鹿野小ブログ

「できた!」をふやす・「どうなる?」をためす・「楽しい!」を見つける
児童が安心して学び、保護者・地域が安心して託せ、教職員が安心して働ける学校を目指して

秋の収穫

 はぐくみ教室の畑で育てたサツマイモが収穫の時期を迎えました。子供たちは宝探しのように,土の中からサツマイモを掘り当てて,収穫を喜んでいます。サツマイモのつるは丸めて乾燥させ,リース作りに使う予定です。

IMG_2405.jpg
IMG_2407.jpg
IMG_2412.jpg
  • -
  • -

リース作り

IMG_1966.jpg

 はぐくみ教室では,自立活動という学習活動の一つとして,リース作りに取り組ませています。

作品の制作を通して,手や指をスムーズに動かす力を高めさせるとともに,色や形,素材の持つ触感を感じさせながら,作りたい形を構想したりどのように仕上げていくか工夫したりする力を付けさせています。リースの土台は畑で育てたサツマイモのつるを乾燥させたものです。子供たちは自分のイメージを広げて各々の作品作りを楽しんでいます。

IMG_1969.jpg
IMG_1953.jpg
  • -
  • -

ねじれて伸びる音

 今回は,特殊音節の最終回,拗長音(「きょう」,「ぎょう」など)についてお伝えします。これまでと同様に,はぐくみ教室で取り入れている「多層指導モデルMIM」という国立特別支援教育総合研究所において開発された指導方法を紹介します。拗長音の指導の流れは以下のようになります。

IMG_1933.jpg
  屬砲鵑ょ(人魚)」と「にんぎょう(人形)」のイラストを見せて,どちらにも同じようにマーク(○○⦿)を貼り,同じかどうかを尋ねます。

IMG_1938.jpg
 拗長音のマークの書き方を示し,「にんぎょう」のマークを(○○⦿−)に直します。
 Y皇慌擦瞭虻遒了妬を示し,「にんぎょ」,と「にんぎょう」について,見本の動作をします。また,子どもと一緒に確認します。
 ぞさい「ゃ」には「あ」,小さい「ゅ」,「ょ」には「う」が続くことを示し,最初に出したイラスト「にんぎょ」と「にんぎょう」についてもひらがなを書いて確認します。

IMG_1937.jpg
 ァ崑秦愡愼灰皀妊MIM」に用意されている特殊音節が含まれるように工夫された「はやくちことばしゅう」を利用して,楽しみながら読み方を身につけさせます。
(例)ちょうちょのびょうき どじょうがかんびょう
   きょうのきゅうしょく きゅうりとぎゅうにゅう
   うちゅうでかいじゅう だちょうとやきゅう

 「多層指導モデルMIM」には,上記の「はやくちことばしゅう」の他に,「かきとりしゅう」や「ことば絵カード」などの教材が用意されています。子供の様子に応じて活用し,特殊音節について楽しみながら,スモールステップで習熟させていきます。
  • -
  • -

合わさってねじれる音

 子供たちにとってつまずくことが多い特殊音節の中から,今回は拗音(「しゃ」など)についてお伝えします。この学習を行う際にも,はぐくみ教室では「多層指導モデルMIM」という国立特別支援教育総合研究所において開発された指導方法を取り入れています。拗音の指導の流れは以下のようになります。

IMG_1871.jpg

ー命燭離ぅ薀好箸鮓せて,わざと「しやしん」と書き,「しゃしん」と読みます。

⊇颪い進源「しやしん」に合わせて4つの印(◯◯◯◯)を貼り,4回手をたたき,誤りがあることに気付かせます。

IMG_1872.jpg

Y慌算鯵僖掘璽函幣紊亮命拭砲砲茲蝓ぁ屬掘櫃筺廚鮹福溝く言うと「しゃ」になることを確認します。そして,「しゃ」は⦿の印を用いて表すことを伝えます。また,「あ,い,う,え,お」などの音(清音)の際には手をたたいていたことと合わせて,拗音の際には手のひらをねじって合わせることも伝えます。

ぁ屬靴磴靴鵝廚砲弔い董な源と印(⦿○○)で表記し,最初の「しやしん」と「しゃしん」について,手をたたいてそれぞれ4拍と3拍になっていることを確認します。また,「いしや(石屋)」と「いしゃ(医者)」についても視覚的に示すこと(○○○など)と動作化すること(手をたたくなど)で確認し,「し」と「や」が一緒になると,「しゃ」になることに習熟させていきます。

IMG_1908.jpg

セ劼匹發龍縮4愎瓦鳳じて,拗音を含んだ早口言葉を言う練習をしたり,拗音の入った言葉集めをしたりすることを通して,子供たちに楽しみながら拗音を読み書きする力を付けさせていきます。
 
 次回は,拗長音(「きょう」,「ぎょう」など)の指導についてお伝えする予定です。
  • -
  • -

伸ばす音

IMG_1859.jpg 

促音(小さい「っ」)や長音(「ばあ」など),拗音(「しゃ」など)と言われる特殊音節の読み書きは,子供たちにとってつまずくことが多い学習内容の一つです。今回は,長音と呼ばれる伸ばす音について述べたいと思います。長音も促音と同様に,「多層指導モデルMIM」という国立特別支援教育総合研究所において開発された指導方法を取り入れています。
 
 日本語の伸ばす音の表記には,以下のような決まりがあります。これは,文部科学省文化庁により定められています。
 .⇔鵝覆◆い,さ,た,な,・・・)の長音は,ア列の仮名に「あ」を添えて書く(「おかあさん」,「おばあさん」など)。
 ▲の鵝覆ぁい,し,ち,に,・・・)の長音は,イ列の仮名に「い」を添えて書く(「おにいさん」,「おじいさん」など)。
 ウ列(う,く,す,つ,ぬ,・・・)の長音は,ウ列の仮名に「う」を添えて書く(「ふうせん」,「くうき」など)。
 ぅ列(え,け,せ,て,ね,・・・)の長音は,エ列の仮名に「え」を添えて書く(「おねえさん」)。
 ゥ列(お,こ,そ,と,の,・・・)の長音は,オ列の仮名に「う」を添えて書く(「おとうさん」,「そうじ」など)。

IMG_1860.jpg 

そして,い鉢イ砲弔い討蓮の祿阿あり,注意する必要があります。
 い離列は,上記のルールに従うのは「おねえさん」のみであり,エ列の長音の多くはエ列の仮名に「い」を添えて書きます。そのため,「多層指導モデルMIM」においてはエ列の長音は「い」を添えて書く,と理解させ,「おねえさん」のみ例外として覚えさせるという指導の流れになっています。
 イ離列には,「とおい(遠)」,「おおきい(大)」,「こおり(氷)」などの例外があります。これらは歴史的仮名遣いにおいて,オ列の仮名に「ほ」または「を」が続いていたといわれています。小学生の段階で使うオ列の例外は少ないので,これらも覚えさせてしまいます。「多層指導モデルMIM」では,オ列の長音の例外を覚える歌とそれに合わせたイラストが提示されています。
「とおく(遠く)の おおき(大き)な こおり(氷)のうえを
 おおく(多く)の おおかみ(狼) とお(十)ずつ とおっ(通っ)た」
 この歌を「森のくまさん」の替え歌で歌う実践例もあります。
 
 子供の理解の様子に合わせて一つ一つ丁寧に指導し,力を付けさせていきたいと考えています。
  • -
  • -

季節に合わせた服装選び

IMG_1873.jpg 

特性を持つ子供は,さまざまな理由により,暑い日に長袖の服を着ていたり,寒い日に薄着をしていたりすることがあります。その理由としては,次のようなことが考えられます。

 ゝ╂甦兇魎兇犬砲い(暑い,寒いという温度差を感じて,気候に合わせて服を変化させることが苦手)。
 大人の場合,気温などによって季節を肌で感じたり,テレビなどから情報を得たり,周囲の人の服装の影響を受けたりしなから,「なんとなく」必要な情報をキャッチし,その日に着る服装の生地の厚さや上着などを調節していることと思います。特性を持つ子供は,このような複数(特に視覚以外)の情報を受けて理解する所に弱さがあることがあります。そのため,上記の「なんとなく」といわれる所を感じて理解することが少し難しくなります。

◆ゝ╂瓩茲蠅發い弔發汎韻犬箸いΠ多幹兇優先されてしまう(こだわり)。
 いつもと同じという安心感や異なる衣服への不安を感じている場合があります。また,感覚過敏のため,現在の服の素材やフィット感の方の優先順位が高い場合もあります。感覚過敏がある場合には,この感覚を可能な範囲で優先させてあげられると,次の衣服への移行が少しでも楽になると思われます。

 自律神経の発達が成長途中
 子供によっては,自律神経の成長がまだ十分でない場合があります。自律神経には体温を調節する働きがあり,体温が常に一定になるようにコントロールしています。自律神経の働きが十分でない場合には,暑いと体温が上がりやすかったり,寒いと低くなってしまったりすることがあります。このような状況がある場合には,体を冷やす,衣服で保温するなどの環境調整が必要となります。

 △両豺腓砲蓮い海世錣蠅魏椎修僻楼呂乃容するとともに,感覚過敏などによる不安を軽減すること,の場合は体を冷やす,保温する,冷暖房を適切に利用するなどの環境調整が子供への支援になります。それでは,,陵由が強いと思われる場合には,どのような支援があるのでしょうか。
 特性を持つ子供の中には,なんとなく察知することは苦手としながらも,一定のルールをきちんと理解し,それをきちんと守ろうとする面も持ち合わせていることがあります。また,目からの情報に強いという特性を持つ子供もいます。このような特性を活かして,気温と服装選びなどについて,一定のルールを数字などとともに視覚的に分かりやすく示すことが勧められています。はぐくみ教室では上のような「気温と服装の早見表」を使い,天気予報の気温などと照らし合わせて服装を選ぶ学習をしています。
 このような気温別の服装の目安をもとに,実際の天気予報などを見ながら一緒に考える機会を作っていくことで,成功体験が積み重なり,自分で選ぶ力が付いていくことと思います。

 子供の力を伸ばしていくこととともに,子供に合った環境調整をすることにより,自分でできることを増やして生活しやすくさせていきながら,子供の成長を支えていきたいと思います。
  • -
  • -

「ねこ」と「ねっこ」

IMG_1799.jpg

 促音(小さい「っ」)や長音(「ばあ」など),拗音(「しゃ」など)と言われる特殊音節の読み書きは,子供たちにとってつまずくことが多い学習内容の一つです。そこで,子供たちがこの内容をよく理解できるようにするために,「多層指導モデルMIM」と言われる指導方法が,国立特別支援教育総合研究所において開発されました。はぐくみ教室でも子供の様子に応じてこの指導方法を取り入れています。
 子供たちの書いた文章を読んでいると,「たのしかたです。」,「がんばた。」などのような表記を見ることがあります。このような場合には,促音(小さい「っ」)について,取り上げて学習していきます。
 平仮名や片仮名は原則として一音節に一文字が対応しています。しかし,促音のような特殊音節は音節と文字が一対一で対応していません。このような特殊性は,子供たちにとって特殊音節を理解しにくくしたりつまずかせたりしている要因の一つになっていると思われます。
 そこで,このような音節を理解して正しい表記につなげていくための手立てとして,視覚化(音の特徴を表した記号)と動作化(音の特徴を表した動作)を行わせます。「音を聞く」,「音を発する」というだけでなく,「見る」,「動く」というようないろいろな感覚に働きかけることで,音の特徴を捉えやすくさせていきます。
 
 促音における基本的な指導方法は以下のようになります。
 .ぅ薀好箸鮓て音を確かめる「ねこ」,「ねっこ」。
◆ゝ号「○」を使って音を視覚化する。「ねこ」と「ねっこ」の違いから,発音しな
  い音「っ」に気付かせ,そこを記号「◦」で表すことにする。
 大きい丸「○」では手をたたき,小さい丸「◦」では手をたたかずに両手をグー
  にする(音の動作化)ことを伝え,繰り返してルールに慣れさせる。
ぁ_擦筏号を確かめながら,対応する文字を示す。

IMG_1801.jpg

 このような視覚化や動作化のルールは,特殊音節の習得のための手立てとなります。そして,この方法を実践することにより,文章を書くときに子供自ら手をたたいて確かめる姿が見られているという報告もあります。日常の文字指導の中で,随時取り入れてルールの確認を繰り返すことで,表記に迷ったときに児童自身が使える方法として定着させていきます。

IMG_1800.jpg
  • -
  • -

気持ちのコントロール

img20200831-1.jpg
 発達に課題を持つ子供は,さまざまな理由から,自分の気持ちに気付いたり,それをコントロールしたりすることを苦手としていることがあります。気持ちをコントロールする力は,自分が行動するときや友だちとコミュニケーションを取るときなどの社会生活を送る上で必要となる,大切な能力の一つになります。
 子供が自分の気持ちをコントロールすることが難しくなった場合は,周囲の人が寄り添い,気持ちを言語化して伝え,子供自身が自分の気持ちや行動に気付くことができるように促していきます。そして一緒に対処方法を考え,適切な折り合いの付け方を教えていきます。
 はぐくみ教室では,ソーシャルスキルの学習の一つとして,自分の気持ちについて考えさせています。物事の捉え方によって気持ちが異なることを押さえ,前向きな気持ちに切り替えるための考え方について,具体的に学ばせています。また,このような学習は,子供の成長に応じて繰り返し行っています。
img20200831-2.jpg
  • -
  • -

生きものを育てる

2020.jpg  はぐくみ教室では,「メダカ」を育てています。はぐくみ教室に通う子供たちとともに,教室の前の廊下を通る子供たちも見学していくことがあります。関心を持って休み時間に観察に来ている子供もいます。子供たちは,「今日も元気だね。」などと話をしながら自分たちでエサをあげています。IMG_1779.jpg
 また,校庭にははぐくみ教室の畑もあります。夏休み前まではキュウリを育てました。現在はサツマイモがつるを長く伸ばし,葉も大きくなりました。そして,秋まきのダイコンが芽を出しています。生きものを育てることを通して,自然を感じるとともに,命の大切さを学んでほしいと思っています。IMG_1773.jpg
  • -
  • -

アイロンビーズ

IMG_1689.jpg
 発達に課題を持つ子供の特徴の一つとして,体全体の運動や手先の動作にぎこちなさがある場合があります。自分でイメージしていることと実際の動作に違いがあるため,思うように作業を進めることが難しくなります。具体的には,鉛筆の持ち方や筆圧の調整,字の形を整えて書くこと,はさみや箸の使い方などの細かい作業が苦手なことがあります。また,姿勢が悪くなってしまう,縄跳びの跳び方やボールの投げ方がスムーズにいかないなどという様子が見られることもあります。
 はぐくみ教室では,運筆の練習をさせたり,はさみ,箸などの道具を使わせたりする機会を設けています。縄跳びの練習やキャッチボールなどを行うこともあります。このような直接的な指導を行うことで,少しずつできることが増えてきます。
 ただし,運動や動作を苦手とするという子供の特性そのものが変化するというわけではありません。そこで,子供たちがこのような苦手さを持ちながらも興味を持って取り組むことができ,そしてこのような特性にアプローチしていく学習活動の一つとして,「アイロンビーズ」に取り組ませることがあります。「アイロンビーズ」とは,小さなパイプ状のビーズを専用のプレートの上に並べて絵柄を作り,アイロンなどの熱で溶かしてプレート状の造形をさせる学習用教材です。作業には細かい手先の動きが要求されるため,作品を作ることのみならず,苦手な動作の改善につながります。また,時間と根気も要求されるため,集中力を向上させることにもつながります。そして,作品を完成させたときには達成感が得られます。このような活動を通して,作業を最後までやり遂げるとその後に喜びがある,ということを子供たちに経験させています。
 なお,このような特性やこれらを改善させるための活動は,「目と手の協応(動作)」,「微細運動・粗大運動」などと言われています。IMG_1724.jpg
IMG_1734.jpg
  • -
  • -

「こだわり」について

 はぐくみ教室では,対人関係に必要な基礎的な力の育成のために,社会的スキルの向上や情緒の安定,心理的不適応の改善,コミュニケーション能力の向上を目指した指導を行っています。
IMG_1762.jpg
 児童の中にはその特性により,強い「こだわり」を持つお子さんがいます。こだわりとは,特定のものや状態,行動パターンなどに強く執着する傾向のことです。何にこだわるかは児童によって異なります。そのこだわりと状況などにより,場合によってパニックやかんしゃくを起こしたり,不安や恐怖,混乱で固まってしまったりすることがあり,本人も周りも困ることがあります。
DSC_0015-1.jpg
 そこで,はぐくみ教室では,意図的にさまざまな経験を積ませることで,いろいろな状況に対応する力を身に付けさせていきます。写真は学習用の教材として用意してある将棋を通して児童が教師と関わっているところです。児童によっては,対戦することは結果に基づく勝ち負けしかないと思い込んでいたり,自分が負けたときの状況を想像しにくいという特性があったりする場合があります。児童のこだわりと気持ちを受け止めつつ,「負けて悔しかったんだね」などと気持ちを言語化するとともに,静かで落ち着ける環境を提供したり,別の行動を促したり,場合によっては深呼吸や水を飲む,体を動かすなどの方法により,自分に合った気持ちを切替える方法を探ります。また,他にも教材としてのボードゲームやカードゲーム(トランプなど),ボール遊びなどを通して,いろいろな関わりを経験させ,そこにはルールがあり,そのルールを守ることで人との関わりを楽しむことができることを実感させていきます。
 こだわりは,周囲の理解とともに,年齢を重ねながらさまざまな経験を積むことで,本人の自覚や努力,成長がみられるようになり,次第に少しずつ和らいでいくことが多いです。また,勤勉性や忍耐力,専門知識,記憶力の強さ,整理整頓など,良い結果につながるこだわりは,本人の強み,長所として活かしていくという視点も大切なことと思います。
  • -
  • -

視空間認知の学習

 はぐくみ教室では,学習や生活場面において,聞く,話す,読む,書く,計算する,推論するなどの力の苦手な部分や,運動や動作がぎこちなく不器用などといった課題について,その改善と克服を目指した学習を行っています。

点描写
 この写真は,視空間認知の学習の一例です。図や形のあるものを見て映像情報を脳に送り,それらを正しく認識するための学習です。探し物が苦手,よく物をなくす,お絵かきや図形の問題が苦手,人や物によくぶつかる,文字や人の顔を覚えるのが苦手といった行動を改善していくことにつながるといわれています。

積木
 また,視空間認知の学習として,積木を使うこともあります。どのように組み合わせるとイメージ通りの形になるのか,試行錯誤することによって,空間認識能力や高低差の認知力を高めます。また,指先や手全体の動きの発達も促します。

 上記のような学習を通して,認知機能の改善,概念の習得,運動機能の協応性や巧緻性の改善を目指します。ただし,苦手なことに取り組むということには,大変な負担が生じます。そのため,このような学習活動では,トレーニングとはあまり感じさせないよう,教師と一緒に行う,得意なものから行う,好きなものと関連付ける,いろいろな活動を組み合わせるなど,楽しみながら取り組めるようにしています。
  • -
  • -

ソーシャルスキルの学習

 はぐくみ教室では,「ソーシャルスキル」といわれるコミュニケーションに関わる技術・技能を学習内容の一つとして授業を行っています。あいさつから始まり,相手の気持ちを考えて行動する,マナーやルールを守る,相手や場面に応じた話し方をする,というような内容を,ワークシートや絵カード,ロールプレイ,ディスカッション,工作などの共同作業,学習用のゲームなどを通して身に付けさせていきます。はぐくみ教室では,担当者との個別指導や少人数によるグループ指導により,コミュニケーションをスムーズなものにする経験を積ませます。そして担任の先生や在籍している学級の友達との間にも応用できるよう,生活場面でも働きかけること通して,学んだことの汎化を図っていきます。「ソーシャルスキル」は一朝一夕に身に付くものではないため,時間をかけて繰り返し学ばせていきます。少しずつコミュニケーションに自信を持たせ,自己肯定感を高めさせていきます。IMG_1720.jpg
  • -
  • -

七夕飾り

 鹿野小学校には「はぐくみ教室」があります。個々の子供が自立を目指し,各々の課題を主体的に改善・克服するために学んでいる教室です。
 7月7日の七夕に合わせて,地域の方からいただいた笹竹を飾っています。子供たちは短冊に願いを書くとともに,折り紙やお花紙,カラフルなビニール紐,凧糸などを材料にして,鉛筆やペン,はさみ,のり,ホッチキスなどの道具を使いながら,七夕飾りを完成させ,笹竹に飾り付けています。
 このような活動は,目と手の協応動作の学習として,微細運動の発達を促すために行っており,日常生活に必要な手先を上手に動かす動作を習得することにつながります。また,興味のある活動を行うことで,集中力の向上も目指しています。
IMG_1699.jpg
IMG_1701.jpg
IMG_1703.jpg
IMG_1705.jpg
IMG_1706.jpg
IMG_1709.jpg
  • -
  • -
1/1