*泉松陵小ブログ

卒業式予行がありました。６年生は卒業に向けてますます気持ちを高めていました。在校生代表として参列する５年生も，立派に参加することができました。また，同窓会入会式では，三浦同窓会会長様においでいただき，今年も厳粛な中にも温かみのある入会式が行われました。

年間を通じて図書室から多くの本を借りた子供たちに，多読賞が授与されます。今年も各学年の代表児童が賞状をもらいました。本は心の栄養です。今後もたくさんの本に親しんでほしいと思います。図書室前には図書委員のおすすめの本が写真付きで紹介され，通りかかる子供たちも足を止めて見ています。また，この日は絵画コンクールの賞状伝達もしました。

臨時お話朝会がありました。児童代表の６年生が堂々と挨拶をしました。その後，本校に研修に来た先生の紹介をしました。５日間という短い間ですが，主に４年２組で研修を深めます。また，この日は，３月11日に向け，故郷復興プロジェクトを行いました。震災当時の様子や支援の様子，復興に向けた取組など写真を見せながら説明しました。命の大切さや人と人が助け合って困難を乗り越えることの大切さ，日本中や世界中の支援によって今の生活があることなどを話しました。子供たちは真剣に話を聞いていました。最後に，全校で復興ソング「希望の道」を歌い，黙祷をしました。時間の経過と共に震災の記憶が失われていることが懸念されています。今後も子供たちに伝え続けていきたいと思います。

卒業を控え，６年生が奉仕活動を行いました。どこをきれいにしてもらいたいか先生方からアンケートを取り，日頃の清掃では手が届かないような廊下の床の汚れや昇降口，家庭科室のガスレンジ周りなどきれいにしました。６年生は，黙々と汚れを落としたり隅から隅まで掃いたりと，すばらしい姿を見せてくれました。通りかかった下級生や先生方から感謝の言葉をもらい，笑顔で取り組んでいました。

高間先生とのお別れ会がテレビ放送でありました。高間先生は，算数支援員として毎週水曜日と金曜日に２年生と３年生に算数を教えていただきました。また，フレッシュ研修後補充として，毎週火曜日と木曜日に主に４年２組の子供たちがお世話になりました。お別れ会では，児童代表の４年生が立派に挨拶して花束を渡しました。放送が終わってから，２年生の子供たちが代表して手紙を届けに来ました。多くの学年の子供たちが高間先生にお世話になり，別れを惜しみました。

社会学級閉講式が泉松陵コミュニティセンターでありました。最終回は，熊谷社会学級委員長の挨拶と会計担当の報告，学級生一人一人感想を話しました。今回は，ドライフラワーをカッティングボードに貼り付ける製作をしました。いつものように和やかにおしゃべりしながら，素敵な時間を過ごすことができました。今年度はコロナ禍の中でもできることをモットーに，こけ玉作りやフラワーアレンジメント，ヨガ，オカリナコンサートなど充実した活動ができました。来年度は，好評だったヨガの他，サックスコンサート，移動教室，クリスマスアレンジメントなど計画があがっています。

幼小交流の一環として，地域の幼稚園の子供たちが１年生の給食の様子を参観に来ました。コロナ禍で４年ぶりの給食参観です。１年生は，先輩として張り切って給食準備を行っていました。幼稚園の子供たちも，小学校の給食の仕方を真剣な表情で見ていました。４月から楽しみですね。

６年生を送る会がありました。これまで５年生を中心に準備を進め，対面とリモートを組み合わせながら，委員会の引き継ぎや各学年のメッセージ，くす玉わり，校内パレードなど工夫を凝らして行いました。学校中が温かい空気に包まれ，心から６年生の卒業を祝う素敵な時間になりました。

６年生に向けた校長の特別授業がありました。「出会いは一期一会」「決めるのは自分」「想像力と創造力」「みんなちがってみんないい」「教育は未来を作る仕事」そんな話をしました。多くの職業がAIやロボットに代わられる時代，今ある職業がなくなったり今ない職業が登場したりする中で，教師という職業はなくなるのだろうか・学校はなくなるのだろうかという問い掛けをしました。子供たちは，じっくり考えて自分の考えを伝えてくれました。６年生一人一人の真剣な表情としっかりした考えを知ることができて，たのもしく思いました。

春を思わせる陽気が続き，休み時間は広い校庭で思いっきり体を動かす子供たちです。サッカーやドッジボール，鬼ごっこ，フリスビー，遊具で遊んだり，輪になってバレーボールをしたり，プラスチックのバットで野球ごっこをしたり，思い思いに遊んでいます。中には友達とゆっくりひなたぼっこをしている子もいます。先生たちも時間を見つけて子供たちと遊んでくれます。そして，チャイムが鳴ると一目散に校舎に戻る子供たち。見ていて微笑ましい限りです。