*泉松陵小ブログ

６年生による奉仕活動がありました。卒業プロジェクトの一環として，奉仕委員が先生方にどんなことをしてほしいかアンケートをとり，お世話になった校舎へ感謝の意味を込めて奉仕作業をしました。６年生は，日頃，なかなか手が回らない昇降口の傘立てやすのこの下，靴箱など隅々まで熱心に掃除を行いました。また，低学年の新しくなったトイレや手洗い場の汚れをとるなど，自分たちで考えて行っていました。昨年のこの時期は休校だったので，奉仕活動ができる喜びを味わっていた姿が印象的でした。

東日本大震災から今日で10年。今日は，10年前に起きたことを思い出し犠牲となった方々の魂を弔い，復興への決意を新たにする大切な日です。お話朝会では，「未来のために震災を忘れない」をキーワードに，10年前に体験したことや４年生が校外学習で学んだ震災遺構荒浜地区住宅基礎や旧荒浜小学校のこと，復興七夕や折り鶴の再生紙の取組などについて話をしました。最後に復興ソング「希望の道」を歌いました。どの教室でも，真剣にしっかり話を聞く姿が見られ，中には涙ぐみながら聞いている子もいました。教務主任から，半旗にしている意味と午後2時46分に皆で黙祷することの話がありました。今日感じたことを忘れずに，日々の生活を大切にしていってほしいと願います。

泉区にお住まいの小林純一様から，素敵なプレゼントをいただきました。以前，河北新報に掲載された本校の学校紹介の記事を見て，子供たちにクイズをいただいたことがありました。今回は６年生一人一人に，鬼滅の刃をモチーフにした手作りランドセルをいただきました。コロナで我慢を強いられてきた子供たちを応援したいという熱い思いと，ご自身の体験から人との関わりを大事にする子供になってほしいという願いに触れ，感銘を受けました。全校児童が見えるようにしばらく職員室前に飾ってから，６年生一人一人に渡したいと思います。ありがとうございました。

六年生を送る会が開かれました。例年は全校で体育館に集まって行うのですが，今年度は各学年が事前に録画した物を教室で見ました。録画といえど思いを共有するために，各学年の出し物は５年生が装飾した体育館で行い，くす玉のカウントダウンも学年毎につながるように行うなど，工夫がいっぱいでした。六年生への感謝の思いにあふれた，心のこもった会となりました。また，六年生から各学年へのメッセージも，一人一人が顔を見せて心を込めた言葉となり素敵な時間を過ごすことができました。

職員室に小さなお客さんが来ました。新しくできた低学年トイレの汚れが目立つのできれいに使ってほしいポスターを作ったので，貼ってよいか聞きにきた３年生でした。確かに新しいトイレの手洗い場は蛇口の形状も変わり，慣れない１年生にとって難しく，床が水浸しになることがありました。同じフロアで生活している３年生が，自分たちでできることはないかと考えて，ポスターを貼ったり掃除をしたりしているのでした。トイレンジャーと名札も作り楽しく活動している姿は，すばらしいと思いました。昨日は低学年昇降口で挨拶運動している３年生も見かけましたが，それも自分たちで進んで実行していたということです。なんてすばらしい子供たちなのでしょう。

低学年の生活科「おもちゃまつり」が体育館でありました。この日は２年１組と１年１組のまつりの日です。２年生は，事前に自分たちでやってみて，どうやったら１年生に説明が伝わるかどうやったら楽しく遊んでもらえるか試行錯誤しながら準備をしてきました。今日は，１年生の前で堂々と説明したり優しく教えたりする２年生の姿があちらこちらで見られました。１年生も２年生も笑顔あふれるおもちゃまつりになり，感染症対策をしながら異学年交流ができました。明日は２年２組と１年２組のまつりです。

大規模改修工事中，完成が遅れていた低学年トイレが，やっと使用できるようになりました。壁や床，照明が新しくなり，何より洋式便器が大幅に増え，手洗い場が充実するなど，レイアウトが大きく変わり使いやすくなりました。子供たちは朝から大喜びでした。水道の水は変わりないのに「ここで飲む水はおいしい！」と言う子供，「工事の人が頑張ったから検査が１回で通ったんだよね。」と工事の方をねぎらう子供･･･あいにくの雨模様の天気でしたが，新しいトイレに気持ちが晴れ晴れとしていた子供たちでした。また，トイレの完成に伴って，低学年昇降口も使えるようになりました。