9月3日(木)

 みなさん、こんにちは。

 今朝は雨が降ったりやんだりでしたが、またまた暑さが戻ってきました。台風の動きも気になります。災害が起こらないことを願います。

 今日は、東六番丁小学校の「学校評議員会・学校関係者評価委員会」が開かれました。大学の先生、地域や同窓会、PTA、児童館等の代表の方に集まっていただき、今年度の学校経営や日常の指導、いじめ防止の取組などについて説明をして、ご意見をいただきました。
 それぞれの立場から、地域での子供たちの様子や社会情勢を踏まえた今後の学校への課題、保護者の目から見た学校の取組などについてたくさんのご意見をいただきました。
 各教室の授業の様子も見ていただきました。IMG_5135.JPGいただいたご意見を踏まえ、子供たちの学校生活がさらに充実したものになるよう、教職員一同、努力していきたいと思います。ありがとうございました。

 その会の中でも話題になりました。いじめの対応の難しさです。
 現在のいじめの定義では「(前略)対象となった児童が心身の苦痛を感じているものをいう」となっています。つまり、行為を行った側がどんなに善意や相手への好意、思いやりを持って行ったことであっても、相手側が(いやだった)と感じたら、いじめに該当するということです。
 例えば、ある友達への励ましのつもりで「もう少しがんばれよ」と言ったとします。言われた方が「おれはがんばっているのに、がんばりが足りないって言われた」と受け止めたら、定義上はいじめが発生したことになります。しかし、「がんばれよ」という言葉に悪意があるとは思えません。そう言ったことをいじめと言われたら、友達を励ますことも応援することもできなくなります。両者の言い分を十分に聞かないと、その場の状況や真意は分かりません。
 7月15日・16日のブログでも話題にしましたが、このような場面はどこの学校でもどこの教室でも、どんな人間関係の中でも起きうることです。
 このようなときに、教師としてどのように対応するか、保護者とどのように協力すれば両者をうまく納得させられるか、日々難しい課題に向き合っています。

 

 
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