校章発案者横尾圭一郎氏に来校いただきました。

開校当時1年生だった横尾圭一郎さんは,お父様の転勤に伴って転校された経緯から本校ではその後の消息が分からないままでした。お父様が本校のホームページをご覧になったことをきっかけに思い立って,神奈川県厚木市からご来校いただきました。持参いただきました当時の横尾さん直筆の校章デザインや当時の河北新報に掲載された記事など,大変貴重な資料をお預かりしました。お預かりしました資料はデジタル処理を行い,今後の創立40周年記念式典の記念誌等に掲載させていただく予定です。横尾さん,そしてお父様ご来校ありがとうございました。
学校要覧の「校章の由来」は,下記のとおりです。
開校年度の昭和54年度(1979年度)1年生の横尾圭一郎氏の作品です。
□三方に伸びる葉は,かつてこの地に群生していて,地名の基ともなったといわれる蒲の葉(御簾草)をデザイン化したものです。これは生徒が「知」「徳」「体」の三つを兼ね備え,健全に伸び伸びと育っていくようにとの願いが込められています。
□内部の三角形の周囲は,太平洋の波を意味し,荒浜に打ち寄せる波のように, 強くたくましく生きていこうとする意気を表しています。また,その内部は大地を意味し,大地にしっかり根を下ろした気力ある人間になるようにとの期待が込められています。
□中央の「中」の金色には,中学生として誇り高く生きていくように,丸ゴシック体には,優しく人間味豊かな人になるようにとの, 期待が込められています。

校章をデザインした横尾圭一郎氏とお父様
校章をデザインした横尾圭一郎氏に来校いただきました。.jpg
校章の原画を持つ横尾氏
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正面玄関上の校章とお二人
校章と横尾圭一郎氏とお父様.jpg
平成29年度以前 | - | -