仙台市小・中学校長会
   生徒指導部合同部会研修会
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日時:平成21年7月31日(水) 10:00〜
会場:ホテル白萩


開会のあいさつ
  中学校長会生徒指導部長  藤代 正倫 
あいさつ
  小学校長会長         米山 健治 様
  中学校長会長         青沼 一民 様


話題提供 

 「学校経営における生徒指導の今日的課題の対応」
    〜望ましい小・中学校の連携の現状〜
    仙台市立上野山小学校長 木村 秀三 先生

 「暴力・いじめ等の問題行動発生時の対応について」
    〜子供の心を荒さないために〜
    仙台市立袋原中学校長  手塚 健太 先生


閉会のあいさつ
  小学校長会生徒指導部長    小嶋  透
 

 7月31日ホテル白萩において,「平成21年度 仙台市小・中学校生徒指導部合同部会」が行われました。開会に際し,中学校長会生徒指導部長の藤代正倫第一中校長が開会のあいさつを行い,続いて,米山健治小学校長会長,青沼一民中学校長会長より挨拶をいただきました。
 話題提供では,まず最初に小学校代表木村秀三校長より,「中1ギャップ」改善への提言をもとに,小学校からの実態調査結果や小・中連携の現状について報告がありました。質疑応答では,「自分づくり教育」をもとに,中学校の発表会に小学生が参加する取り組みや,中学校からの出前授業の例などが出されました。年度末だけの引き継ぎだけでは不十分であるという認識を確認し,さらには,単発の連携ではなく,継続的な連携を見据えて,今後も議論していく必要があるなど活発な意見が出されました。
 中学校部会の手塚健太校長からは,これまでの行政や県警での経験をもとにしながら,話題提供がありました。問題が起こると,地域から学校が不安視されるため,保護者への情報提供とともに,個人名は出さない状態での地域や育成委員会への情報提供が,大切であること,そのためには,同じプログラムで支援していく必要があることなど貴重な話題提供がありました。また,スクールサポーターや自立支援指導員など,学校とは違う立場の方が学校に入ることは,違った視点で物事をとらえることができるようになり,意味が大きいことなどの報告もありました。
 最後に,小嶋透小学校生徒指導部長より,小学校と中学校の連携の意義を再確認したという挨拶,話題提供者への御礼があり閉会しました。