仙台市立住吉台小学校Blog

ようこそ住吉台小学校Blogへ
<< January 2023 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

防犯ボランティアさんありがとうございます

2023.01.27 Friday | 校長室

 1月25日(水)に襲来した大寒波により,住吉台は白一面となりました。地域の皆様は,早朝から通学路の雪かきを行ってくださいました。また,防犯ボランティアさん方は,大変冷え込む中,子供たちが怪我をしないように,交通指導をしてくださいました。地域の皆様,防犯ボランティアの皆様のおかげで,子供たちは無事に登下校することができています。心より御礼申し上げます。
 雪が大好きな子供たちは,校庭で大はしゃぎ。雪だるまを作ったり,築山から滑り降りたり,雪合戦をしたりして楽しんでいました。

DSC04907-2.JPGDSC04911-2.JPGDSC04915-2.JPGDSC04921-2.JPGIMG_5283-2.JPGIMG_5307-2.JPGIMG_5313-2.JPGIMG_5314-2.JPGIMG_5319-2.JPG
author : 仙台市立住吉台小学校 | - | -

3年生 「佐藤忠壽さんとオオムラサキの出会い」

2023.01.27 Friday | 校長室

 1月24日(火) オオムラサキについて学習している3年生が,住吉台小学校にオオムラサキの飼育場を作ってくださった佐藤忠壽さんのことについてお話をうかがうことができました。講師は,かつて住吉台小学校で教師をされていた菅原泰徳様です。
 佐藤忠壽さんは,元警察官だそうです。まだ,警察官だったときに仙台のデパートで催されていた蝶の展示会に行き,国蝶のオオムラサキの標本に出会ったのだそうです。そのオオムラサキの美しい姿に魅せられて,退職したら,自分で育ててみたいと思ったそうです。
 それで,青森県の十和田市に行き,研究家の森一彦先生に会ってオオムラサキの育て方についていろいろ教えてもらったのだそうです。森一彦先生が作られたオオムラサキの図鑑は,住吉台小学校に40冊ほどあります。
 退職後,オオムラサキを飼育するのにふさわしい環境があるところということで,泉ヶ岳の麓にできた自然豊かな住吉台団地に移り住んだのだそうです。忠壽さんが,住吉台団地の入居者第1号だったそうです。そして住吉台小学校ができる頃に,校章のデザインも作ってくれたのだそうです。
 忠壽さんは,オオムラサキの舞う住吉台(後にふるさとに改称)を育てる会を結成し,平成3年に住吉台小学校で,見事にオオムラサキを誕生させたので,テレビなどで紹介され,一役有名校になったのだそうです。
 最後に,菅原さんは,住吉台小学校の皆さんに対する忠壽さんの願いを紹介してくださいました。冬の間6ヶ月間,寒いのに落ち葉の中でじっと我慢しいる幼虫,美しい蝶になって皆を楽しませてくれるオオムラサキのように「我慢(忍耐)できる子供」「やさしい温かみのある子供」になってほしいということでした。
 まさに今年の学校のスローガン「あたたかい心」にも通じるお話だと思いました。実際には,もっと詳しいお話を聴かせてくださった菅原様,大変ありがとうございました。3年生のオオムラサキへの思いが一段と深まったように思います。

 IMG_5273(2).JPGIMG_5275(2).JPGIMG_5278(2).JPG
author : 仙台市立住吉台小学校 | - | -

6年生の卒業を祝う餅つき会

2023.01.20 Friday | 校長室

 1月20日(金)に「6年生の卒業を祝う餅つき会」が行われました。お世話してくださったのは,オオムラサキの飼育でもお世話をいただいている佐藤審重郎さん,餅つきのお話をしてくださった反田恵美子さん,米作りを教えてくださった奥山壽さん,PTA本部,学年委員,コンパスの皆さんです。(準備には地域の方々にも御協力いただいています。)
 6年生の卒業を祝ってくれるような,明るくまぶしい光が輝く晴天の中,校庭でまず餅つきが行われました。杵と臼は萱場地区からお借りしました。佐藤さんが,杵の使い方を教えてくださり,反田さんや,PTA,コンパスの皆さんが,相取をしてくださる中で,6年生の子供たち全員が餅つきを行うことができました。
 次にクラス別に家庭科室,理科室に移動し,餅花作りが行われました。餅花を飾るミズキの木は,奥山さんが6年生全員分と学校用のものを用意してくださいました。子供たち一人一人が,お世話をしてくださる方に丁寧に教えていただきながら,紅白のつきたての餅を丸めてミズキの木に取り付けます。餅が手に付くので,悪戦苦闘しながらも,子供たちは一生懸命飾り付けを行いました。さらにまゆ玉やかみせん,宝船(PTA本部作成)などを飾り付けて完成させることができました。
 卒業を迎える6年生と米作りを行った5年生に,PTAから餅と学校園で収穫した餅米を一人一人に配付していただきました。この日のために,昨年中から準備してくださった多くの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。


IMG_5199.JPGIMG_5202.JPGIMG_5204.JPGIMG_5220.JPGIMG_5227.JPGIMG_5238.JPGIMG_5242.JPG
IMG_5244.JPG
author : 仙台市立住吉台小学校 | - | -

6年 先輩に学ぶ(反田恵美子さん)

2023.01.20 Friday | 校長室

 1月19日(木)に6年生の「先輩に学ぶ」の授業がありました。講師は,住吉だい鼓や読み聞かせ,わくわくタイムなどでお世話をいただいている反田恵美子さんです。今回は,「卒業を祝う餅つき会」のことについて話をしてくださいました。
 住吉台小学校での「餅つき会」は小学校が開校した次の年,平成元年から30年以上続けられているということです。住吉台小学校の子供たちに豊かな自然を味わってほしいという思いから始められたそうことです。萱場の方々が,昔ながらの薪や蒸し器,杵と臼を用意してくださって,6年生と保護者,PTA本部,萱場地区,町内会,地域の方々がたくさん集まってお餅を食べたのだそうです。
 反田さんは,「お餅だけじゃなく,地域の心を配っている。だから,コロナ禍になってもやめないように皆で話し合って「餅花作り」として続けている。」とおっしゃっていました。
 かつて,住吉台の人数が一気に増えたとき,一時,子供たちが落ち着かなかったときがあり,そんなときに地域やPTA,町内会が立ち上がって,人とのつながりを築いていこうと「ふれあいコンサート」を始めたそうです。また,子供たちのパワーを生かして住吉太鼓も始められ,町内会が夏祭りや新年会で発表する場を設けて,地域の方との交流する機会を作ってくれたとのことでした。
 反田さんは,2004年から子ども教室を始められ,太鼓や読み聞かせ,わくわくタイムを行ってくださっていますが,それは,子供たちに,地域にいろいろな方々がいることを知ってもらい,かかわりを通していろんな体験や交流をしてもらいたいという思いを持ったからだそうです。これからも皆のサポーターを続けていきたいというお話でした。
 子供たちは,「住吉台の地域の方々の思いがすごく伝わりました。」「太鼓はやっていたけれど,それ以外の地域のことも知ることができていい機会になりました。」「今の住吉台があるのは地域の皆さんのおかげなんだなと思いました。その思いをこれからもつないでいけたらと思いました。」といった感想を述べていました。
 「地域とともに子どもを育てていく」ことが,学校の最大の特色ある力であることを改めて感じることができました。貴重なお話をいただきありがとうございました。

IMG_5176.JPGIMG_5178.JPGIMG_5183.JPG
author : 仙台市立住吉台小学校 | - | -