文化庁 「能楽講演会」

 文化芸術による子供の育成事業である「能楽講演会(演題 敦盛)」が蒲町中学校で行われました。この講演は片山家能学・京舞保存財団が企画したもので,北海道・東北地区の13校が選ばれて開かれたものです。 蒲町中学校は仙台市内で唯一選ばれた学校です。
 この講演に先だって,11月に1年生は「ワークショップ」を行い,「謡(うたい)」と「仕舞(しまい)」を練習しました。当日のプログラムの中に発表の機会があり,能舞台の上でクラスごとに発表をしました。

〜当日のプログラム〜
 第一部
  絵本語り「敦盛」
 能絵本「敦盛」の絵をスクリーンに映し,絵本の朗読をしました。後で能を鑑賞する時の手引きとなります。
 第二部
  謡と仕舞の発表 
 1年生が練習してきた謡と仕舞を能舞台で発表しました。プロの能楽師との共演となりました。
 第三部
  能「敦盛」
 片山九郎右衛門などの能楽界第一線で活躍する能楽師が出演し,分かりやすく楽しい能の公演をしました。
 
 この財団の理事長の方は10代目 片山九郎右衛門(かたやま くろうざえもん)さんで,芸術推奨文部科学大臣新人賞や国民文化祭京都2011の総合閉会開式プロデューサーを勤めている方です。
 当日は体育館の三分の一ほどに能舞台が組み立てられ,本格的なセットの中,素晴らしい講演会が催されました。あっという間の2時間でした。
 蒲町中学校では今後も行事を通して子供達を大きく育てていきたいと考えています。
 
 午前中から舞台の準備が始まりました
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 いよいよ講演のスタートです
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 第一部 絵本語り
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 1組の発表です
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 2組の発表です
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 3組の発表です
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 4組の発表です
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 5組の発表です 
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 いよいよ第三部 能「敦盛」の講演
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 終了後は生徒たちから答えきれないほどの質問がありました
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 最後のお礼の挨拶 P1060780.JPG
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