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旧東北帝国大学法文学部第二研究室

細部のアクセントが愛らしい、昭和初期の校舎

きゅうとうほくていこくだいがくほうぶんがくぶだいにけんきゅうしつ

旧東北帝国大学法文学部第二研究室

Kyu Touhoku Teikoku-daigaku Houbungaku-bu Daini-kenkyushitsu

In English
指定区分
Classification
国登録 / 建造物
年代
Age
昭和(戦前) - 昭和2年(1927)

Quantity
1棟
指定年月日
Designated Date
令和3年(2021) 06月16日

所在地
Location

宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-1
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解説
Description

 東北帝国大学は,明治40年(1907)に設立された。当初は農科大学(札幌農学校が前身)と理科大学(後の理学部)から成り,片平地区には理科大学が,明治44年に開設された。大正4年(1915)に,仙台医学専門学校を包摂して医科大学が発足したが,大正8年には,農科大学が北海道帝国大学として独立した。大正9年の工学部設立,大正11年の法文学部設立等を経て,昭和24年(1949)に,東北大学と改称された。
 旧東北帝国大学法文学部第二研究室は,昭和2年(1927)建築の鉄筋コンクリート造3階建て校舎である。正面中央を張出して玄関を設け、頂部に切妻破風を掲げ、アーチ窓、縦長窓を縦に並べ、間にレンガタイルを矢筈(やはず)に貼る。窓枠をレンガで縁取るなどアクセントを付けた愛らしい校舎である。

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