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釈迦如来坐像

時代の基準作としての価値が高い,江戸時代の釈迦如来像

しゃかにょらいざぞう

釈迦如来坐像

Shakanyorai Zazo

In English
指定区分
Classification
仙台市登録 / 彫刻
年代
Age
江戸時代 - 寛保元年(1741)

Quantity
1躯
指定年月日
Designated Date
平成9年(1997) 03月25日

所在地
Location

宮城県仙台市若林区新寺4丁目7-6
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解説
Description

釈迦如来坐像は,大林寺本堂に本尊として安置されている。大林寺は,元文元年(1532)伊達家14世伊達稙宗(たねむね)によって山形県米沢で創建され,伊達氏とともに,岩出山を経て仙台に移った。胎内仏1躯と名札1枚が附(つけたり)指定となっている。釈迦如来坐像は,寄木造で玉眼(ぎょくがん)を入れ,朱漆(しゅうるし)の上に金箔押とする。附指定となっている胎内仏(たいないぶつ)は,金銅製の釈迦牟尼(しゃかむに)坐像で,像高6.9cmである。同じく附指定の名札によると,寛文13年(1673)に肴町(さかなまち)の佐藤平兵衛が,賊難を恐れ,弘法大師作と言われる小金銅仏を新造の仏像の胎内に納めたが,その像が粗悪であったため,寛保元年(1741)に長沼氏がまた新たに仏像を作り,その中に納め直した旨が記されている。寄木造 像高45.4cm(大林寺所蔵)

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