おもいでをつなぐ ~学校の歴史と震災の経験を未来へ~

震災からの歩み

東日本大震災発生

平成23年3月11日(金)、高さ4.5mの津波が学校を襲い、校舎2階床上20㎝まで浸水するなど、大きな被害を受けました。
児童、教職員、地域住民600人以上が避難していましたが、翌12日夕方までに、ヘリコプターやバスにより全員が救助されました。

新しい中野小学校のスタート

津波による被害が甚大だったことから、平成23年4月から仙台市立中野栄小学校に併設し、学校が再開しました。
平成23年度は13人の新1年生が入学し、総勢95人で新たな学校生活がスタートしました。

中野小太鼓の復活

中野小学校で上級生から下級生へと代々引き継がれている和太鼓は、津波で流されましたが、地域の方が見つけだし破損個所も修復していただきました。平成23年9月の運動会で復活した和太鼓の勇壮な音色は、中野地区の復興の象徴ともなりました。

みなさまからのご支援

震災直後から今日まで、たくさんの方々からご支援をいただきました。地域のみなさまにも支えられ、子どもたちは笑顔を取り戻しました。

夢・未来に向かって

みなさまからいただいたご支援やお心遣いを心の支えとし、子どもたちはたくましく成長してきました。
これからも「ふるさと中野」を大切に思う気持ちを忘れず、夢・未来に向かって一歩一歩前進していきます。