仙台市立柳生中学校の校木

猫柳(ネコヤナギ)

牧野新日本植物圖鑑 1977(昭和52年9月30日 第32版)
牧野富太郎著
13. カワヤナギ(ネコヤナギ、エノコロヤナギ)[ヤナギ科]
Salix gracilistyla Miq.
日本各地、および朝鮮、中国、ウスリーに分布、山野の日当たりの
よい川辺にはえ、また庭木に栽植する落葉低木。
束生し高さ0.5〜2m。新葉は絹毛を密生、のち裏面だけ残り白く見える。
長さ7〜13cm。花は早春、葉より早く上向きに咲き、雌雄異株。
別名ネコヤナギ、エノコロヤナギは花穂を猫、小犬の尾になぞらえたもの。
種小名は細長い花柱の意。

平凡社カラー植物百科 1982年3月12日 初版第13刷 p.282
ネコヤナギ
カワヤナギとも。ヤナギ科の落葉低木。
日本全土の山野の川べりにはえ、庭にも植えられる。
葉は長楕円形で先はとがり、裏は軟毛が密生して白っぽい。
雌雄異株。
3〜4月、葉の出る前に開花。
花穂は白い絹毛を密生する。
雄花は黄色で雌花は白い。
果実は5〜6月に灰白色に熟して2裂する。

電子広辞苑第五版
ねこ‐やなぎ【猫柳】
カワヤナギの季節的な愛称。
花穂の銀毛が猫を思わせるのでいう。


校門を入ってすぐの北側の駐車場奥に生えている猫柳


北校舎すぐ裏の花壇にある猫柳


部室のすぐ北側にある猫柳


南校舎すぐ前にある猫柳


南校舎すぐ前にある猫柳の拡大写真

back to home