はっぴい たうん にゅーす

蒸し暑い日が続いていますが，吹く風は，どこか夏めいてまいりました。健康面に気を付けさせながら，夏休みまで元気に乗り切っていけるよう励ましていきたいと思います。 先日，早稲田大学の菅野純 氏のお話を聞く機会がありました。子供たちが，社会的能力を身に付けるためには，その基礎として＜人間のよさ体験＞と＜心のエネルギー＞が必要だというのが，菅野氏の「心の基礎理論」です。心の土台となる人間のよさ体験が，幼い頃から十分にあり，安心できる環境で，認められ，ほめられることで，心のエネルギーが満たされ，それが原動力となって，社会的能力が育っていく。その土台が十分でないと《つよい心》は育ちにくい。現代における《つよい心》とは，負けないつよさ，自分で立ち直るつよさ，レジリエンス（回復力）だというお話でした。
　「愛　燦燦と」という歌の歌詞が浮かんできました。『♪愛，燦燦と〜この身に降って〜♪ ああ，未来たちは，人待ち顔して微笑む　人生って嬉しいものですね〜』学校でも家庭でも，日の光のように温かく，穏やかな愛を燦燦と与えて子育てしていきたいものです。子供たちの未来が微笑み，きっと嬉しい結果をもたらしてくれるはずです。愛を与える側の心のゆとりを大切しながら，愛　燦燦と･･･。