5月28日

みなさん、こんにちは。さわやかな天気ですね。

今朝、校庭の片隅にしゃがみ込んでいる男の子が二人いました。
どうしたのかなと思って近寄ってみると、
二人でありの巣を見ているところでした。
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その姿を見て、子供のころの自分を思い出しました。
巣の中の様子が知りたくて、
ありの巣を掘ってみたこともありました。
ありにはかわいそうだけれど
何度も自分の好奇心を満たす実験台になってもらいました。
でも、いくら掘っても、土が入り込んで分からなくなるんですよね。
そこで、透明なケースにありを入れて、どんな巣を作るのか
観察してみたことがありました。ありの巣って複雑なんです。
そういうことが楽しくて、いろんな虫を飼ってみたり
卵から幼虫、さなぎ、成虫、そしてまた卵を産んで…と
何年も繰り返し飼っていたりしたこともあります。

子供の学ぶ意欲って、こういう遊びや生活の中から
生まれる好奇心が根底にあるのではないでしょうか。
どうしてだろう、不思議だなあ…という疑問が
調べてみよう、実験してみよう、などという行動に
つながっていくのではないでしょうか。
そして、分かる喜びや、発見した感動を味わうと
もっといろんなことを知りたくなっていくんだと思います。

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ありがカメムシを運んでいました。このあとどうなるんでしょうね。
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