仙台市立住吉台小学校Blog

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オオムラサキのお話

2023.06.07 Wednesday | 校長室

 6月7日(水)3年生は、オオムラサキに詳しい先生から、お話を聞くことができました。講師は、歴史民俗資料館館長の鶴谷先生です。鶴谷先生は、開校2年目から8年間住吉台小学校で教員をしていて、オオムラサキの世話をしていた方です。
 鶴谷先生は、当時4年生の担任をしていて、その頃は4年生で昆虫の勉強をしていました。校長先生から「オオムラサキ」という蝶を見たくないかと、オオムラサキを飼っている連合町内会長の佐藤忠壽さんを紹介されたそうです。そのときにオオムラサキを子供たちに見せるために借りたことがきっかけで、オオムラサキの観察をしたり世話をしたりするようになったそうです。
 鶴谷先生は、佐藤忠壽さんが、小学校にオオムラサキを飼育するためのネットを張ってくださり、幼虫を分けてくださったことや、オオムラサキの舞うふるさとにするために、泉ヶ岳や住吉台にエノキを植樹したこと、オオムラサキを手に入れるために様々なところに出かけていったこと、育て方を学ぶために青森県の十和田まで行ったことなどなどを教えてくださいました。
 また、テレビに画像を映しながら、オオムラサキの成長の様子を教えてくださったり、アゲハの幼虫を持ってきて子供たちに見せてくれたりしました。
 最後に、鶴谷先生は、佐藤忠壽さんは、オオムラサキを中心に地域作りを行った人だということ、オオムラサキのたくましさ、冬の我慢強さ、最後に頑張って飛ぶ美しさを見習ってほしいこと、オオムラサキの学校と言われることに自信を持って暮らしてほしいことをお話ししてくださいました。


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