みなさん、こんにちは。
今日は雪がちらついて寒い日ですね。土日は暖かかったので気温の変化に十分気をつけてください。
今日から、学生さんが2名実習に来ました。4月から新任教諭として学校勤務が決まっている2人で、2週間実際に学校現場を体験する応用実践実習です。4月からよいスタートが切れるように、たくさんのことを学んでほしいと思います。
基本的に6年1組と
2年2組に入ります。
どうぞよろしくお願いします。
3年生の教室に入ったとき、こんなすてきな詩を見つけました。
妹への思い、かわいらしさ、そして家族の笑顔が目に浮かぶようなすてきな詩です。まさに「子宝」に恵まれたという雰囲気が伝わってきます。
さらに私が心に残ったところは、「すこしさきのことを考えたら」というところです。「すこしすねたわたし」がなんとも素直でかわいい表現です。3年生のお姉さんとはいえ、子どもの本音がちょっと見えます。
でも、すぐあとに「さきのことをよく考えたらわくわくした」とあります。お姉さんとしての自分を取り戻したところだと思います。
この詩から、我々大人が学ばなければならないことがあります。妹が生まれてよろこんだのも、かわいいと思ったのも、すねたのも、わくわくドキドキしたのも、みんな同じ1人の3年生です。特にすねる気持ちにもなるということを大人として親として理解してあげることが大切です。
兄弟姉妹が何人いても、学級に子どもが何人いても、「ぼく」「わたし」は1人しかいません。「ぼくのことを見てくれてる」「私のことを考えてくれている」そういう絆がとても大事だと思います。
「すこしすねたわたし」そういうときこそ、「あなたも大好きよ」と抱きしめてあげてほしいと思います。
きっとこの子はそういう家族の中にいるのでしょう。だから安心してすぐにお姉さんの自分に戻れたのかもしれません。
すてきな詩を読ませてくれてありがとう。こちらまで心が温まりました。
この子がちらっと本音をのぞかせたように、子どもは家庭内の変化に敏感です。新しい家族が増えた、お母さんが仕事に就いた、最近1人で留守番することが多い、など、様々なことに子どもたちは影響を受けます。学校生活でも変化を感じることがあります。家庭と学校との連携はこういうときも大切です。