泉ヶ岳の水と旧笊川の水の状態
6月の野外活動で私たちは泉ヶ岳を流れる清流のCOD値を測ってきました。
    
 
   

泉ヶ岳の水 旧笊川の水
 1〜2   
結果は上の通りとなりました。ともに水生生物もたくさんいましたが、旧笊川の水は水のにおいや透明度は泉ヶ岳に全く及びませんでした。私たちは自分たちの住む旧笊川が少しでも泉ヶ岳の水に近い状態になればと思うようになりました。
       「どうして?こんなに汚いの?」 「直接きれいにできないかな?」

※「COD」とは化学的酸素消費量ともいいます。この値が大きいほど水中の有機物は多いことになり、汚れの程度も大きいと考えられます。
 
川の汚れの原因は?
私たちの住む大野田地区を流れる旧笊川の水には、昔生活排水が流されていました。
Mさんの話参照

今は様々な人の力で下水設備が整っています。
            
            
しかし未だ上の資料にもあるとおり、私たちの生活排水が川を汚す原因となっています。

そこで私たちは「まず生活排水を何とかすること」を目的に

「汚い水をなるべく流さない」

方法を考えてみました。
生活排水そのものを見直してみよう 家庭での試み
そこで私たちが目を付けたのが「台所排水」です。

米のとぎ汁を植木に使う
 

米のとぎ汁に含まれているヌカはヘドロのもとになるんだそうです。



他にもシャンプーを自然由来のものを使うなどの話をすることができました。


もっと直接水をきれいにしてみたい!
 水を汚さないのって大切! でも・・・もっと直接的に 水をきれいにしてみたい!

「水を汚さないって大切。」

「でももっと直接水をきれいにできる方法ってないのかな?」


そこで!!私たちの2つの試みをご覧下さい!!
私たちはろ過器を使って水をきれいにする方法を調べました。

簡単なろ過器を使って身近な水をきれいな状態に戻したいと思いました。
私たちは有用微生物群が水をきれいにする!という記事を見つけました。

いろいろな「浄水」方法を実験して試していきたいと思います!!


















































↓以下は上の2つをご覧になった後に見てくださいね!












12月18日  ペットボトルろ過器と活性汚泥で汚水処理
            
お弁当の日だったので、ペットボトルろ過器隊の弁当を洗い、洗い水を用意しました。
            
カスもしっかり入っていました。ちなみにこの状態でのCODは100です。


ろ過器は2つ用意しました。

12月5日と13日に試したそれぞれのろ過器です。

「ゆっくりゆっくり流してね〜」
 
「おお!ずいぶん透明な水が出てきたよ!!」

               

           
ろ過器ににはしっかりカスがたまっていました。
           
両方ともCODは20になっていました。

COD  20〜30?         
アンモニア 10         
NO2(亜硝酸)           0.2    
NO3(硝酸) 1    
PO4(リン酸)      

ペットボトルろ過器でろ過した水を活性汚泥に入れました。月曜日に調べます。
           

※あくまで児童による簡易検査の結果です。









12月21日  ペットボトルろ過器と活性汚泥で汚水処理A
朝早速はかってみましたが、CODの値はあまり良い結果とはいえませんでしたが、他の値は下がっていました。
           
CODの値大きく変わらず!!

アンモニアは全く変わりませんでした。
COD  20      前回よりやや改善 前回12月18日値 20〜30
アンモニア 10       前回と変わらず 前回12月18日値 10
NO2(亜硝酸) 0.005   前回より改善 前回12月18日値 0.2
NO3(硝酸) 0.2以下  前回より改善 前回12月18日値 1
PO4(リン酸) 0.5     前回より改善 前回12月18日値 1
明日もう一度測ってみたいと思います。










12月22日  ペットボトルろ過器と活性汚泥で汚水処理B
COD  20      前回と変わらず 前回12月21日値 20
アンモニア 10      前回と変わらず 前回12月21日値 10
NO2(亜硝酸) 0.005  前回と変わらず 前回12月21日値 0.005
NO3(硝酸) 0.2以下 前回と変わらず 前回12月21日値 0.2以下
PO4(リン酸) 0.5    前回と変わらず 前回12月21日値 0.5

「最初の状態からはずいぶんよくなったけれど、もう少し時間がかかりそうだね」

「冬休み明けにもう一回やろう!」

「今度はうまくいくかな〜〜〜」
           



































以下は先に「ペットボトル浄水器」をご覧下さい。





1月27日  ペットボトルろ過器と活性汚泥で汚水処理C


COD  100         
アンモニア 2        
NO2(亜硝酸)           0.005    
NO3(硝酸) 0.5   
PO4(リン酸) 1   






あくまでポタポタゆっくり汚水をろ過器を入れるので時間がかかります。

           ↑ろ過したあとの水(左)     ろ過する前の汚水(右)
「やった〜ずいぶんきれいになったんじゃない?」
「早速活性汚泥に入れてみよう!!」


「うまくいきますように」

数値は明日調べてみようと思います。














1月28日 ペットボトルろ過器と活性汚泥で汚水処理D最終実験

 

活性汚泥に入れていた汚水の検査をしました。
COD  100     10〜20  前回よりも改善!
アンモニア 2     0.2     前回よりも改善!
NO2(亜硝酸)         0.005    0     前回よりも改善!
NO3(硝酸) 0.5       前回よりも改善!
PO4(リン酸) 1         前回と変わらず!
※あくまで児童による簡易検査の結果です。
※NO2NO3の結果はほとんど0に近い状態でした。

 


「やった〜〜〜〜〜!!」

「やっとうまくいった〜〜〜!!」

「活性汚泥ってやっぱすごいなあ〜〜」

「ろ過器も良かったんだよ。いつもみたいに活性汚泥からイヤなニオイがしないよ。」

「カスたまっていないしね。やった〜〜!」

ずいぶんと時間がかかってしまいましたが、その分たくさん試行錯誤ができました。

この実験結果は子どもたちの納得のいくものとなったようです。お疲れ様!!



これからはそれぞれこの学びのまとめをしていく予定です。