雄勝硯体験活動
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- by master
- 2015.08.22 Saturday 20:22
東日本震災で大きな被害を受けた雄勝町。そこで産出される「玄昌石」を原料とする日本一の生産量を誇った「雄勝硯」も,壊滅的な打撃を受けました。しかし「600年前の室町時代から続く歴史を絶やす訳にはいかない。」と,雄勝の人々は全国のボランティアの方々の協力を得ながら,震災から2ヶ月後には津波に流された原石などを回収し,全て手洗いして泥を落としたのだそうです。その中には,平成24年10月に復元された東京駅丸の内駅舎の屋根のスレートの原料になったものも含まれています。
その雄勝町に,本校の児童,保護者,地域の方々,そして仙台市図画工作研究会の先生方とともに行ってきました。硯職人の方々の協力を得て「マイ硯」を作るためです。この活動の提唱者は本校の卒業生で世界的な彫刻家でもある武藤順九氏。武藤さんは,イタリアで大理石などを使って仕事をされていましたが,雄勝の復興を願い,また日本文化の中での石をもっと大切にしたいと考え,この「マイ硯」運動を立ち上げたのです。
「おがつ店こ屋街」に着きました。
仮設店舗の中で説明してくださるのは,雄勝硯生産販売協同組合の千葉さんです。
仮設の工場の機械も見せていただきました。
原石を裁断してみよう。武藤さんも見守っています。
「彫り」を担当する職人の仕事を見せていただきます。
「磨き」を担当するのはまだ若い職人さんです。
「仕上げ」を担当するのは女性の職人さんです。
いよいよ「マイ硯」にする玄昌石を選び,自分の名前を彫ります。
昼食の時間です。なんと,ホタテやカキをごちそうになりました!!
おかわりもありです!
午後,まず石の彫り方を武藤さんに教えていただきました。
みんな一生懸命彫っていきます。
お父さんもお母さんも真剣そのもの。
色々な硯ができそうです。でも今日の活動はここまで。後は,専門の機械を使って次回までに職人さんに彫ってもらいます。
続いて,千葉さんに震災の時の様子をお聞きしました。
まだ復旧していない堤防。
この仮設商店街があるところは,以前は雄勝町庁舎があったところでした。
武藤さんが「マイ硯」への思いを話してくださいました。
最後にみんなで記念写真です。
次回は10月17日。硯の仕上げをします。世界に一つだけのマイ硯。どんな感じに彫ってあるでしょうか。とても楽しみです!!
その雄勝町に,本校の児童,保護者,地域の方々,そして仙台市図画工作研究会の先生方とともに行ってきました。硯職人の方々の協力を得て「マイ硯」を作るためです。この活動の提唱者は本校の卒業生で世界的な彫刻家でもある武藤順九氏。武藤さんは,イタリアで大理石などを使って仕事をされていましたが,雄勝の復興を願い,また日本文化の中での石をもっと大切にしたいと考え,この「マイ硯」運動を立ち上げたのです。
「おがつ店こ屋街」に着きました。
仮設店舗の中で説明してくださるのは,雄勝硯生産販売協同組合の千葉さんです。
仮設の工場の機械も見せていただきました。
原石を裁断してみよう。武藤さんも見守っています。
「彫り」を担当する職人の仕事を見せていただきます。
「磨き」を担当するのはまだ若い職人さんです。
「仕上げ」を担当するのは女性の職人さんです。
いよいよ「マイ硯」にする玄昌石を選び,自分の名前を彫ります。
昼食の時間です。なんと,ホタテやカキをごちそうになりました!!
おかわりもありです!
午後,まず石の彫り方を武藤さんに教えていただきました。
みんな一生懸命彫っていきます。
お父さんもお母さんも真剣そのもの。
色々な硯ができそうです。でも今日の活動はここまで。後は,専門の機械を使って次回までに職人さんに彫ってもらいます。
続いて,千葉さんに震災の時の様子をお聞きしました。
まだ復旧していない堤防。
この仮設商店街があるところは,以前は雄勝町庁舎があったところでした。
武藤さんが「マイ硯」への思いを話してくださいました。
最後にみんなで記念写真です。
次回は10月17日。硯の仕上げをします。世界に一つだけのマイ硯。どんな感じに彫ってあるでしょうか。とても楽しみです!!
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