仙台市立六郷小学校Blog

みなさんこんにちは。今日は「揚げパン」の紹介をします。
「揚げパン」は、今も昔も、人気の給食第一位のメニューです。
揚げパンの材料であるコッペパンは、戦争の後、食料が無かった時代に、アメリカからの援助によって学校給食で提供されるようになりました。しかし当時のコッペパンはすぐに固くなってしまい、おいしくなかったそうです。そこで給食の調理員さんは考えました。
「学校を欠席した子どもにパンを届けてあげたいけれど、時間がたっているパンはおいしくない。どうしたらおいしいパンを届けてあげられるだろう。」
そこで生まれたのが揚げパンです。パンを揚げて砂糖をまぶしたところ、時間がたってもやわらかくおいしく食べられたため、給食の人気メニューとして全国に広がっていったのです。
揚げパンは、おいしく食べてほしいという調理員さんの思いから生まれた料理なのですね。六郷小学校の給食室も思いは同じです。今日はみなさんが楽しみにしていた揚げパンを、味わってください。