長町中学校トップ>平成28年度長町中の防災教育

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防災教育の取組
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平成28年度 長町中学校防災教育の取組
 防災教育の計画
  (1) 全体計画
(2) 年間指導計画

 長町中学校の取組 
  (1) 避難訓練
  @ 第1回避難訓練 【全学年】
    (地震から火災発生;避難経路の確認)
  A 集団下校訓練 【全学年】
  B 第2回避難訓練 【全学年】
    (地震から火災発生;休み時間の避難)
(2) 長町中学校区 防災訓練 【1学年】
(3) 我がまち防災学習 【1学年】
(4) 防災講話 【 1学年 2学年 3学年
(5) 救命救急訓練 (救命入門コース受講) 【2学年】
(6) 副読本を活用した授業実践  「家族と考えよう,我が家の防災の取組」 【全学年】

 連携のための取組 
  (1) 長町中学校区小中連携協議会
(2) 防災フォーラムin太白
   「熊本地震から学ぶこと,私たちにできること

(3) ともに!チーム長町プロジェクト
(4) ながまち学びネット こどもぼうさいキャンプ
(5) 地域行事へのボランティア参加
(6) 避難所準備委員会防災訓練

第1回避難訓練

 4月18日,第1回の避難訓練を行いました。大地震発生,電源喪失,火災発生という想定の下,今年度最初の避難訓練を行いました。避難経路の確認や点呼の取り方の確認などを全員で確認しました。
 人数が多いため,避難指示が出されてから避難完了まで8分32秒かかりましたが,生徒たちは真剣に取り組んでいました。生徒の中からも「人数が多いので,日頃の訓練の大切さを実感した。」などの声が聞こえました。
 これからも生徒の防災意識を高めていきたいと思います。
               
                  
ともに!チーム長町プロジェクト 熊本地震支援募金活動

 4月26日,JR長町駅,本校昇降口において熊本地震支援募金活動を行いました。実行委員を中心に,自分たちができることを精一杯考えて企画しました。手作りのポスターや募金箱も準備しました。
 街の人たちもとても温かく,わざわざ足を止めて生徒たちの呼びかけに応えていました。集まった募金は日本赤十字社を通して熊本へ送られました。
 災害へ備えることも大切ですが,被災地の復興のために何ができるのかを考えることも防災教育の大切な役割だと思いました。
 
 
ともに!チーム長町プロジェクト サミット

 5月31日,長町中学校において,長町小,長町南小,鹿野小の代表児童,そして地域の方が参加し,プロジェクトの活動内容について話し合いました。小学校と中学校,または学校と地域が顔の見える関係になり,その結びつきを強めるためには,何をどのようにすればいいのかについて多くの意見が出されました。
 今後,様々な連携を図っていく上での第一歩となる,大切な会議になりました。 
 
1学年防災講話

 6月2日,山形大学教職大学院の村山良之教授をお招きし,1年生を対象に防災講話を行いました。「防災について学ぶのはなぜ?」という演題のもと,学区でもある長町利府断層についてお話をしてくださいました。震災をただ闇雲に怖がるのではなく,しっかりとした知識をもち,十分に備えていくことが安全や安心につながっていくと教えていただきました。
 後半はパネルディスカッション形式で,生徒との意見交流会を設定しました。生徒からは日頃の備えについての質問などが出されました。
 
救命救急訓練

 6月3・6日,2年生を対象に救命救急訓練入門コースを実施しました。訓練は太白消防署と防災安全協会の指導の下進められました。まずDVDの視聴の後,全員で「あっぱくん」を用いた心臓マッサージの訓練をしました。その後,心肺蘇生法訓練用人形を用いて緊急時の対応を学習しました。AEDの使用方法についても学ぶことができました。
 知っていれば救える命があることを全員で考えることができました。

 
 
集団下校訓練

 6月15日,避難訓練の一部として集団下校訓練を行いました。本校では震度5強以上が発生した場合,通常とは異なる集団下校の措置をとることになっています。(事前に申し出のあった生徒については学校での引き渡し)
 全校生で校庭に集合した後,地区ごとに集まり,担当教員の先導の下,各地区の拠点地に向かいました。(拠点地とは生徒が家に入れなかったときなどに再度集合する場所です。拠点地には担当教員が45分間待機することになっております。拠点地に戻ってきた生徒は,担当教員と一緒に学校に戻ることになります。)
 人数が多い地区もあり,横断歩道の歩き方や点呼の仕方などでの課題も見られました。今後、改善していきたいと思います。

 
 

ともに!チーム長町プロジェクト  花壇整備

 6月27日,花壇整備を行いました。西昇降口近くの花壇や国道286号線沿いの花壇に,
マリーゴールドなどの苗を植えました。地域の方にも見ていただき,心が和んでもらえればという願いを込めました。
 その後も,水やりや雑草取りなどの作業をプロジェクトのメンバーで行っています。今後も地域との絆に花を咲かせていきたいと思います。

 
3学年防災講話

 7月19日,陸上自衛隊多賀城駐屯地の安齋智広様を講師にお招きし,「第22普通科の概要及び震災144日間の活動と現在の取組」という演題のもと,防災講話を行いました。東日本大震災での活躍や自然災害に対する活動などをお話しいただきました。
 我々の生活を陰で支えてくれることや仕事に対する責任感などを学ぶことができ,生徒の視野も広がりました。

 
長町南サマーフェスタ

 7月16日長町南小学校で行われた長町南サマーフェスタにボランティアとして参加いたしました。出店を手伝ったり,合唱部が浴衣姿で合唱を披露したりするなど,地域での活躍の場を得ることができました。出店などの手伝いは1年生も多く,昨年度小学生だったときとの立場の違いを実感しているようでした。
 今後も地域と歩む学校づくりができるように,これからも積極的に参加していきたいと思います。

 
 
ながまち学びネット こども防災キャンプ

 7月27日,長町南小学校で行われた「こども防災キャンプ」に運営ボランティアとして30名ほどの中学生が参加しました。この行事は市民センターと各学校関係者で組織する「ながまち学びネット」推進委員会が主催しており,小学生を対象に防災について考えさせるものでした。クロスロードなどの防災ゲームや,缶詰などを用いたあんかけご飯づくりなどに取り組みました。中学生は会場準備をしたり,小学生をリードしたりして活動しました。
 小学生や大人との交流を通して,地域の中での役割などを学ぶことができました。

 
 
地区清掃

 夏休みに入ってからの土日の早朝に,各地区ごと地域清掃が行われました。各町内会やPTAの地区委員さんにお世話になりながら中学生が除草作業や花壇整備などに取り組みました。昨年度よりも生徒の参加率も高くなり,地域のためにより貢献することができました。地域の方や保護者と一緒に作業することで,地域の一体感が生まれたようでした。
 自分の住んでいる街を知り,地域の中で自分たちができることについて,これからも考えさせていきたいと思います。

 
ともに!チーム長町プロジェクト「特別編」

 8月2日,「特別編」として津波被災地訪問を行いました。名取市海岸林再生の会(オイスカ)の方々にお世話になりながら植栽現場でのボランティア活動を行ったり,せんだい3.11メモリアル交流館や荒浜小学校を訪ねたりしました。参加者は小学生や地域の方を含め総勢80名程度になり,バス2台に分乗しての移動となりました。
 津波被害について学んだり,復興について考えたりできる貴重な体験になりました。

 
 
防災フォーラムin太白

 8月4日,長町中学校区小中連携協議会・太白区小中学校防災主任連絡協議会・東北大学災害科学国際研究所が主催となり,太白区文化センターにおいて「防災フォーラムin太白」を開催しました。テーマは「熊本地震から学ぶこと・私たちにできること」です。日本赤十字社の菅原清悦様や南材地区町内会連合会会長の菅井茂様に講演をいただいたり,小中学校の取組の発表やパネルディスカッションなどを行ったりしました。地域や関係機関からも多くの参加をいただき,「私たちにできること」を一緒に考えることができました。
 
「家庭で防災を考える」取組

 夏休みを利用して,家庭で防災について考える取組を行いました。夏休み前に事前学習をし,夏休み中に家庭で話し合ったことを8月24日の授業で共有しました。各学年のテーマは1学年「家にいる時地震が起こったら」,2学年「外出時に地震が起こったら」,3学年「災害に備えて」でした。グループ活動では活発に意見が出されていました。
 家庭との連携についても,今後進めていきたいと思います。

 
ともに!チーム長町プロジェクト
         モーニングフレッシュプロジェクト


 8月26日から9月8日にかけて,各小学校の正門前で小学生と合同であいさつ運動を行いました。早朝からの活動になりましたが,中学生と小学生が協力して活動する貴重な時間になりました。中学生にとってもリーダーシップを発揮する大切な体験でした。今後も小中の連携を深めていきたいと思います。

 
 学年防災講話
 9月12日(月)第2学年防災講話を開催しました。閖上中学校遺族会代表であり,津波復興祈念資料館「閖上の記憶」の語り部でもある丹野祐子様をお招きし,「命を考える」という演題のもと講演会を行いました。「当たり前と思っていることは当たり前ではないので,家族を,今を大切にすること」,「震災の記憶を語り継ぎ,私たちの物語を作っていくこと」,「命を守るための行動を最優先すること」など,生徒にとって大切なことをお話しくださいました。我々にとっても防災教育の方向性を考える貴重な時間になりました。
 
 長町中学校区防災訓練  
 10月22日(土),第1学年を対象に防災訓練を実施しました。消防署やNTT東日本などから講師をお招きし,「消防訓練」「救急訓練」「炊き出し訓練」「仮設トイレ設置訓練」「災害用伝言ダイヤル訓練」「ハートフル体験(キャップハンディ体験)」の6つの訓練を行いました。
 太白消防署の消防訓練では消火器の使い方や通報の仕方だけではなく,消防車輛の見学や,装備の装着体験,消防車の放水体験など,生徒の興味関心を高める内容となっていました。
 避難所運営などで自分たちに何ができるのかを考える貴重な機会になりました。 
 地域防災訓練  
 10月29日(土),避難所準備委員会主催の地域防災訓練が開催されました。今年度は長町中学校区の指定避難所で同日設定で開催されました。中学校からは部位活動単位でのボランティアという形でそれぞれの訓練に参加しました。長町中学校では受付の補助や炊き出し訓練の補助,仮設トイレの設置など,様々な場面で活躍しました。地域の中で中学生が求められていることは非常に多く,自分たちの役割を実感する機会となりました。 
 我がまち防災学習  
 11月4日(金),第1学年を対象に「我がまち防災学習」を行いました。民生委員児童委員協議会の協力の下,自分が住んでいる地域でフィールドワークを行い,高齢者宅に訪問したり,高齢者の視点で危険箇所を確認したりしました。フィールドワークで確認したことは,学校に戻ってから,グループごとに防災マップにまとめました。
 民生委員の方々と地域を回ることで,今まで気づかなかったことを意識したり,地域の中で自分ができることを考えたりする生徒の姿が見られました。 
 第2回避難訓練  
 11月8日(火),第2回避難訓練を行いました。第1回目は避難経路の確認が主な目的でしたが,今回は生徒の防災対応力を高めることが目的でした。生徒には事前に予告せず,しかも休み時間に緊急放送を流すという設定で行いました。生徒は近くの教員の指示に従ったり,自分で行動を考えたりするなど真剣に取り組んでいました。また,第1回目と違い,火災による階段の閉鎖や負傷者の搬送などもあり,本番さながらの動きが求められました。しかし,第1回目よりも避難の時間が短縮されるなど,生徒の成長が見られた訓練となりました。 
故郷復興プロジェクト(チーム長町プロジェクト第31弾)  
  3月6日(月),故郷復興プロジェクトを行いました。全校での黙祷の後,仙台市中学校長会制作のDVD「ともに,前へ」(第3集)の視聴,今年度のチーム長町プロジェクトの活動報告,復興ソング「仲間とともに」合唱などを行いました。最後に全員での写真撮影を行い,来年度も更に活動を重ねていくことを誓い合いました。今年度の主な防災行事は終了しましたが,これからも地域との連携を深めながら防災教育を進めていきたいと思います。

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