6年生で読み聞かせをしていただきました。皆さんは「からすたろう」という絵本を読んだことがありますか。
毎日、遠い遠い山奥から、学校に通っている少年がいました。雨に日も蓑笠をまとって、一日も学校を休みません。自然の音に耳を傾けながら、学校でも一人で過ごしています。話すこともできず、授業にもついていけなくて、仲間はずれにされています。6年になり、担任のいそべ先生に出会います。最後の学芸会で、一人一人が何かを発表することになりますが、少年はいろいろなからすの鳴き声を見事に披露し聴衆を感動させます。
物語の余韻が子供たちの心に残り教室がしっとりした雰囲気に包まれました。ぜひ、『からすたろう』の絵本を手にとっていただきたいです。ただただ、聞き入る朝の読みきかせは、心の栄養になりました。