日頃より鶴谷特別支援学校へのご支援やご協力を賜り,誠にありがとうございます。
これまで,新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか思うような教育活動が進められずにおりましたが,
5月8日に感染症法での位置づけが2類から5類へと移行し,それに伴って仙台市立学校での対応も変わりました。
本校でも引き続き感染防止への対策をしっかりと行いながら,これまでできなかった交流活動に再び取り組んでいきたいと考えています。
現在,各学部でゲストティーチャーをお招きしての学習活動を始めており,子供たちは楽しそうに取り組んでいます。
さて,昨年12月に本校も学校運営協議会を発足し,コミュニティ・スクールとして新たな一歩を踏み出しました。
コミュニティ・スクールとは,学校・家庭・地域の三者が,学校運営の基本方針や「育む子供像」を共有し,
連携・協働して取り組むための仕組みです。これからも「地域とともに歩む学校」として進んでまいりたいと考えております。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
本校の校章の由来は、「仙」の字を中心に、校木の「しらかば」の三枚の葉を「児童生徒」「教職員」「家庭」に見立て、 その三枚の葉が一体となり、一つの輪になって、手を取り合い学び合う姿を表しています。
本校は昭和53年,仙台市心身障害センター設立の趣旨を踏まえて設立された。以来,「この子らを世の光に」を心として, 仙台市立唯一の知的障害特別支援学校の役割を果たすべく,児童生徒の自立と社会参加の基礎となる生きる力を培うための 教育を期待されてきた。関係施設・諸機関等との連携を図り,一人一人の教育的ニーズに応える教育の在り方を探り,仙台市の特別支援教育の推進に寄与することを任務としている。
一人一人の障害の状態及び発達段階や特性等に応じた適切な教育を行い,心身の調和的な発達を図ると共に, 互いの関わりの中で健康でたくましく生きる力を身に付けた児童生徒の育成に努める。
1 社会に開かれた教育課程の実現を目指す学校
(1)卒業後の社会参加や生活を見据えた系統性のある教育実
(2)学ぶ楽しさを味わえる学習内容の工夫
(3)人とかかわる楽しさを広げる連携活動の強化
(4)子供たちを中心に据え,保護者や関係機関等と連携して健やかな成長を目指す学習環境の構築
2 専門性を発揮し学び続ける学校
(1) 特別支援教育の指導者としての専門性の向上
(2) 仙台市の特別支援教育のセンター的機能の充実・発展
明るくたくましい子
体力の向上及び健康で安全な生活を営む態度・習慣を育てる
自ら学び,自分でやろうとする子
基礎的・基本的な知識や技能の習得を通して学びに向かう力及び自律的な生活態度を養う
仲良くかかわる子
安定した豊かな情操と,相手を意識してコミュニケーションを行う意欲を育てる
喜んで働く子
将来の社会生活に必要な知識・技能の習得を図り,喜んで働く意欲と態度を養う
生きる力を育てる学校:一人一人の児童生徒の教育的ニーズを大切にするとともに、互いの関わりの中で生きる力を育てる。
互いに育ち合う学校:一人一人の教職員の意欲を大切にし,教師も児童生徒も互いに育ち合う。
安全で安心な学校:保護者や地域と細やかに連携し,安全で安心な学校作りに努める。