八木中Blog

本日も快晴の大槌町です。
日の出と共に、キレイな朝焼けが穏やかに凪いだ海を染めています。



今日の研修先は、遠野ふるさと村と平泉の世界遺産群です。
昨日は、ケガ人や体調不良者なしでした。八木中生の日頃の健康管理のすばらしさを感じます。
今日も元気に活動したいと思います！

夕食でお腹が満たされた後、今度は心と頭に栄養を補給しました。「おらが大槌夢広場」代表理事のＫ・Ｍさんに講話をお願いしました。
東日本大震災における大槌町の被災状況やその後の復興の足取りを教えてくださいました。大槌町では、津波被害の直後、火災が発生し、町の大半が炎に包まれたとのことでした。家庭で使われてプロパンガスがあちらこちらで爆発して「ボンボン」「パンパン」という音が聞こえたそうです。今でも被災者の耳に、その音は残っていて、打ち上げ花火の音を聞くと思い出してしまうという話が、とても印象的でした。



大槌町では、町長をはじめ、幹部職員の７割が、津波で亡くなったとのことでした。これは、被災した市町村の中では珍しく、その後、町役場が機能しなくなってしまったそうです。
Ｋ・Ｍさんは「心の復興は時間が掛かる」と、深い思いを込めて、語ってくださいました。



20時30分からは入浴、室長会議、消灯・就寝となります。
心地よい疲労感を感じながら、ゆっくり休んで明日に備えてほしいと思います。

1日目のブログはこれで終わります。ブログを見ていただいて、ありがとうございました。

とても楽しみにしていた夕食です。
品数がいっぱいで、文字通り「満腹」になった生徒が多かったようです。中には、食べきれずに、先生や友達に「献上」していた女子もいました。

1日目の行程を終えて、今晩お世話になる「三陸花ホテルはまぎく」に到着しました。上皇陛下・上皇后陛下と縁の深いホテルとして知られ、東日本大震災の津波で全壊した「浪板観光ホテル」を2013年に再建し、名称を改めたホテルです。テレビでも紹介されたので、保護者の中にもご存じの方がいらっしゃると思います。昨日の結団式で、校長が子どもたちにも話しました。はまぎくの花言葉「逆境に立ち向かう」のように、ホテルが再建されたこと、上皇陛下ご夫妻との心温まるエピソードは、私たちの心を打ちます。

三陸花ホテルはまぎく　ＨＰ　https://www.sanriku-hana.jp/story/



満月が海に光の道を作っています。「はまぎく」が可憐な花を咲かせています。