらなくても・・」と思っていたのでは,物事はなかなか前に進みません。市小全体の動きが遅くなってしまいます。一人一人の力は小さくても小さな力を集めれば大きな力になるのです。「自分のできること」「やらねばならないこと」を進んでやること,これがチームワークです。このチームワークができてくれば,君たちはすばらしい6年生になれます。「市名坂小学校の顔」になれます。期待しています。
 それでは,これでお話を終わります。


10月 1学期終業式挨拶 ・・・平成23年10月7日

 今日で1学期の勉強が終わります。皆さんは,96日間学校に来ました。今年は東日本大震災の影響で,始業式が4月13日でした。いつもの年より遅い始業式でした。
 1学期が始まった時には,ここ体育館は使えませんでした。始業式は放送で行い,入学式もホール「まつぼっくり」で行いました。今は,体育館も元通り使えるようになり,終業式も569人全員揃って迎えることができたことは,大変嬉しいことです。
 始業式の時に,校長先生から皆さんに1学期にお願いしたいことを三つ言いました。
 一つ目は,「命を大切にしよう」ということ。二つ目は,震災からの復興に向けて,いろいろ応援してくださった方々へ「感謝の心を忘れないようにしよう」。そして,三つ目は,この震災から立ち直るために,「自分のできる事をしよう」ということでした。
三つを簡単に振り返ってみましょう。
 一つ目の「命を大切にしよう」ということについては,今日まで,皆さんは大きな事故もなく,全員無事終業式を迎えられたので「花丸」だと思います。これからも,命を大切にしましょう。
 二つ目は,「感謝の心を忘れないようにしよう」。今も,校舎内に工事の人がいて,修理してくれています。修理がなかなか進まないように見えますが,一生懸命頑張ってくれています。4年生は,総合学習の時間に,震災直後に遠くから来てくれた大阪ガスの皆さんに感謝の手紙を書きました。ガスがなくて大変困ったこと,復旧のおかげで,ゆっくりお風呂には入れるようになったことを手紙に表しました。とてもいい勉強をしたと思います。勉強したのは,4年生ですが,ほかの学年の皆さんも日頃から,いろいろな人にお世話になっています。これからも,感謝の心を忘れないようにしましょう。
 そして,三つ目はこの震災から立ち直るために,「自分のできる事をしよう」。これはどうでしょうか。校長先生から見ると,これはこれからの宿題のような気がします。「自分のできる事は何か。」。考えていきましょう。
 さて,今日帰るときに,担任の先生から通知表を頂きます。校長先生は,皆さんの通知表を全部見ました。「家庭学習で,漢字の勉強をこつこつ頑張って練習したので,漢字がたくさん書けるようになりました。」と先生からほめてもらった人。「苦手だったプールの勉強を頑張り,25b泳げた時には嬉しそうにガッツポーズをしていました。」と書かれた人。「初めてのリコーダーの学習で,タンギングが上手にできるようになり,様々な曲が吹けるようになりました。」と書かれた3年生もいました。また,「野外活動で,煙で涙を流しながらもカレーライス作りを頑張りました」と書かれた5年生の人もいました。
 反対に,いいことばかりでなく,これから頑張らなければならないこと,反省しなければならない事を書かれた人もいました。ある人の通知表には,先生からこう書かれていました。「やればできる力はあります。毎日の家庭学習をしっかりがんばりましょう。」。また別の人は,「学習内容は理解しているのですが,手を挙げて発表することが少ないのが残念です。発表することで,より理解が深まります。2学期は,手を挙げて発表することに頑張るようにしましょう。」。またある人には,友達関係のことで,次のように書かれていました。「自分の思ったことを,強い言い方で話してしまい,友達を傷つける結果になってしまうことがありました。相手を思いやる言い方を身に付けるように指導しました。」。
 今,紹介したように,通知表には,頑張った点,これから努力しなければならない点が色々書いてあります。良いことは,これからも続けてできるようにし,頑張らなくてはならないことは努力するようにしてほしいと思います。今日,家に帰ったら,おうちの人とよく話し合ってみてください。
 明日から短い秋休みに入ります。3連休を入れると5日間のお休みです。「早寝・早起き・朝ご飯」の規則正しい生活をし,交通事故などに遭わないようにしっかり生活をしましょう。そして,10月13日には,皆さんと元気な挨拶で会えるのを楽しみにしています。
 これでお話を終わります。


9月 お話朝会挨拶 ・・・平成23年9月20日


今朝は,校長先生が最近の皆さんの生活の様子で気がついていることを二つお話しします。
 一つ目は,最近皆さんの登校時間が早くなったことです。もっと正確に言えば,登校時間の8時25分ぎりぎりに学校に来る人が少なくなったということです。
 校長先生は,朝に学校前のセブンイレブンの交差点にできるだけ立つようにしていますが,9月の始め頃までは,交差点を8時20分ごろ通る人が何人かいたのです。あそこを8時20分に通るということは,学校に着く時間は,登校時間の8時25分ぎりぎりになってしまいます。ところが,最近は,あそこの交差点を8時15分にはほとんどの人が登校し終わっているのです。
 何故だろうと考えてみました。これは,調査していないのではっきりとは言えませんが,もしかしたら,「早寝・早起き・朝ご飯」の習慣が少しずつ身に付いてきたのではないかと校長先生は考えています。夜,早く寝て,頭がすっきりした状態で朝,目を覚まし,おいしい朝ご飯をきちんと食べて,登校している。そのせいで,皆さんの登校時間が早くなったのではないか。そうだとうれしいですね。
 「早寝,早起き,朝ご飯」の大切さについては,皆さんも分かっているはずです。実行できるようになってほしいと思います。

 二つ目です。朝の挨拶のことです。
 これについては,校長先生は以前から市名坂小学校の子供たちの挨拶はすばらしいと言っていました。
 ところが実はね。夏休み明けは元気な朝の挨拶がなかなか聞けませんでした。相変わらず元気な挨拶をしてくれる人もいるのですが,全体的に,どこか疲れているような元気のない挨拶が多かったのです。毎日暑いので,疲れているのかな?と思ったりして,ちょっと心配していました。
 ところが,先々週あたりから,また,以前のような元気な挨拶が聞けるようになってきました。うれしいことです。これは,1年生が「挨拶運動」を頑張ってくれたおかげかもしれませんね。
 元気な朝の挨拶は,一日を「がんばるぞ」という気持ちにさせてくれます。以前のようにすばらしい挨拶ができるようになった市名坂小学校の皆さん。良いことは続けられるようにしましょう。
 今日は,校長先生が最近気付いていることを二つお話ししました。それではこれでお話を終わります。

8月 夏休み明け集会 挨拶 ・・・平成23年8月25日

 長い夏休みが終わり,今日からまた学校が始まりました。夏休み前に校長先生が全校集会で,「8月25日に,また皆さんの元気な笑顔に会えるのを楽しみにしています。」と言いました。その言葉どおり,今日皆さんがとても元気な顔をしているので校長先生はとってもうれしいです。

 さて,今日から1学期後半の勉強が始まります。6年生は,9月15日に陸上記録会という大きな行事はありますが,各学年とも1学期の勉強のまとめの時期に入ります。授業に集中して,しっかり勉強してください。それには,授業中,先生のお話や友達の発言を真剣に聞くことが大切です。
 以前,校長先生は,市名坂小学校の子供たちはあいさつがすばらしいと言いましたが,最近,もう一つ市名坂小学校の子供たちのすばらしいところを見つけました。それは,お話朝会や全校集会でのお話を聞く態度もすばらしいことです。今日の皆さんの話を聞く態度もすばらしいです。顔をきちんと校長先生の方に向けてお話が聞けています。この態度を授業中にもできたら,担任の先生のお話や友達の発言をきちんと聞くことができたら,きっと授業の中身ももっと理解できるようになると思います。
 それともう一つ。授業に集中するためには,睡眠(眠ること)とご飯を食べることがとても大切です。よく眠ると頭がすっきりします。ご飯,特に,朝ご飯をしっかり食べると,一日中,頭の働きがよくなります。つまり,「早寝・早起き・朝ご飯」です。「早寝・早起き・朝ご飯」の習慣を身に付けて,授業中に先生のお話や友達の発言をしっかり聞くと,勉強も今より分かるようになります。

 この後,2校時目に養護教諭の小野寺えり子先生と,栄養教諭の今野聖子先生からこのことについてのお話がありますので,これもしっかり聞いてください。
 それでは,これでお話を終わります。


7月 夏休み前集会 挨拶 ・・・平成23年7月20日


いよいよ明日から夏休みに入りますが,今年は3/11に東日本大震災があり,いつもとは違う特別な年でした。震災により,多くの人が亡くなり,今だに行方不明の人もたくさんいます。私たちの市名坂小学校も,一時は校舎も体育館も使えない状態になりましたが,工事関係者を始め,たくさんの人々の努力で4/13に始業式と入学式を迎えることができました。
 私たちは,この震災を通じて3つのことを学びました。一つ目は,何よりも「命が大切であること」。二つ目は,いろいろ応援してくださった方々への「感謝の心を忘れないこと」。そして,三つ目はこの震災から立ち直るために,「自分のできる事をしよう」ということです。この3つのことは,これからも忘れないようにしてください。
 次に,学習面で振り返ってみたいと思います。始業式,入学式から,今日まで66日の授業日がありました。入学式,運動会,修学旅行,野外活動等々,行事だけでもたくさんありました。
 皆さんの成長の跡を見てみましょう。1年生の皆さんは,学校にもすっかり慣れ,学校に通ってくるのがとても楽しみになりました。2年生は,1つ上の学年になり,自分のことだけでなく,1年生のお世話もできるようになりました。3年生は,リコーダーの勉強をしました。とても美しい音色に,音楽の勉強がますます好きになりました。4年生,新しくクラブ活動に参加しました。自分の趣味も生かせる活動で,とても楽しく参加している様子が印象的です。また,総合的な学習の時間に,学区の震災の様子を写真に撮りました。それが発展して,近々被災地の小中学校に励ましの手紙を書くことになったと聞いています。5年生は野外活動がありました。カレーライス,とてもおいしかったです。一方,登山は雨の中で正直辛かったと思います。でも,辛いことを乗り越えることの大切さも知ったのではないでしょうか。6年生は修学旅行がありました。思いっきり楽しむことができ,小学校生活最高の思い出になったと思います。一方,インフルエンザによる学級閉鎖で,5/28の運動会で演技はできませんでしたが,6/20の「6年生の運動会」での演技は大変見事でした。皆さんの集中力に感動しました。
 さて,明日から35日間の長い夏休みです。夏休みを迎えるに当たり,校長先生から3つのお願いがあります。
 @ 規則正しい生活をしましょう。
   「早寝,早起き,朝ご飯」を守り,規則正しい生活をしましょう。
 A 挨拶をしましょう。
   市小の皆さんのよいところは,挨拶がしっかりできることです。夏休みも,家族間  で,「おはよう」「いただきます」「行ってきます」「ただいま」「お休みなさい」など  の挨拶はしっかりしましょう。また,近所の人や知り合いの人にも元気のよい「おは  ようございます」「こんにちは」の挨拶ができるといいですね。
B 夏休みにしかできないことを体験しよう。
   お祖父ちゃんやお祖母ちゃんの家,親戚の家に出かけたりと普段あまり行かないと  ころに出かけることも多いと思います。そして,お墓参りや夏祭りなどに参加するこ  ともあるかもしれません。そんな時にはせっかくのチャンスです。積極的に参加して  体験してみてください。また,夏休みは一つのことにじっくり取り組むにはいい機会  です。理科の観察や工作など,自分の興味あることにどんどん挑戦してほしいと思い  ます。
 以上,校長先生から夏休みを迎えるに当たり, 3つのお願いをしました。

その他,今日担任の先生から「夏休みの暮らし方」について,プリントと一緒にお話があるかと思います。お話をしっかり聞いて,約束を守り,事故のない楽しい夏休みにしてください。
 それでは,8/25に皆さんの元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。


6月 お話朝会 挨拶  「めあてをもつこと」・・・平成23年5月31日


 運動会が終わりました。すばらしい運動会でした。
 全校の運動会のめあては「最後まで心を一つにがんばろう」でした。これについて,当日教頭先生もお話されましたが,校長先生もめあてが達成できたと思います。
 その他に,皆さん一人一人の運動会のめあてがあったと思います。ある人は,「かけっこや短距離走で1位になること」だったかもしれません。6年2組の人は,インフルエンザで出席できなかった1組の人の分も含めて,「係の仕事をがんばろう」というめあてが多かったのではないでしょうか。皆さん一人一人のめあては達成できたでしょうか。
 めあてが達成できてもできなくても,めあてをもつことは大変大切な事です。4月に,新しい学年が始まった時,皆さんはそれぞれ今年1年間のめあてを考えたと思います。そのめあてを達成するためにがんばろうと思ったはずです。
 めあてをもつことはがんばろうという意欲につながります。意欲があれば,めあてを達成するためにがんばります。めあてをもつ人ともたない人では,このがんばりが違ってきます。めあてが達成できなければ反省します。どこが悪かったのか,努力が足りなかったのか考えます。そして,また新しいめあてを考えます。
 校長先生は,1年間のめあての他に,小さなめあてをもつことも大切だと思います。「今日の国語の時間は,漢字を5個おぼえよう」とか,「今日は,お家のお手伝いをしよう」とかです。このように,1年間のめあての他に,毎月,毎週,或いは,毎日の勉強や生活での小さなめあてをもつことも大切です。
 さて,皆さんは,次はどんなめあてを立てますか?


故郷復興プロジェクト 挨拶・・・平成23年5月11日


◎ 児童の皆さんへ
 今日5月11日です。東日本大震災からちょうど2ヶ月が経ちました。1000年に一度と言われるほどの大きな震災でした。地震の揺れ,怖かったですね。校長先生も大変怖かったです。死ぬかと思いました。津波も恐ろしかったです。津波は,一瞬にして命を奪い,建物を破壊しました。普段,何気なく使っていた電気やガスが止まり,水道も出なくて大変困りました。食べる物もなかなか手に入らず,お腹いっぱい食べることができませんでした。
 でも,震災から学んだこともたくさんありました。始業式でもお話しましたが,それは,一つ目には,何よりも「命が大切であること」。二つ目には,いろいろ応援してくださった方々への「感謝の心を忘れないこと」。そして,三つ目は,この震災から立ち直るために,「自分の出来る事をしよう」ということです。
 今日の活動は単なるゴミ拾いではありません。僕たち,私たちの町,仙台が地震や津波の被害から立ち直るきっかけとする活動です。今日は,「自分の出来る事をしよう」ということで,住んでいる市名坂をお家の方々,地域の方々,応援してくださっている方々と協力してきれいにしました。この活動は,自分の町を元気にするための第一歩です。皆さんにも,自分の町を元気にすることができるのです。これからも,お家の人たちや地域の人たちと協力し合って,自分の故郷市名坂,自分の故郷仙台を創っていきましょう。

◎ 保護者,地域,ご参加いただいた皆さんへ
 本日は,ありがとうございます。
 子供たちは,次代の担い手です。今回の震災を逆にバネとして,子供たちを新たな故郷創りの担い手に育てていけたならばと思っています。普段の教育を大切にしつつ,一方で,今だからこそ教えなければならないことは何なのか。学校としても皆さんと一緒に考えていければと思っております。
 今後ともご支援・ご協力をよろしくお願い申しあげます。本日は,早朝からのご協力に対しまして改めまして感謝申しあげます。ありがとうございました。



5月 お話朝会 挨拶・・・平成23年5月10日


 今日は,挨拶についてのお話をします。
 校長先生が市名坂小学校に来て,40日が経ちます。今,校長先生が市名坂小学校でここがすばらしいと思っていること,たくさんありますが,特にすばらしいなあと思っていることを言います。それは,皆さんの朝の挨拶です。
 校長先生は,毎朝学校近くのコンビニの前に立って,皆さんの登校の様子を見ています。
 登校する皆さんの中で,一番すばらしいと思うのは,自分から校長先生に「おはようございます」と挨拶をしてくれる人です。これには,校長先生も大変うれしくなります。特に,元気のよい挨拶には,校長先生も思わず「おはようございます」と元気な挨拶になります。そして,今日一日「がんばるぞ」という気持ちにさせてくれます。
 二番目にすばらしいと思っているのは,校長先生が「おはようございます」と声をかけると,「おはようございます」と声を返してくれる人がいることです。
 ただ,校長先生が残念に思っているのは,「おはようございます」と声をかけても,挨拶を返してくれない人がいることです。このような人も,まだ市名坂小学校には10人の内,2人ぐらいいます。
 今朝,5年1組の人たちが,校門のところに立って,挨拶運動をしてくれました。市名坂小学校という名前にちなんで,「1」と「7」のつく日にクラスごとに挨拶運動をやってくれます。4月には6年生の人たちがやってくれました。
 この運動を通じて,市名坂小学校全員が地域の人や友達同士で元気な挨拶ができるようになることを期待しています。


平成23年度のスタートに当たって・・・平成23年4月18日               


  3月11日に東日本を襲った1000年に一度とも言われる大きな地震と津波。私たちが長年かかって築き上げてきた,産業,文化等々,そして親子関係までも消滅させてしまいました。
  市名坂小学校も,私が着任した4月1日には,自校の校舎を使っての学校再開は無理ではないかとのお話がありました。しかし,市教委はじめ工事関係者,各方面の方々の懸命のご支援,ご協力があって,4月13日の学校再開にこぎつけることができました。学校便りでもお知らせしましたとおり体育館はしばらく使えませんが,ここからは我々教職員の出番だと思っております。開校以来培ってきた良き伝統と共に,今この時だからこそ取り組まねばならない内容を加味しながら学校と家庭がよきパートナーとして子供たちの教育に共に取り組んでいきたいと願っております。
  最後に,私が始業式で子供たちに話した内容を書かせていただきます。私の今の気持ちの一端を汲み取っていただければ幸いです。

  皆さん,今日から一つずつ上の学年に進みました。進級おめでとうございます。始業式に当たり,校長先生から皆さんに三つお願いがあります。
  一つ目のお願いは,「命を大切にしよう」ということです。3月11日に1000年に一度と言われる大きな地震と津波がありました。小学生もたくさん亡くなりました。まだ行方不明の友達もいます。お父さん,お母さんが亡くなった友達もいます。しかし,大変幸せなことに皆さんの命は助かりました。生かされた命を大切にしてほしいと思います。
 二つ目です。それは,「感謝の心を忘れないようにしよう」ということです。
 校舎や体育館が地震や津波の被害にあったため,まだ授業が始められない学校もたくさんあります。幸せなことに,市名坂小学校は今日始業式を迎えることができました。この影には,学校を一生懸命修理してくださった工事の人や地域の方々の協力がありました。感謝の心を忘れないでほしいと思います。
そして,三つ目は,「自分のできる事をしよう」ということです。
 校長先生は,地震があった1週間後の3月18日に最も被害の大きかった町のひとつである女川町の避難所に行ってきました。
 避難所となっている体育館には,ちょうど届いたばかりの食べ物や飲み物が運び込まれたところでした。その中で,小学生から中学生ぐらいの男の子4人が荷物運びを手伝っていました。
 そばにいた大人の人に聞くと,自分から手伝ってくれているのだそうです。自分にできる事を考えて行動する,大変大事なことだと思いました。皆さんにもできる事があるはずです。「自分のできる事をしよう」 これが三つ目のお願いです。
 以上,三つをお願いをしました。これで校長先生のお話は終わりますが,今日は午後から入学式があります。6年生の皆さん,準備のお手伝いしっかりお願いします。他の学年の皆さんも明日から1年生に親切にしてあげてください。



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