大和小学校ブログ

　第２学期の始業式にあたり，「読書の秋」と「芸術の秋」に関連した話をしました。


【読書の秋】
　「全国学力・学習状況調査」の結果が出ました。それによると本校の児童は国語の「書く」力が優れていることが分かりました。
　また，これから伸ばしたいこととしては「読む」力を付けることが挙げられました。そのためには読書が有効だと感じています。
　そこでこの機会に，全校児童に，もっと本を読んでほしいと思います。
　私が学校に来るとき，地下鉄の中でも読書しているたくさんの人を見かけます。また，最近，日系イギリス人（ご両親は日本人で，ご本人も小さい頃は日本で生活していたそうですが）カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞したというニュースもありました。
　ぜひ目標を決めて「読書の秋」を過ごしてほしいと思います。下の学年なら「冬休みまでに何冊読む」とか，上の学年なら，それに加えて「長い読み物に挑戦する」など，一人一人が考えて決めましょう。

【芸術の秋】
　大和小学校では２学期に「音楽発表会」があります。
　今年のテーマは「歌声100％　最高の大和メロディー」です。このテーマにあるように，「最高のメロディー」を聴かせてほしいと思います。
　そのためのヒントは,ただ演奏するだけでなく，どんな曲かを理解して，どう表現したいかを考えることです。そしてその表現をするために工夫して練習を進め，最高の大和メロディーに仕上げましょう。

　秋は「実りの秋」とも呼ばれ，米や果物などが収穫される季節です。大和小学校でも，これまで勉強したことを基にして，より大きく実らせるときです。
　今日は「読書の秋」と「芸術の秋」についてお話をしましたが，それだけでなく一人一人が取り組んでいるものを実らせてほしいと思います。