|
項目 |
評価 |
分析結果
|
| 環境 |
期間 |
◎ |
種蒔きから収穫までが40日〜60日であり,学期内の栽培実習が可能である。 |
| 時期 |
◎ |
生育適温が15℃〜20℃であり,日照条件がある程度整えば春から初冬まで,栽培が可能である。 |
| 経費 |
◎ |
種子は一袋(4_g)で200円程度である。 |
| 場所 |
◎ |
室内外とわず,ある程度の日射があれば十分生育する。 |
| 材料の入手 |
◎ |
様々な品種が園芸店などで購入できる。 |
| 養液栽培の可否 |
◎ |
養液栽培に適しており,養液栽培による生理障害や異常などは確認されない。 |
| 難易度 |
◎ |
非常に簡単に栽培できる。 |
| 内容 |
播種・育苗・定植 |
◎ |
基本的な播種法(すじ蒔き,点蒔き)が学習できる。播種時期によっては,保温の作業も体験できる。 |
| 生育過程 |
○ |
発芽,根や葉の生長などを短期間の間に学習できるが,生育に伴う変化には乏しい。 |
| 生育と環境 |
◎ |
生育適温が15℃〜20℃であるなど冷涼な気候を好むが,定植直後をのぞき,日中の温度が35℃程度でも十分に耐える。このため,温度と生育との関連を学習するには,明瞭な結果が得にくいと言える。しかし,特に強い光を好む作物ではないが,日射条件によっては生育速度に差がが見られる。光と生育との関連を学習するには有効な素材といえる。
|
| 生育と肥料 |
○ |
生育段階における施肥量の調整は必要ないため,学習の深まりは期待できない。ただし,肥料調整の対照実験では肥料過多の生育障害は確認されなかったが,無施肥と施肥では,明らかな差異が確認された。 |
| 病害虫の防除 |
○ |
ハモグリバエの幼虫による食害が確認された。他に,病気では軟腐病,灰色カビ病,害虫ではアブラムシが多い。ただし,養液栽培の場合は土壌からの菌の侵入はないため,病気は少ないといえる。このため,日常の観察と,害虫を発見した際の捕殺等が主な学習内容となる。 |
管理作業
|
○ |
培養液管理以外には特に必要としない。このため,栽培管理の基礎的,基本的な作業を行うには内容に若干乏しい。 |
| 実験的な扱い |
◎ |
播種から収穫までの期間が短く,1学期,2学期いずれでも容易に栽培できる。特に,光や肥料と生育との関連を追求するには対照実験が有効であり,室内外とわず,ある程度の結果が得られると思われる。また,実験栽培後は,栽培条件を整えることで,収穫にまで至り,作物を無駄にすることはない。生食できるため,味覚などを栽培方法により比較することができる。 |
| 創意工夫 |
◎ |
ペットボトルでの栽培以外にも,様々な容器や定植材料を利用した栽培が可能である。露地のスペースがなくても,室内の窓際などで手軽に栽培できる作物である。学習体験をもとに,家庭での栽培が十分に可能である。 |