伊達邦宗(だて・くにむね)                    1 2 3 4


明治39年,邦宗は,沼倉吉兵衛という人を技師としてまねきます。

当時,養種園では外国から種をとりよせ,野菜の品種改良を行っていました。

吉兵衛は,中国の白菜の種を取り入れ【仙台白菜】という新しい白菜の品種をつくりだしました。この白菜は,「日本一仙台白菜」として,全国にその名が知れ渡るほどのすばらしいものでした。

伊達家の農場としてスタートした養種園は,東北の農業の発展に大きな役割を果たしたのです。