8月31日(月)

 みなさん、こんにちは。

 「暑いですね」という言葉を口にしないのは、何日ぶりでしょうか。朝晩はだいぶ涼しくなりましたね。熱中症の次は、季節の変わり目の体調管理ですね。気をつけましょう。

 今日は、6年生の教室で読み聞かせがありました。その「感想カード」を見せてもらったところ、とてもすてきな感想がありましたので、いくつか紹介します。

「私は、この『やまなし』という本を聞いて、とてもいい話だなと思いました。あわを、兄さんとぼくのどっちが大きいか対決しているときに、主人公のぼくは、私みたいに負けずぎらいなんだなあと思っておもしろかったです。まだまだ宮ざわけんじの本をたくさん読んで、岩手のことをたくさん知りたいです。」

「言葉と絵で伝わるものがちがって、言葉では1つ1つの言葉がつなぎ合わされて、伝統があると感じ、絵では、自然の色の強さやにおいを感じました。」

「『カプカプわらったよ』という表現が面白かったです。笑うときは『カプカプ』という言葉は使わないので、宮ざわけんじさん特有なんだなと思いました。また、読み聞かせをしてくださった人が、人物によって声を変えていて、すごいと思いました。」

「いつの間にか夢中になってしまうほど、読むのが上手だった。修学旅行に向けて、もっと宮ざわけんじのことを知りたいと思った。」

 この感想を読むだけでも子供がどんな学びをしているかが分かります。
 読み聞かせがとても上手だと思ったこと、想像力を働かせていること、もっと学習したいという意欲につながっていること、感謝の気持ちをもっていること、そして、子供自身がすてきな言葉を選んで書き出していること、などなどです。
 読み聞かせの効果が分かりますね。こういう感動と学びの場を子供に与えていただいていることにも「ありがとう」です。


 さて、今日も「ありがとう」の場面に出合いました。IMG_5111.JPG「SSS」(スクール・サポート・スタッフ)のみなさんに、廊下や階段を掃除したり消毒をしたりしていただいています。ありがとうございます。「自分にできることをしよう」という気持ちが何よりもありがたいことです。
 確か、あのJ.F.ケネディが言いましたね。「国があなたのために何をしてくれるかを問うのではなく、あなたが国のために何ができるかを考えてほしい」というようなことを・・・。

 
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