与兵衛沼のハクチョウ非公開
※特に明記している場合を除き、観察時刻は午前7時50分とする。

平成22年11月12日(金ついにハクチョウがやってきました

今年もハクチョウが飛来しました。11月12日(金),この日は学芸会一般公開の前日でした。子供たちの活躍を応援するかのように6羽のハクチョウが優雅な姿を見せてくれました。今年は,この日を今シーズンの「飛来日」とします。
 残念ながら写真はありません。
その後しばらくハクチョウは姿を見せませんでした。

平成22年11月29日(月)

しばらくぶりに2羽のハクチョウが姿を見せました。
与兵衛沼の北側から南に向かって仲良く静かに漂っていました。
まぶしい日差しを受けてゆったりと水面に浮かぶハクチョウの姿に見入ってしまいます。このハクチョウたちのすくそばを子供たちは通学しています。

平成22年12月2日(木)

今日は子供が1羽加わり3羽のハクチョウが沼の北東端にいました。
人間に慣れているのか近づいても驚きません。餌をせがんでいるかのように私の方にゆっくりとに向かって移動してきました。
枡江小では餌をあげることはせずに,自然のままで接することにしています。

平成22年12月7日(火)

今日は,校舎4階から飛び立つハクチョウたちを撮影しました。
今日は6羽のハクチョウが見られました。
電線,電話線が少しじゃまですが・・・。

平成22年12月8日(水

2羽のハクチョウが仲良く並んで沼の奥(西側)に向かって進んで行きました。


平成21年12月8日(火)ハクチョウが7羽に増えた。
今日は,昨日より1羽増え合計7羽になった。昨日,出会った灰色のハクチョウも仲間と一緒にいた。
登校途中の子供たちも,フェンス越しにハクチョウに挨拶。何羽か飛んでいたとの子供の情報があったが,発見できず。

平成21年12月9日(水)
若いハクチョウの鮮明な写真


今日も全部で7羽のハクチョウがいた。12月7日に初めて会った若いハクチョウが、与兵衛沼の南東にいた。
岸から数メートルの地点にいたので、鮮明な写真を撮影することができた。全体的には、灰色であるが良く見ると、はねの合間から純白なはねが、見え隠れしている。
他のハクチョウとともに、岸を離れ沼の北東に移動していった。

平成21年12月10日(木)

校舎4階から与兵衛沼を眺める。奥が与兵衛沼。写真右手にハクチョウが見える。ハクチョウいる沼の前を子供たちや地域の方々が通る。手前は、本校駐車場。
本日も7羽のハクチョウと出会う。7時30分過ぎに3羽のハクチョウがどこからか飛んで来るのを職員が目撃。近くに大堤と呼ばれる沼などもあるので、夜間は他の沼にいるのかもしれない。
ハクチョウ飛来の前に何羽かいた鳥。カモの仲間と思われる。

平成21年12月11日(金)
今日は「子どもを守ろうデー」 一列に並ぶハクチョウを撮影

今日は、全市「守ろうデー」。職員で学校周辺を巡視。対岸の小高い丘から、校舎を撮影。
    一列に並ぶハクチョウ
珍しく7羽のハクチョウが、一列に並んで移動する。
若いハクチョウも後ろから2番目に並んで進む。1周り小振りだが、堂々と行進?

平成21年12月13日(月)ハクチョウが、わずか2〜3メートルまで近寄って来た。

すばらしい快晴の朝。雲一つない空が、水面に映る。見るものすべてが、輝いて見える。ハクチョウは、4羽と3羽のグループに分かれ休んでいた。
いつもと異なるアングルで撮影。奥に見えるのが、本校の体育館。すぐそばに、与兵衛沼があり、そこにハクチョウがいるということがとてもよくわかる。
ハクチョウが来てから14日目。人間にも慣れてきたのか、岸に降りてカメラを向けると寄ってきた。
ほんの2〜3メートルまで近寄ってきた。これまでは、我が愛機の安物デジカメの性能一杯で撮影し、しかもデジタルズームだったので、映像が「荒い」こともあった。今日は、さすがにハクチョウが近いので光学系のズームで十分。
ハクチョウの顔の表情もご覧の通り。くちばしの根元の黄色い部分、先端の黒い部分も鮮明に見える。

平成21年12月15日(火)最低温度が零下。あちらこちらの水たまりが凍っていた。

本日、仙台は、今シーズン初めての零下。学校のウコッケイの小屋も昨日から寒さ対策が施されました。
今日も7羽のハクチョウがいたが、与兵衛沼を囲むネットのすくそばに全員集合。
11月より与兵衛沼周辺は、草刈り払い作業中。作業員さんたちが現場に向かって歩き出すと、ハクチョウも引きずられるように、水面を移動。いつまでも付いていく様子が見られた。
さて、若いハクチョウのアップが撮れた。昨日の成鳥と比較してほしい。頭部の色、くちばし根本の白色、くちばしの先の形状が微妙に異なる。(なお、撮影条件が、昨日は快晴、今日は曇天で、鮮やかさが全く異なっている。)

平成21年12月16日(水)あれー4羽しかいないぞ

一日一日、寒さが厳しくなる中、ハクチョウは、いたって元気。見渡すと遠くの方に4羽のハクチョウしかいない。どうしたかと眺めていると、私の姿を見つけてか、寄ってきた。
しばらく、そばにいて周りの様子をうかがっていた。

平成21年12月17日(木)観察池の水も凍った、寒さ厳しい日。

今朝は、沼の南東部にいた。
寒さも厳しかったが、ハクチョウたちはいつもと変わらぬ様子。
カモたちもゆったりとしていた。

平成21年12月18日(金)今年一番の雪景色。ハクチョウが8羽に増えた!!

今年一番の寒気。枡江小学校もご覧の通り。昨日に続き、プール横の観察池の水も凍った。
枡江の森も雪景色。
あれー、ハクチョウが8羽に増えた。新しい仲間だ。
このハクチョウ、しばらく見てたが、ずーっと水中(水面あたり)のえさ?を探している様子。見ている間、一度も顔をあげず。寒さの厳しい今日、見ているだけで、冷たさを感じる。

平成21年12月21日(月)ハクチョウは、ついに、10羽になった。

今日も厳しい朝だった。校庭もご覧の通り、雪で真っ白。
「あれー、いつもより数が多いぞ。」数えていると与兵衛沼の監視員の方に「10羽に増えましたね。」と、声をかけられた。犬の散歩をしていた方には、「ハクチョウって優雅ですねえ。」と、さらに声をかけられた。地域全員で、温かく見守る与兵衛沼とハクチョウである。
新しいハクチョウであろうか。1羽のみ群れから離れて、漂っていた。

平成21年12月22日(火)与兵衛沼全面に氷がはる。ハクチョウは見あたらず。

本日、冬至。
雪が降ることはなかったが、寒さが一段と厳しい朝だった。そのため、与兵衛沼も全面氷が張った。
与兵衛沼北東部にも
与兵衛沼南東部にもハクチョウの姿は見えない。
遠く泉が岳は、ついに真っ白になった。

12月24日(木)9時。厳しかった寒さもゆるみ、ハクチョウが戻ってきた。

沼の氷もとけ、ハクチョウは珍しく東端に集結。全部で7羽。毎日、会うのを楽しみにしている、まだまだ灰色の若いハクチョウもいない。残念。
珍しく北側に移動して撮影を始める。何羽かが、気付いたのか、群れから離れ近寄って来た。人間に慣れているハクチョウである。先日散歩していた方に「夜間はどこにいるんでしょうか」と尋ねたら「夕方は沼にいたよ」との答え。20時や21時頃、沼を見ても暗くて分からず。ライトを照らすも明かりが届く範囲にはいない。分かる方は、学校へ
メールなどでお知らせを。

12月25日(金)釣り人の近くに、7羽のハクチョウが。

穏やかなクリスマスの日。7羽のハクチョウと出会う。
与兵衛沼は、釣り人が訪れことでも有名。毎日、愛好者が釣り糸を垂らし、楽しんでいる。人間にも慣れ、右の写真のように釣り人のすぐ近くで、ハクチョウは、安心して休んでいる。
天気がいいのが幸いしてか、一生懸命えさを探しているのが、よく見えた。すぐ近くで観察できたので、水面を口で「くちゅくちゅ」と音をさせながら、えさを探しているのが分かった。
同じハクチョウが位置を変えて、えさを探している写真。水面をくちばしで波紋を立てながら、えさを探しているのが、とてもよく分かる。

平成21年12月28日(月)今年もいよいよ終わり。ハクチョウは10羽に戻った。
今年最後の更新。次回は、新年1月5日の予定。

3日ぶりのハクチョウ。若いハクチョウを含む10羽のハクチョウが、休んでいた。釣り人もいない。
岸近くまで降りていくと、ハクチョウが近くに寄ってきた。
しばらくいなかった若いハクチョウ(写真左)も元気そうに寄ってきた。
えさがもらえないと分かると、ご覧の通り、全員お尻を向けて離れていった。学校は、12/29より1/3まで閉庁。次回更新は、1/5予定。この間、約1週間。元気でいてほしいと願い、本年最後の更新を終わる。
あけましておめでとうございます。
      今年もよろしくお願いいたします。

平成22年1月1日(金)新年に新しい仲間が。12羽になった与兵衛沼のハクチョウ。14時

いつもより遅めの今年最初の出会い。いつの間にか12羽に増えている。今シーズン最大の数に。岸まで下りていくと,全員近くに寄ってきた。
ご覧の通り若いハクチョウも元気です。
これまで水面近くをくちばしで探していた餌取り(12/25参照)も,本日は,あちらこちらで左記のように体の半分を水中にもぐらせて探していた。

平成22年1月4日(月)与兵衛沼半分に氷が張った。ハクチョウは,沼の奥の凍っていない

部分に集まっていた。

枡江地区は,うっすらと雪景色。ご覧の通り,沼の半分が氷に覆われた。ハクチョウは,写真右奥に集まっていた。
カメラを望遠にして,数えると12羽を確認できた。ハクチョウのバックに見える雪をかぶった木々の姿に,今日の寒さを感じる。
最大望遠で撮影。こんなに氷が張ったのも今季最大。寒さは,これからが本番。

平成22年1月5日(火)10時。穏やかな朝。「お宅(撮影者)が来たら、寄ってきましたねえ。」

との地元の方の言葉に、うれしさを感じる。

荒れるとの天気予報だったが、朝は比較的穏やかなスタート。一面に張っていた氷も、ご覧の通り、一部を除き溶けた。
さすがに氷の部分を避け、水面を漂っている12羽のハクチョウ。
写真撮影のため、岸の近くまで下りていくと、左の写真のように氷と氷の間を一列になって近寄ってきた。近くにいた地元の方に、「お宅が来たら、(ハクチョウが)近寄ってきましたねえ。」と、声をかけていただいた。ハクチョウ真意(?)は分からないが、ほぼ毎日観察している者として、この言葉は、ちょっぴりうれしい。
近寄ってきたハクチョウの中には、右写真の若いハクチョウも。体が大きくなり、他のハクチョウと遜色がない。まだ、灰色の羽毛も多い。くちばしも、まだ黄色にならず。今後は、くちばしの色の変化にも興味をもって観察を続けたい。

平成22年1月6日(水)9時30分

今季最高の15羽のハクチョウ。若いハクチョウを2羽発見。

いつもより多いなあと、数えてみると、今季、最大の15羽のハクチョウ。昨日との違いはわずか3羽だが、見た感じが違う。
若いハクチョウはいるかと探すと、やはりいた。だんだん、成鳥へと育っているのが分かった。うむ?見慣れぬ鳥が・・・。
もう1羽、若いハクチョウがいた。今まで観察してきたのは、どちらの鳥だったのか。不安になる。ハクチョウが増えることは喜ばしいことである。
偶然だが、ハクチョウが羽ばたく姿を今季初めて見る。一瞬だったが、すぐカメラを向けた。かなり遠くの場所であったため、ご覧の通り不鮮明になってしまった。お許しを。ぜひ、大きく羽ばたく姿や大空を飛ぶ姿を撮影したいと思う。その夢を実現するためにも、ハクチョウとの出会いを楽しみにしていきたい。

平成22年1月7日 10時30分 氷を割って進むハクチョウを発見

いつもの観察ポイント近くが、薄く氷が張っていたので、沼中央に11羽のハクチョウがいた。写真の右側に10羽の大きな群れ。写真の左端に1羽だけぽつりといた。
北側の岸に観察ポイントを移動。ハクチョウがわざわざ近寄ってきた。
立っている場所からほんの2〜3メートルまで近寄ってきた。手前に写っているのが、木製の手すり。近くまで来ていることが理解できると思う。
薄いとはいえ東側は全面氷が張っていた。何を思ったのか、1羽のハクチョウが氷を割りながら進み始めた。首を前に突き出し、胸(首)?で、氷を割りながら進む。
その後を、他のハクチョウが何事もなかったかのように進む。先頭のハクチョウのみ、妙に首を前に出して進んでいる様子が分かるだろうか。
与兵衛沼北側より、本校体育館を臨む。昨日まで続いていた強風もなく、新春の陽光が、水面を照らす。明日(1/8)より、2学期後半の開始である。

平成22年1月8日(金)9時30分 13羽のハクチョウ。

今日も東側の一部が凍っていた。北側に氷が溶けている部分があったので、そこにハクチョウ13羽が集合。
本日より一眼レフカメラも使用。500ミリの超望遠レンズで、一部撮影を始める。4羽のハクチョウが整列し、同じ方向を向いていた。
1羽のハクチョウが、水面に映っている自分の姿を見ているようであった。
ハクチョウとカモが、1羽ずつ並んでゆっくりと進んでいた。
観察を続けている若いハクチョウは、岸のすぐそば(距離は1mもなかった)で、えさ(枯れ草)をついばんでいた。若いハクチョウは、今日も1羽しかいなかった。

平成22年1月12日(火ハクチョウが今季最大17羽に増える。
今日は、空全体に雲が広がり薄暗い朝だ。沼を見ると2つの大きなグループに分かれていた。沼の手前に7羽のハクチョウ。沼の奥に10羽のハクチョウ。
子供たちが「ちょっと前まで近くに全部いたんだけど、さっき飛んでいった。」と教えてくれた。写真を撮っていたら、手前に残っていたハクチョウが、一斉に近寄ってきた。
群れの中には、1羽の若いハクチョウももちろんいた。

平成22年1月13日(水)  今日は珍しく釣り人の桟橋付近に集まっていた。14羽のハクチョウ。

与兵衛沼は、釣りのメッカ。毎日多くの釣り人で賑わっているが、今日は誰もいない。通常釣り人がいる場所にハクチョウが、14羽集まっていた。ハクチョウの奥に、木製の桟橋が見える。
その様子を見る低学年の子供たち。(地下道入り口付近より)
どんよりした天気であったが、ご覧の通り気持ちよさそうにハクチョウは漂っていた。
遠くのハクチョウを眺める子供たち。(学校前の歩道から)

平成22年1月14日(木)仙台の伝統行事どんと祭の日。今年も例年通り厳しい寒さになった。
与兵衛沼全面に氷が張る。

この冬の最低温度を記録する。与兵衛沼全面に氷が張った。
毎日、与兵衛沼を監視している「与兵衛沼環境監視(員)モニター」さんも「このぐらい氷が張ると、ハクチョウも近くの別な沼に移ったかもしれないねえ」とぽつり。
しかし、よく見ると沼の北側と南側の一部に凍っていない場所が。
いました。南側に2羽。
北側に2羽。
与兵衛沼の駐車場からの風景。左側が全面凍った与兵衛沼。右側が本校校舎の一部。その間の歩道を子供たちが通学している。通学路から、与兵衛沼やハクチョウがよく見える。

平成22年1月15日(金)さらに寒さが厳しい朝に。与兵衛沼一面に氷が張る。10羽のハクチョウが
氷の張っていないわずかな場所に集まっていた。(午前9時30分)

ほぼ全面的に氷が張っている。対岸の近いところにわずかに氷がとけているところがあった。そこに、10羽のハクチョウがいた。
朝8時の段階ではいなかったので、近くの沼からやってきたと思われる。

平成22年1月18日(月日々、最低温度を更新中だが、今日の寒さは特に厳しかった。
一面氷が張っており、北側の一部がとけているのみとなった。ハクチョウは10羽。

ご覧の通り、一面に氷が張った上に、うっすらと雪が積もっている。撮影者からかなりの距離のためデジタルズームを使用。2羽のハクチョウは、沼の中央へ。
やや奥まっていて木々に囲まれたくぼみのような部分に8羽ほどのハクチョウが。
平成22年1月19日(火)昨日より幅広く与兵衛沼が凍っていた。北側にわずかな場所があり、
そこにハクチョウ11羽が集まっていた。

ご覧の通り、ほぼ全面に氷が張っていた。
北側の湾になっている部分が、わずかに氷が張っていなかった。11羽のハクチョウが集まっていた。

平成22年1月20日(水) 大寒とはいえ,これまでが寒かったためかあまり寒さを感じず。昨日
は,ほとんどが氷に覆われていたが,今日は,6割が氷で覆われていた。北側には,幅広く氷が
溶けている場所が広がっていた。ハクチョウは15羽。その中に,釣り糸が引っ掛かっているハク
チョウを発見。野鳥なので取るのは大変。何かいい方法があったら,学校までメールを。アドレスは,
トップページにあり。

ご覧の通り,氷に覆われているが,北側に幅広くハクチョウの居場所がある。対岸には,釣り人の姿も見られた。
北側に回るとハクチョウが寄ってきた。
環境モニターの方もゴミ拾いの途中,ハクチョウを観察に来た。こんなにすぐそばまでやってきた。
餌を探しているのか,こんな感じで逆立ちしているハクチョウの姿も見られた。
かわいそうなハクチョウを見つける。沼の底をあさっていたためか,釣り糸が口に引っかかってしまったようだ。針が引っ掛かっているのかは,確認できず。糸のみ確認。
口元から釣り糸が垂れ,その糸に枯れ草が引っ掛かっているのがわかるだろうか。ハクチョウといっても野鳥である。すぐそばには来るが,糸を取ってあげるのは容易ではない。

平成22年1月21日(木カモのすごい動きを見た。20秒以上水中に潜ってえさをとっている。水面
で動いてえさをとっているようだ。ハクチョウは、15羽。

ようやく氷もとけた。北側にハクチョウが集まっていた。
近くに行くと犬を連れて散歩している方と出会う。「ここのハクチョウは、人に近づいてきますねえ。」ご覧の通り、手すりの近くまで寄ってきた。
上の写真で先頭にいる若いハクチョウの口元もやや黄色くなってきた。先日までは、全体が白かったが・・・。
近くにいたカモがすごい。あっという間に水に潜って、しばらく水中にいたままだった。
(写真中央やや右)カモが潜った瞬間。潜ったときにできた水泡が見えるだろうか。
夕方、民間の放送局の方が与兵衛沼の石碑について、取材にきた。聞くと、写真に写っている石碑(沼が決壊したときの石碑)ではなく、写真中央対岸にある石碑の取材らしい。与兵衛沼は、自然も歴史も豊かである。

平成22年1月22日(金)ようやく羽ばたく姿を撮影。ハクチョウ15羽。風は強いが温かい。

寒さも一段落。氷は全部とけた。
(写真、右端)
一度、羽ばたく姿を撮影したいと願っていたが、たまたまその姿を撮影。飛び立つというより、仲間内の争いで威嚇した場面だった。

平成22年1月25日(月)沼一面に薄く氷が張った。ハクチョウは、氷が張っていない対岸に15羽。

沼の7割が氷に覆われた。薄い氷なので、午前中には溶けると思われる。天気は気持ちの良い快晴で風もなく穏やか。ただし、沼に張った氷が、朝の寒さを物語っている。この寒さの中で生活しているハクチョウはたくましい。
登校途中の1年生が一緒に数えてくれた。「全部で15羽だあ」。撮影者は、カメラ越しに20倍ほどのズームを通してのカウントだが、子供たちは肉眼で数を確かめている。妙なところで感心した。

平成22年11月26日(火)今日も寒い朝だった。沼の北側に歩いて行くとハクチョウやカモが寄って
きた。今回初めて動画をアップした。ハクチョウが動きが見えるだろうか。うまくいけば、今後もアップ
したい。

ハクチョウは、沼の北側に集まっていた。
えさを与えているわけではないが、人が通ると寄ってくる。





水草のようなものを食べようとしていた。画像をダブルクリックすると動画が始まる。
しかし、いつもハクチョウのそばにいるカモの色合いは、すばらしい。

平成22年1月27日(水) 今日も沼の東側の半分ほどが凍っていた。

沼の半分が氷に覆われて、ハクチョウは西側に集まっていた。
向かって左側14羽の集団が。写真左側沼中央部に1羽だけいた。このハクチョウは、いつも単独でいることが多い。
多く集まっているハクチョウは、それなりに関わりながら漂っていた。
このハクチョウは、なぜいつも単独行動をとっているんだろうと気になってきた。

平成22年1月28日(木)だいぶ寒さが和らぎ始めた。12羽のハクチョウがいた。気になる1羽は、今日
も一人旅。1/27にアップしたオオハクチョウがエサを食べている動画は、動かず。今後検討する。

ご覧の通り、氷は一部を除きとけた。多くのハクチョウは、沼の北側の定位置に。ふと見ると遠く離れた南側に1羽だけぽつり。気になる。
昨日の1/28に駐車場から双眼鏡で沼を覗いている方が・・・。そばに行って話を聞くと、オオタカの調査を定期的にしている方だった。与兵衛沼は、オオタカの生息地としても有名。沼にいるハクチョウ等の種類を確認していただいた。「オオハクチョウ、コガモ、マガモ、カルガモがいますよ」とのこと。プロから各鳥の種類を教えていただき、鳥を見るのがますます好きになった。

平成22年1月29日(金)1月最後の授業日となった。計12羽だが、入り組んだ湾のようなところに隠れ
て見えなかったハクチョウもいた模様。

沼の氷もようやく溶けた。
沼の北側に7羽
南側にいつも一人旅のハクチョウを含む5羽が見えた。
しかし、このカモたちがすごい。マゴモ、コガモたちがどんどん水の中に潜っていき、エサを探している。こんなに水中に潜れるものなのかと感心してしまう。画像の悪さはお許しを。右側の画像をダブルクリック。

平成22年2月1日(月)今日は14羽のオオハクチョウ。動画は校内では見られるが、校外で閲覧すると
きれいに動かず。しばし、お時間を。

ご覧の通り、ハクチョウが広い範囲にわたって散在?していた。
まず、やや右側に2羽。
沼の中央に11羽。
そして、気になる1羽のハクチョウが、定位置の沼の南側に。この後、学校に戻り、沼の様子を見ると、多くのハクチョウが、東側に集まっていた。1羽のハクチョウは、定位置のまま。寂しくないのかなあ。

平成22年2月2日(火)しばらくぶりの降雪。辺り一面、雪景色。11羽のハクチョウが元気にいた。
最近、動画をアップしたが、「よく見えています」の声も聞こえた。各PCの環境の違いによって、動画
が見えたら見えなかったり。しばらく様子見ながら、更新を続けたい。

ご覧の通り雪景色。ハクチョウの向こうに見える樹木が美しい。
氷の切れ目に漂うハクチョウ
とても優雅に見えます。
遠くに見える山々も、真っ白く化粧しています。

平成22年2月3日(水)2日間続けての雪。外気は大変寒く零下。それでもハクチョウ11羽が、沼
にいた。11羽のハクチョウ。

沼のほとんどに氷が張った。溶けていた北側に多くのハクチョウが集まっていた。
(画面右端)犬と一緒に散歩している女性が近づくと、一斉にそちらの方を向いて泳いでいった。
いつも1羽でいるあのハクチョウは、どうしているかと目を向けると、さすがに氷も張っていて漂う場所がない。北側の集団に混じっていたのだろうと、ちょっぴり安心した。
と、思ったら撮影者と反対側。西側の岸近くにぽつりと白い姿が。今日もまた、一人(1羽)ぽっちかと悲しくなった。まあ、ハクチョウにとって常に集団でいることが、いいのか悪いのか確かでないが・・・。やはり気になる。

平成22年2月4日(木)撮影者から300メートル先に13羽。零下6度という最低温度。さすがに
プールわきの観察池も与兵衛沼も全体が凍っていた。環境モニターさんとともにハクチョウの観察。
撮影者とは反対の西側に13羽ほどいた。「300メートル先あたりですねえ」と、かなり遠くのハクチョ
ウを眺めた。トラブルのため画像なし。

平成22年2月5日(金)沼一面が白くなった。氷の上にうっすらと雪が積もった。ハクチョウは13羽。

ご覧の通りほとんどが真っ白。
13羽のハクチョウが、氷の溶けている隙間を狙って漂っていた。
中には、氷の上に立っている?ハクチョウも。かなり遠くのため望遠カメラを通しての観察となった。

平成22年2月8日(月)14羽のハクチョウ。散歩途中の犬に反応するハクチョウたち。

ようやく寒さもゆるみ沼の氷もとけ始めた
ハクチョウたちが、何かに興味をもってある方向を見ているなあと思ったら、散歩途中の犬だった。右手岸に散歩をしている犬が写っている。ハクチョウは、興味深く、岸の近くに集まって眺めている。

平成22年2月9日(火)ハクチョウは13羽。一匹狼ではなく、1羽ハクチョウは最近見あたらず。
今日は動画2つ。ハクチョウの泳ぐ姿と水の中を潜って進むカモの姿。見たい動画をダブルクリック
すると再生が始まる。

ご覧の通り氷はすべてとけた。ハクチョウたちは、北側に集まっていた。その理由は、散歩途中の方がエサをあげようとしていたため。若いハクチョウ(やや灰色の体毛)もご覧の通り、立派な大人の体になってきた。


見たい動画をダブルクリックすると再生
やや見にくいが、カモが水の中に潜ってエサを探している様子が分かると思う。白っぽく写っているのが、カモの体毛。見たい動画をダブルクリックすると再生。
平成22年2月10日(水)13羽のハクチョウ。氷もとけてカモたちは、陸上に上がり、エサを食べてい
た。さて、先日、「ハクチョウって、水中でいつも足をばたつかせているんでしょうか」との質問があった。
そこで今回は、ハクチョウの足についてビデオをアップした。(アップしてもすぐ見えないことがあるので
しばしお待ちを)
ご覧の通り、氷もとけ、一時の寒さもなくなった。
カモは、岸に上がりエサを食べていた。ハクチョウもゆったりと、泳いでいた。
若いハクチョウのアップの画像。12月15日の画像と比べてほしい。くちばしの黄色みがかなり濃くなってきた。体はまだまだ純白とまではいかないが。
ハクチョウは、水中で足を絶えずばたつかせているのかという疑問であるが、右の動画(ダブルクリックを)を見てほしい。時々、ゆっくりと両足を後ろに蹴っているだけである。人間の行っているシンクロの時の早い足の動きとは全く異なる。

平成22年2月12日(金)13羽のハクチョウ。2月になって本当に雪の天気が多い。今日の朝も一面
雪景色。校舎と与兵衛沼の間を通っている通称三高線の坂道も大渋滞。寒さに強いハクチョウは、優
雅に漂っていた。雪景色の与兵衛沼や学校隣の枡江の森の景色もアップするので、楽しんでほしい。

ご覧の通り、雪景色。沼の水面にもうっすら氷が張った。
オオハクチョウ13羽がゆったりと静かに漂っている。1月7日に氷を割って進むハクチョウをアップしたが、基本的に氷の部分は避けて生活していることが多い。
与兵衛沼の周りも,奥もご覧の通り雪景色。
枡江小上校庭から、枡江の森を臨む。白と黒とのコントラストが美しい。そういえば、ハクチョウも純白である。樹木の緑(黒)とハクチョウの白が織りなす景色もあと1か月余り。例年3月下旬、ハクチョウが旅立つまでの「景色」である。

平成22年2月15日(月)いい話と悪い話を。今季最高の26羽のオオハクチョウが、枡江の沼に集い
元気に活動していた。悪い話は、2月12日(金)夕方、1羽のハクチョウが死んでいるのを散歩中の女
性が見つけた。場所は、オオハクチョウが1羽だけいつもぽつんといた南側の「湾」あたり。
ご覧の通り、たくさんのハクチョウが与兵衛沼に集まった。画面中央奥が、仲間から離れていつも1羽ぽっちのハクチョウがいた場所。残念。昨年も、1羽襲われて死んだことがあった。
カメラのレンズを一番広角(幅広く撮影できるようにすること)にしても、入りきれない数。どこから来たんだろうかと、いつも会う環境モニターさんとも会話。

平成22年2月16日(火) やったあ。またまた今季最高の28羽。昨日の26羽を抜く記録。しかも,今日は,
今までなかなか撮影できなかった「羽ばたくハクチョウ」の撮影に成功。1月6日の他のハクチョウとともに
偶然記録できたものとは違い,1羽のハクチョウが,きれいに羽ばたく姿に撮影に成功した。

ここまで多くなると数えるのも一苦労。偶然通りかがった1年生と一緒に数えた。「28羽いる。」の子供たちの声。今季最高記録を2日続けて更新である。
これまであちこちで羽ばたく姿を見るものの,わずか数秒の時間。カメラを向けると終わってしまったり,ピンボケの写真ばかり。しかし,この日は運がいい。羽ばたいたと思ってカメラを向けると,止めてしまった。そのままのぞいていると・・・・・・。
きれいに羽ばたいてくれた。思わずシャツターを切った。構図といい,ピントといいぴったり。戻って,職員に紹介すると「小学校の小の字ですね」の声。なるほど,見れば見るほどそう見えてくる。いい形だ。ちなみにこのハクチョウは,数秒羽ばたいて,羽を閉じてしまった。
そんなうれしさをいだいて,カメラを向け続けていた。しかし,エサがもらえないと分かってか,全部のハクチョウが,お尻を向けて離れていった。

平成22年2月17日(水)沼の半分に氷が張った。ハクチョウは22羽。今日はハクチョウの顔の特集。
若い灰色のハクチョウ以外は,なかなか区別がつかない。

ご覧の通り,半分が凍っていた。
北側に集まっていた。
散歩の方が,沼の近くにいたらしく,集まっていた。
さて,今日はハクチョウの顔に着目。ハクチョウA。これは分かりやすい,若いハクチョウの1羽。2月10日に比べると,くちばしの根元がだいぶ黄色くなっていた。下は,2月10日のもの。
次は,ハクチョウB。成鳥。
そして,ハクチョウC。成鳥
続いて,ハクチョウD。成鳥


なかなか区別がつかない。今後の詳しい観察が必要。
この日は,「カモメ,ウミネコ?」と思しき鳥が舞い降りた。激しいハクチョウたちの攻撃にあっていた。

平成22年2月18日(木) 珍しく沼の東側だけ氷が張っていて,22羽のハクチョウは北側やや奥の「入江」
の部分に集合していた。

ご覧の通り,東側だけが凍っていた。天気も関東地方から雪の天気が北上するという珍しい雲の動きだ。
やや見にくいが,手前が氷のはっている部分。ハクチョウのいる場所が氷の解けている部分。氷の部分に餌を置いたら,ハクチョウは,どのような行動をとるか実験してみた。
餌を置いたとたん,1羽のハクチョウが氷を割って,進んできた。そういえば,下のように1月7日にアップした写真にも氷を割って進むハクチョウを掲載した。ハクチョウは,普段は氷を避けて生活しているが,必要な場合は,薄い氷であれば,それを割ってでも行動することがわかった。

平成22年2月19日(金)15羽のハクチョウが北側に集まり,散歩途中の女性と犬に関心を示していた。
このハクチョウたちは,何にでも興味を示す鳥たちだ。

ご覧の通り,氷が張っている面積は,だいぶ少なくなった。
ハクチョウを眺めている散歩の方々とその方々を興味深く見つめるハクチョウたち。
水面に映るハクチョウの姿は,本当に美しい。

平成22年2月20日(土)12時。ハクチョウ15羽。なんとか羽ばたくハクチョウが撮りたくて、三脚と500
ミリの超望遠レンズ、最近購入した一眼レフカメラを家から持ち出した。約30分ほど、東側の岸で粘るが、
沼の中央にいるのみで、羽ばたきませず。北側に場所を移すが同じ。手袋もしない手も徐々に冷たくなって
きた。ただ、待っているのもつらく、コンビニで購入したパンを食べ始めると事態は急変。

先程までの雪もやみ、ご覧の通りの天気。ただし、寒い。
なかなか羽ばたかないので、しょうがなく、昼食のあんパンを食べ始めた。するとご覧の通り、一斉にこちらに向かってきた。艦隊のようで、迫力がある。
それでもなお、羽ばたくものはいないので、何羽かのハクチョウの顔のアップを撮影した。
ハクチョウの顔第2弾。ハクチョウA。
ハクチョウB
ハクチョウC
ハクチョウD
ハクチョウE。このハクチョウは、よく見ると左のくちばし(黄色い部分)の一部に傷がある。
ハクチョウF。くちばしの先に、鳥の羽のようなものが付いていた。
ハクチョウG。逆光だが、ハクチョウらしいポーズである。
やや遅れてきたハクチョウH。

平成22年2月23日(火)手前に14羽、西側に4羽、計18羽のハクチョウ。大変温かい日である。

ご覧の通り、写真日和。晴天は撮る物すべてを美しくみせる。
上の写真の奥に、左のように4羽のハクチョウが。なぜ、離れているのか。その後、14羽のハクチョウに合流した。
これだけ天気がいいと、水面に浮かぶハクチョウもひときわ美しい。水面に映るハクチョウも美しい。
穏やかな日和のためだろうか、カモやガンはご覧とおとり、首をすぼめて寝ているようであった。
皆さんに1つ紹介したいものがこれ。与兵衛沼の東側にある子供たちの通学路である地下道には、左のようなガラス絵がある。夜になると通路に電気がつき、外側から見るとご覧の通り美しい「絵」が浮かび上がる。これもハクチョウである。

平成22年2月24日(水)なんとなくぽかぽかするいい天気だ。いつものとおり,地下道のカギを解除するた
めに沼にいく。青い空がまぶしく見える。あれー,いつもと何か様子が違う。昨日18羽もいたハクチョウが1羽
もいない。帰ってしまったのか。

ご覧の通り,1羽もいない。2月23日午後3時頃,与兵衛沼北側で少年たちが爆竹を鳴らし,環境モニターさんに指導を受けたとの情報あり。その影響か。例年3月の初旬までいるのだが・・・。

平成22年2月25日(木)朝から穏やかな日々である。沼をのぞく前に子供たちから「ハクチョウいないので
写真撮れないですね。」の声。やはりそうかと思いながら、沼を眺めると1羽もハクチョウはいない。3月1日
(月)まで待ってもいないときは,今季のハクチョウの飛び立った日を最終確認日の2月23日(火)としたい。

ご覧の通り,穏やかな日だが,ハクチョウは1羽もいない。ハクチョウがいないのも,今日で連続2日目。
子供たちもハクチョウのいない沼を眺めていた。暖かくなったせいか,女性の釣り人がいた。
ハクチョウのいない沼をカモなどがゆっくり泳いでいた。

平成22年2月26日(金)仙台市内が霧で覆われている。与兵衛沼も対岸は、霧でかすんでいた。
ハクチョウは1羽もいず。3月1日(月)には、「与兵衛沼のハクチョウ」の更新を停止する予定。今日は、
2週間ほど前にようやく1枚だけ撮影した「夜のハクチョウ」もアップする。

対岸が霧でよく見えない。ハクチョウは、残念ながら1羽もいない。最後に確認してから3日間が過ぎた。
2週間ほど前に撮影した「夜のハクチョウ」。夜間は、なかなか観察することができなかったので、別な場所に移動しているのではないかと思っていた。この日、与兵衛沼で夜間も生活していることが確認できた。驚かしていけないので、フラッシュの使用を避け、高感度撮影をしているため、やや写りが悪い。お許しを。

平成22年3月4日(木)  2月23日(火)以来,与兵衛沼の東側(学校側)からは,1羽のハクチョウも観察する
ことができなくなり,1週間が過ぎた。「2月26日(金)15時ごろ2〜3羽のハクチョウがいたが,翌日にはいなかっ
た」(環境モニターさん)「3月2日(火)与兵衛沼の奥で確認した。」(当校職員)などの情報もあったが,もともと
定点観察を基本として,この観察記録を始めたこともあり,2月23日(火)を最後の観察日と特定し,同日を
旅立った日
としたい。11月30日の飛来日より,アップした観察記録も本日で終了としたい。ご覧いただいたみ
なさんに心より感謝申し上げ,次期,飛来日を待ちたいと思う。