水生生物調べ隊
〜旧笊川をもっと生き物の宝庫に 日下さんの思い〜
旧笊川探検   5月14日
5月。私たちは旧笊川に掃除と水生生物の調査に出かけました。
 

 
ザリガニやタニシなどのほかに小ぶりながらアブラハヤも確認できました。
 

 
川全体は雨があがって3日目ということで(?)すきとおっていました。COD値は6でした。




泉ヶ岳の水生生物
  6月5日
野外活動で水生生物をたくさん見つけてきました。水はにおいもなく、きれいで澄んでいました。







サンショウウオやアカゲラの幼虫、カゲロウもたくさんとんでいました。笊川では見たことのない生き物がたくさんいました。



旧笊川探検
   7月3日


         
立派なザリガニが何匹もとれました。

         
ヤゴも発見しました。だいぶ大きくなっていました。トンボになる日も近そうです。

         
カワニナも確認できました。



旧笊川にもたくさんの生き物がいます!

他にもアブラハヤだと思われる魚が泳いでもいました。

「でもやっぱり住んでいる生き物がちがうね。」

「う〜ん何でだろう?」





旧笊川ホタルを見る会
  7月4日

広瀬川清流の会の日下さんが中心になって,ホタルを見る会が旧笊川で行われました。


最近はあまり見ることができなくなったホタルの幼虫などを見せてくださいました。


とんでいるホタルをたくさん見ることはできませんでしたが,草むらの中でぼわ〜っと光るきれいな光に歓声があがっていました。





ぼくたちと日下さんの出会い
  2年前5月
          
広瀬川清流の会の日下さんと私たち5年生は2年前にお会いしています。


当時3年生だった私たちも「旧笊川の清掃」に参加しました。


日下さんはホタルの話にとどまらず、川に落ちているゴミの話などを大変分かりやすく教えてくださいました。


「川にはタイヤや冷蔵庫、洗たく機も捨てられています。」

「みんなでホタルのいる川にもどしましょう!!」

今でも先頭に立って川を何とかしようとがんばっている日下さん。

私たちは日下さんにもう一度お話を聞いてみたくなりました。


 



日下さんの思いを聞いてみたい! 10月27日
様々な川に関する活動をしてきた日下さんになぜこのような活動をしているのか、私たちに望むことはないかを聞いてみたくなりました。


お電話してしまいました。

急な電話であったにもかかわらず、日下さんはていねいに快くインタビューにこたえてくださいました。

日下さんにインタビュー
 
@ どんな思いで川をキレイにしているのですか?
「いろいろな生き物たちを増やしたい。そのためにキレイにしています 。」


A 川をキレイにするためには、どうしたらいいですか?
「地域の人たちや学校の人たちに呼びかけて、みんなでいっしょに川をキレイにするゴミ拾いをするのがよいですね。」


↑日下さんの思いに賛同して集まってくださった地域の方たち


B 旧笊川にはどんな川になって欲しいですか?
みんな安全に遊べてホタルが戻ってくるような川になってほしいです。」


Cもっともっとホタルの数を増やすにわどうしたらいいのですか?
「昔のホタルがいたころのように,水草や他の生き物も生きていけるような環境じゃないとホタルは生きていけません。なので、今のままではいけないのでもっともっと環境を良くしなければ、ならないんです!そのためにもまずゴミのない川にしなくては。」


D私達にのぞむ事は、ありますか?
「近くに住んでいる人たちと協力して、川のゴミ取って、生き物を増やしてください。」
      
    
    日下さんインタビューにご協力ありがとうございました。

日下さんの話を聞いて少し自信がつきました。

「ゴミ箱置き隊」を中心に私たちが取り組んできた「ゴミ拾い」も川のためになっていたんだな〜。

また、ホタルをよみがえらすためにはホタル以外の生き物も住める川にしなくてはならないというのはなるほどな〜と思いました。

旧笊川にはどんな生き物がいるのか、またはいたのかも調べたいと思いました。






ザリガニは昔いなかった?
  10月28日
昔のことを調べている『昔のことを調べ隊』の人から

昔は川がきれいで、ザリガニなんていなかった

というアンケートを書いてくださった方がいると聞きました。

川の汚れがひどいとザリガニがいるって事?

「アンケートをしっかり調べてみよう」

やっぱりどんな生き物がいればいいのか,かつての旧笊川にはどんな生物がいたかなど調べてみたいと思います。








汚い水の生き物・きれいな水の生き物
 11月9日
参考)国交省水辺の生き物
汚い川に住む生き物



私たちが旧笊川で確認しているのは サカマキガイ ミズカマキリ タニシ ヒル です。

そして旧笊川には

アメリカザリガニがたくさんいます。




きれいな水の生き物

旧笊川では「カワニナ」 「ヤマトシジミ」を私たちは確認しています。

トビケラの仲間は「新笊川」ではだいぶ見られるようになったそうです。

旧笊川ではまだ見つけていません。









梅津さんに聞いたこと
 11月17日

梅津さんに質問  ※多少「昔のこと調べ隊」と重複します。

@ 今の川と昔の川の生き物の大きな違いは?
「いろいろな生き物がいましたよ。今は住んでいない野ウサギや昆虫、鳥や鮎。サケも川をのぼってきていました。」


A 私たちにのぞむことはありますか?

「笊川をきれいにすることは宮城県、日本、世界をきれいにすることにつながります。なのでみんなも川をきれいにする活動を進めてください。」


B 川の価値って何だと思いますか?
「私にとって川は、遺伝子そのものというか、体を作ってきてくれた大切なものという感じです。川があったからこそ、みんなのご先祖様も生きてこれたわけですから・・・。川の価値はこのようにもう体の一部となっているということにあると思います。」
      
    
   梅津さんご協力ありがとうございました。











生き物はつながっている
 11月20日
以前私たちは国語の時間に「トラマルハナバチ」と「サクラソウ」の話を学びました。

そこで学んだことは

「生き物はみんなつながり合っている」

「他の生き物と関係している」


だから日下さんの言うようにホタルをみたいと思ったら、ホタルだけでなく,そこに住む生き物全体で考えていかなくてはいけないということが分かりました。

旧笊川に少しでも生き物がもどるようにゴミを増やさないよう働きかけていきたいと考えています。











40年前笊川にいた生き物
 11月20〜12月1日
昔のことを調べ隊の協力をもらって、地域の方に書いていただいたアンケートを読んでみました。

私たちは美しかったという40年前の旧笊川にいた生き物を当時の方のアンケートからまとめてみました。


40年前に見られた生き物 今現在見られる生き物 
ザリガニ
カワセミ ミミズ
イノシシ ヤマトシジミ
サギ アメンボ
たぬき ヤゴ
野ウサギ ヒル
メダカ タニシ
ナマズ ヘビ
オイカワ サケ
ホタル メダカ
ウナギ カワニナ
ドジョウ
ゲンゴロウ
ヤゴ
カモ
イタチ
カメ
コイ
カエル
カワニナ
サケ
フナ
ウグイ

同じものもいますが、大型のイノシシやタヌキなどは見たことがありません。

イタチやカメ、ゲンゴロウなどがいた豊かな川が想像できます。

※アンケートからまとめた結果です。









サケの卵がきました!! 12月4日
サケの卵をいただきました!650個です!


今日から私たち「水生生物調べ隊」でさけの観察をします。その名も
サケ日記です!はじまります!!
今後はさけ日記をご覧下さい。






以下はサケ日記などをご覧になった後にどうぞ。






今までの学び 2月15日
水生生物調べ隊である私たちは、実際に川に行ってどんな生き物がいるか調査してきました。

川にはザリガニやタニシがたくさんいました。

旧笊川の中にいる生き物の多くは、少し汚れている川に生きる生き物が多いのですが、中にはヤマトシジミやホタルのエサになるカワニナも、少しずつ増えていました。




私たちは、地域の方々の話を聞いて昔の旧笊川の生き物の様子をまとめてもきました。

梅津さんには学校に来ていただきました。

梅津さんは40年以上も昔から旧笊川を見守ってきた方です。

40年前の旧笊川はふだんはおだやかな流れで、今では見られない生き物がたくさんいました。

タヌキ、イノシシ、鮎、ゲンゴロウなど今ではなかなか見ることのできない魚や大型の生き物が旧笊川の周りにはいたそうです。

豊かな川が想像されます。

しかし今ではこれらの生き物がみられなくなってしまいました。

生き物はみんなつながっているので、全体を守っていかなければならないと思います。

どれか一つを守ればいいというわけではないということを私たちは学んできました。

それを教えてくれたのが広瀬川清流の会の日下さんです。

日下さんには電話でインタビューしました。

日下さんは川をきれいにして、ホタルの住めるようにしようと市民に呼びかけをして旧笊川のそうじをしています。

「昔のホタルがいたころのように,水草や他の生き物も生きていけるような環境じゃないとホタルは生きていけません。なので、今のままではいけないのでもっともっと環境を良くしなければ、ならないんです!そのためにもまずゴミのない川にしなくては。」

日下さんの思いに私たちも同感です。

1人では何もできないと思います。

地域の人たちとともにやっていくことの大切さを学びました。

私たちも清掃活動に参加して川をきれいにしなければと思います。





 

しばらくして僕たちにうれしい知らせがきました。

なんとサケの卵を育てることになったのです。

卵が来たと同時にサケ日記も始まりました。

サケ日記は毎日のサケの様子を記録するものです。

毎日書くなんてちょっと大変かもと思ったけれど、毎日やっていると成長が楽しみでしょうがなくなりました。

1週間たっていつものようにサケ日記を書こうと水そうを見てみたら、なんとサケが一匹生まれていたのです。

生まれたばかりのサケには、理科の時間でみんなで観察したメダカと同じように、養分が入った袋が腹についていました。

メダカと違って、生まれたばかりなのにすごく大きくて驚きました。

それから日にちがたつにつれて、どんどんサケが生まれていきました。

生まれたばかりのサケたちは水面へあがらず、下の方に固まっていました。

1ヶ月たつと暖冬の影響がでてきました。

水温が高いために、病気に感染したサケが少しずつ増えてきてしまいました。

でも同時に水面近くまであがって泳ぐサケも増えてきて、エサをあげられるようになってきました。

しかし、エサをやることで水がどんどん汚くなり、水を替える回数も増えました。

エサの量を調節したりいろいろ試しましたが、水そうの大きさに対してサケの数が多すぎたようです。

これ以上病気のサケを増やしたくないということと、少しでも多くのサケを自然にかえすことを目的に私たちは一部を放流することにしました。

放流したサケはまだ少し小さかったのですが、元気に泳いでいきました。



そして、まだ私たちには多くのサケが残っています。

もっと大きくなるまで育てて、絶対立派なサケを放流したいです。                 
       (22年2月15日)