
中学生は,学年ごとに @応急処置 A仮設トイレ組み立て B消火器訓練 を行いました。
それぞれの様子を順不同になりますがお伝えします。
@応急処置

三角巾を使って,ケガ患部を押さえたり,添え木を使って固定する方法を学びました。

ケガをした箇所をそれぞれ設定して巻いていました。

A仮設トイレ組み立て

3年生は,2年前に先輩たちが組み立てているところを見学していたと思いますが,
説明書を見ながら初めて行う組み立ては,なかなか難しかったようです。

高いところの作業や,固定する部品をつけるために力など,役割分担が必要でした。


B消火器訓練
水消火器を使って,目標に向かって放水する訓練でした。

水消火器は,レバーを押すとすぐに出るので操作は簡単です。

『火事だ〜!火事だ〜!』と叫んでから,消火器を手にとって的に向かいました。

生徒も楽しそうにやっていました。

実際の消火器は,ホースから伝わる抵抗が強く,もっとしっかり持たないと危ないかもしれませんね。
最後に,応急処置の一環として,毛布を使っての簡易担架を教えていただきました。
女子は,養護の先生に協力していただき,ケガ人を運ぶ訓練をしました。

毛布の両端をクルクルと巻き,体にそって巻いたところで持ち上げます。
上半身の方が重くなるらしく,しっかりと巻いていないと持ち上げるのも大変です。
女性を運ぶことが確認できたので,最後は『男子生徒を女子が運べるか?』に挑戦しました。
男子生徒の中でも一番と言っていい体格の生徒を,女子8人で持ち上げて・・・。
ちょっとギリギリだったので,補助の男子が1名付き,無事に運ぶことができました。

運ばれた生徒,ちょっとうれしそう。
最後に,消防署の方から講評をいただきました。

閉会後,中学校を代表して感謝の言葉を伝えました。

訓練でできたことが,有事の際にできるように。
また,中学生の力が地域に大きく貢献できるといいですね。
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