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旧東北帝国大学正門(東北大学正門)

帝大の景観をとどめる門

きゅうとうほくていこくだいがくせいもん(とうほくだいがくせいもん)

旧東北帝国大学正門(東北大学正門)

Kyu Touhoku Teikoku Daigaku Seimon(Touhoku Daigaku Seimon)

In English
指定区分
Classification
国登録 / 建造物
年代
Age
大正時代 - 大正15年(1926)

Quantity
1基
指定年月日
Designated Date
令和3年(2021) 10月14日

所在地
Location

宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-1
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解説
Description

 東北帝国大学は,明治40年(1907)に設立された。当初は農科大学(札幌農学校が前身)と理科大学(後の理学部)から成り,片平地区には理科大学が,明治44年に開設された。大正4年(1915)に,仙台医学専門学校を包摂して医科大学が発足したが,大正8年には,農科大学が北海道帝国大学として独立した。大正9年の工学部設立,大正11年の法文学部設立等を経て,昭和24年(1949)に,東北大学と改称された。
 旧東北帝国大学正門(東北大学正門)は、東北大学片平キャンパス西面に所在する門である。鉄筋コンクリート造御影石貼りの角柱に、ペン先状の三角形の柱頭を載せ、前後に柱形を付す。間口6.3メートルの門柱2基であり、同形式で縮小した脇柱を両脇に立てる。帝大の景観をとどめる門柱である。

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