西多賀中学校の歴史

                開校記念日 12月5日

  西中生は,文武両道の言葉どおり,勉強に運動に力を注ぎ,昭和32年の県下中学校駅伝大会での優勝をはじめ,昭和36年のNHKラジオ唱歌コンクール県大会入賞など,その成果を各大会で発揮しました。
 昭和40年5月には,設備の充実や経費援助を目的として体育後援会が発足し,昭和42年の中総体では,サッカー,バレーボール,ソフトボール,バドミントンをはじめ,合わせて10種の競技で優勝を手にするなど大いに活躍しました。それ以降,生徒数も順調に増え,昭和48年に八木山中学校が西多賀中学校から分離開校することになりました。しかし,新しい団地の増設で更に生徒数が増えていき,昭和51年度には,28学級,生徒数1,259名と開校以来のマンモス校となりました。新校舎が建設・増築されたり,プレハブ校舎で急場をしのいだりしました。そして,昭和52年度には山田中学校が,昭和63年度には富沢中学校が分離開校し,これを機に西多賀中学校は1学年6クラスの適正規模の学校に生まれ変わり,今日に至ります。奨励服(制服)については,開校当時には決まったものがなく,私服で学校生活を送っていました。昭和38年度より,男子は詰め襟学生服,女子は紺色ブレザーとスカートが奨励服となり,平成4年度,現在のデザインである新しい奨励服に代わることとなりました。
 【初代の校旗】  
 

 昭和26年6月に,仙台市立長町中学校の分校を西多賀に建設しようとする,分校建設期成会が発足したのが出発点です。当時,土地の買収にかなり苦労があったようですが,昭和27年7月14日に,長町中学校の分校として,1年生3学級,2年生2学級,3年生2学級で授業を開始しました。そして,昭和28年2月1日には,仙台市立の19番目の中学校として西多賀中学校が開校しました。

 
【開校当時の校舎】
 
 ★ ★ ★ 校舎の変容   ★ ★ ★
 

開校当時の校舎は木造で,8教室だけの小さいものでした。
 その後,増築を重ね,校庭の南側から西側を渡り,北側まで続く大校舎となっていきました。昭和33年には屋内体育館も完成しています。

【昭和45年ごろの校舎】
 
 昭和49年から,現在の鉄筋コンクリートの校舎が新設された。    【昭和51年ごろの校舎】
 
 【昭和57年ごろの校舎】
 
 昭和59年に新校舎と新体育館が完成しました。新校舎の屋上には,プールも設置されました。  【昭和59年ごろの校舎】
 
  平成11年3月,それまでテニスコートのあったところに,武道館を新築しました。テニスコートは,武道館の屋上に備え付けるという画期的なものでした。そして,令和2年から令和4年にかけて大規模改修工事が行われ,現在の校舎の外観となりました。 【大規模改修工事を終えた令和4年の校舎】 


 
   
創立70周年記念式典・講演会・植樹 
  創立70周年を記念して,令和4年10月28日に記念式典・講演会を仙台サンプラザホールで開催しました。また,11月5日には三神峯公園において,太白区長をお招きして桜の木の記念植樹を行いました。
         
 【記念式典 生徒代表の言葉】  【実行委員会から記念品を受け取る生徒代表】  【記念講演会の様子】  【三神峯公園での70周年記念植樹の様子】