鹿野小ブログ

「できた!」をふやす・「どうなる?」をためす・「楽しい!」を見つける
児童が安心して学び、保護者・地域が安心して託せ、教職員が安心して働ける学校を目指して

【参考】ゲーム機の「見守り設定」等について〜子供たちを守るために

学校でChromebookを活用して授業を進めている時代です。
子供たちにとって「情報機器」はますます身近なものとなっています。

これは,今年の9月に鹿野小の5・6年生,約120名を対象に「情報機器に関するアンケート」を行った際の結果です。

まず,ほとんどの子が自分でインターネットに接続できる情報機器を使っていることが分かります。

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さらに,その目的は「ゲーム」や「動画視聴」が主です。

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一方,登校後,体調不良を訴えたり,
イライラした様子を見せる子供たちからは,
時々こんな声も聞かれます。

・遅くまでゲームをやってしまい寝不足
・ゲーム機を使って夜中までYouTubeで動画を観ていた
・(通信型の)ゲームで相手に嫌なことを言われた
・早く帰ってゲームがしたい


さらに,全国では,通信型のゲームやSNS上でやりとりをする中で,
小学生が(男女を問わず)トラブルに巻き込まれる事案も年々増えています。

上と同じアンケートで鹿野小学校でもSNSに関して調査したところ,予想以上に多くの子がSNSのアカウントを持っている(=使っている)ことが分かりました。また,この結果を見ると「LINE」に追いつく勢いで「TikTok」が人気なのがよく分かります。「TikTok」にも様々な人と繋がることができてしまう「コメント(チャット)機能」が付いています。保護者の方がお子さんのアカウントを把握し,適切な管理のもとで利用していることを願うばかりです。

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「子供は失敗から学ぶことが大切」とはいえ,
「情報機器との接し方」を原因として体調を崩したり,
犯罪に巻き込まれたりするような取り返しのつかない「最悪の失敗」は,
大人が避けてあげなければなりません。


下の動画のように,ゲーム機やスマートフォン,タブレットPC等には,子供たちの心身の健康を守るため,保護者が子供の使用を制限できる機能がついているものがほとんどです。ぜひ,お子さんを守るために,使用させている機器にこうした機能がないか確認し,ご活用いただければと思います。

また,「ペアレンタルコントロール」で検索すると,様々な機器の制限のかけ方がネット上では紹介されています。ご参照ください。





なお,こうした保護機能については「どうしたら解除できるか」という情報もネット上にはたくさん出回っており,「親よりも子供の方が詳しい」ということはよくあることです。親が設定したパスワードを子供が推測し,勝手に保護設定を解除して夜中まで機器を使っていたという事例もあります。

大切なのは,やはり,「我が家のルール」をしっかり決めておくこと。そして,「それが守れなかったらどうするか」まで話し合っておくことだと思います。

学校では,今後も「情報モラル」「デジタル・シチズンシップ」についての指導を続けていきます。

御家庭でも,情報機器との正しい付き合い方について,お子さんとしっかり話し合っていただきますようお願いいたします。

#GIGA
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