本郷国包(ほんごう・くにかね)                  1 2 3


後には,屋敷を現在の西公園のあたりに与えられました。「仙台藩内第一の名人」と呼ばれた国包が刀を打つ槌音(つちおと)は,まるで音楽のようにすばらしいものであったそうです。

正保2年(1645)54才で藩の刀工を息子にゆずりました。寛文4年(1664)12月3日,73才で亡くなり,新寺小路の善導寺(ぜんどうじ)にほうむられました。
若林区新寺にある刀工・本郷国包一族の墓