校内研究授業(1年道徳)その2
校内研究授業道徳の最後を飾ったのは1年2組です。今回の授業も児童の興味関心を高めるために、朗読用のCDを使ったり、お話の場面を分かりやすくするために役割演技を取り入れたりしていました。お友達が登場人物の名札を付けて前に出てくるだけで子どもたちは楽しいようです。いきなり、横入りされたらどう思うかという質問に、「嫌な気持ちになる」「自分がやられたら自分も嫌でしょう」「横入りしないでちゃんと並んで!」と言うなどの元気に手を挙げて発言していました。また、板書してある中から自分の考えに近いも選ぶ活動では「だめだよという」というところに、多くの児童がネームプレートを貼っていました。何がよくて何がいけないか、分かっていてもなかなかその通りにできないのが人間です。そして、大人になるとまわりの人の不適切な行動を見て見ぬふりをしてしまいがちです。勇気を持って、それっておかしいよ!と言えたらどんなにすっきりすることでしょう。しかも、相手を不快にさせずに・・・。また、助言してくれた友だちにいつも心から感謝できるかどうかも微妙です。道徳の授業ではそんな人間の複雑な心の動きに着目するので子どもたちも発言するのが楽しいのでしょう。「考え議論する道徳」で多様な考えに触れ、自分の考えを深めてほしいと思います。
- 2020.12.17 Thursday 14:41
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