現在位置
仙台市の遺跡(仙台市HP) >
仙台市の遺跡 >
関場遺跡

古墳時代から古代にかけての遺跡。

せきばいせき

関場遺跡

Sekiba iseki

種別区分
包含地
年代
古墳時代 古代
面積
43,600㎡

所在地

太白区柳生4丁目
Google mapへのリンク

解説

関場遺跡は,市の南部にあり,JR南仙台駅の西約1.2kmの地点に位置する。遺跡の約1.1km北に名取川が東流し,その自然堤防上に立地している。標高は約11~12mで,面積は約43,600㎡,遺跡の範囲は東西約2km,南北約3kmである。周辺は遺跡の分布密度が高く,弥生時代の遺物包含層(安久東遺跡)や,古墳時代前期の周溝墓(安久東遺跡,戸ノ内遺跡),後期の集落跡(栗遺跡),古代の集落跡(安久東遺跡,中田南遺跡)など,多くの遺構・遺物が発見されている。平成22年(2010)の発掘調査では,竪穴住居跡の可能性のある遺構が1基検出されており,遺構内の堆積土に炭化物や焼土塊,貼床状を呈する層も確認されている。また,土師器坏(つき),甕(かめ),甑(こしき)などが出土している。

このページのトップへ戻る