はっぴい たうん にゅーす

仙台市立幸町小学校Blog
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この夏を振り返って

暑い暑い夏でした。ここ仙台でも連日の真夏日。
 そして,夏休みの最後には,台風7号9号の直撃を受け,避難所開設準備指示が出されるなど,猛暑,台風,大雨と自然の脅威を感じることが多くありました。子どもたちに持続可能な社会を残していくことの重要性を痛感するとともに,今後さらに環境教育,防災教育等にも力を入れていかなければと思いました。
 さて,朝起きてテレビを点けるとメダルが増えている。「ありがとう」と言って,抱き合う感動のシーンが一日の始まりを後押ししてくれるオリンピックサマーでもありました。「ありがとう」と感動の涙を見せるメダリストたちに共通するのは,「よい師との出会い・家族の支え・本人の精神力」のようです。その子のよさや特長を見いだし,「あなたの○○はすばらしいねえ。」と言う一言が,その子を目覚めさせ,家族の不断の支えがあって,実を結ぶのでしょう。教師としては,そんな人生の支えとなる一言や励ましができたらいいなと思いますし,親としては,いくつになっても常に子どもを信じて寄り添う支えでありたいとも思います。
 地元という言葉も,オリンピックでは欠かせません。地元や母校の人々が,パブリックビューイングで応援し盛り上がっている光景を目にすると,人は一人では生きていけないのだと思わされます。電車に乗るとほとんどの人がスマホしか見ていない世の中ですが,喜びは,共に分かち合う人がいて,初めて味わえるものです。母国,母校,地域集団への所属意識が,いかに人のこころの拠り所となっているのかを考えさせられた夏でした。
 「幸町納涼祭」や,「親父の会学校に泊まろう」の経験は,子供たちの心に「地元幸町」
を意識させる大切な思い出になるものと思います。ご尽力いただいた町内会,各団体,PTAの皆様に感謝申し上げます。
 35日間の夏休みを終え,一回り大きくたくましくなって戻ってきた子供達と,エンジン全開で,1学期後半をスタートしたいと思います。



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author : 幸町小学校 | - | -