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落合観音堂

伊達政宗により落合に移された,江戸時代初期の茅葺本堂

おちあいかんのんどう

落合観音堂

Ochiaikannondo

In English
指定区分
Classification
宮城県指定 / 建造物
年代
Age
江戸時代 - 寛永4年(1627)

Quantity
1棟
指定年月日
Designated Date
昭和44年(1969) 08月29日

所在地
Location

宮城県仙台市太白区四郎丸字落合60
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解説
Description

落合観音堂は,もと袋原にあったが寛永4年(1627)伊達政宗が四郎丸に移したとされ,さらに昭和26年(1951)名取川改修のとき,現在地に移した。棟札(むなふだ)1枚が附(つけたり)指定されている。素木造(しらきづくり)で三間(さんげん)四方,入母屋造(いりもやづくり),茅葺,平入(ひらいり)で,前面に向拝(こうはい),三方に縁をめぐらしている。寛永4年の棟札があり,全体的によく江戸時代初期の雄健で素朴な特徴を残している。観音堂内には,入母屋造の厨子(ずし)があり,本尊の十一面観音像が納められている。仙台市指定有形民俗文化財に指定されている「中村景貞乗馬図(なかむらかげさだじょうばず)」「宇治川先陣図(うじがわせんじんず)」「曳馬図(ひきうまず)」「金銅板押出三重塔(こんどうばんおしだしさんじゅうのとう)」の絵馬や観音堂と関わりが深いと伝えられる蟹の絵馬が奉納されている。

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