宮城野散策 宮城野八幡神社・乳銀杏

                                                                 H20.8.1

 学区の北西に位置する,銀杏町の宮城野八幡神社と国の天然記念物に指定されている「乳銀杏」を今日は紹介します。


(PHOTO 宮城野八幡神社1)
 宮城野八幡神社は,もともと原町南目地区にありましたが,昭和20年に戦災で,焼失してしまいました。

 昭和27年に,この銀杏町に再建されて,今日に至ります。

 

(PHOTO 宮城野八幡神社2)
 社伝によると,延暦17年(平安・798年)に征夷大将軍の坂上田村麻呂が男山八幡宮に分霊を請い,迎えて奉ったことが起源で,往古生巣原八幡神社といったそうです。

 康平5年(1062年)前九年の役では,源義家東征のときに,この神社で戦勝を祈願したと,言われています。

 また,仙台藩主・歴代伊達氏もいろいろなものを奉献していたそうです。

(PHOTO 乳銀杏1)
 宮城野神社の隣に位置する,個人宅の敷地内に,乳銀杏と呼ばれる国の天然記念物があります。

 四代藩主綱村公の名により,宮城野の野守役となった方と言われています。

 間近で,この乳銀杏をご覧になりたい方は,個人宅ですので,了解を得るとよいでしょう。
 
 幹の周りは約8.5m,高さは約28m,樹齢はおよそ1200年と,推定されています。

 現在も,緑の葉が茂り,その姿には圧倒されます。

(PHOTO 乳銀杏2)
 この大銀杏は,写真の通り,気根(乳)がたくさん垂れ下がっていることから乳銀杏と呼ばれています。

 伝説では,聖武天皇の乳母・紅白尼の遺言によって,尼の塚の上に植えたのがこの銀杏と言われ,滅多にない名木であったので,かたわらに姥神が祭られたのだそうです。