鹿野小ブログ

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児童が安心して学び、保護者・地域が安心して託せ、教職員が安心して働ける学校を目指して

5月26日 「無自覚ないじめ」とは

水曜日の朝は「学級の時間」。

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外で思い切り体を動かしているクラスがたくさんありました。

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▽5年生の廊下にあった掲示物。5年生は,さっそく「次のめあて」を決めたようです。GIGA端末をどんどん使うための約束も貼られていました。

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▽2年生・国語「海外の小学校について聞こう」の授業。担任が「『外国』って,たとえば,どんな国?」と尋ねると,子供たちがさっそくノートに書き始めました。国旗付きで書いている子もいました。

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▽4年生・書写「原」。毛筆「原」では,「たれ」の学習をしています。 「たれ」と中の部分の組み立て方に気を付けて,丁寧に書き上げていました。

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▽今日の給食のメニューはこちら。

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「サンマの蒲焼き」はご飯にぴったりのおかずでした。

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▽今月は「いじめ防止『き・ず・な』キャンペーン月間」です。各学級でも,「いじめ」について考える授業や自己肯定感を高めるクラス作りなど,いじめの防止に向けて様々な取組をしています。

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ところで,このブログをご覧いただいてる保護者の皆様は,「無自覚ないじめ」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?たとえば,以下のような場面は「いじめ」だとおもわれますか?

(以下の例は仙台市教育委員会発行の「生徒指導ハンドブック」より抜粋)

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これは,いずれも,「訴えられた子」に故意や過失もなく,「相手が嫌だと分からなかったもの」「考えても分からないもの」,また時には「好意で行った行為」の場合もある事例です。近年,こうした事例に学校が「いじめ事案」として対応するケースが市内でも多く見られています。「いじめられた」と訴えられた本人やその保護者の方からは「この程度でいじめ?納得できない」といった訴えを受けることもあります。

ただ,現在の「いじめ防止対策推進法」上の「いじめ」の定義は,
ijime_teigi.jpgと,「相手が心身の苦痛を感じていること」が判断の基準とされていることから,上で紹介した事例も,相手が苦痛を感じれば「無自覚ないじめ」となってしまう可能性を持っています。そして,こうした「無自覚ないじめ」も,解消されないまま継続すれば,相手にダメージを与えることになります。

子供たちにとっては「無自覚」なだけに「いじめはいけない!」といった表面的な指導だけでは,防止の効果はありません。また,場合によっては,訴えられた子の心情も考慮し,「いじめ」という言葉を使わずに,相手の苦痛を自覚させる指導を行う方が適している事例もあります。

仙台市のスクールロイヤーからは「無自覚ないじめ」を防止する方法として,以下のようなアドバイスをいただいています。

・「嫌だなあ」と感じていても、相手に面と向かって「やめて」と言えない心情があることを子供たちに教え、人が嫌な思いをする可能性があることは日頃からしないように指導すること。

・嫌なことがあったら、自分の気持ちを伝えることの大切さやその方法を子供たちに教える。「はっきり」「優しく」「人(友人、親、先生)を介して」等の方法がある。

学校でもこうしたアドバイスを活かしながら,「無自覚ないじめ」を含めた「いじめの未然防止」に向けて指導を重ねていきますので,ぜひ,御家庭でも,「無自覚ないじめ」について話題にしていただき,「相手の気持ちを考えること」の大切さを繰り返し話してあげてください。

#いじめ

▽本日配布の学校だよりにも書きましたが,今年度の授業でのプール利用に関して「感染対策を十分に行った上で使用を可とする」という通知が仙台市教育委員会より届きました。

しかし,プール内外でのソーシャルディスタンスの確保など,利用するための条件が厳しく,プールサイドが大変狭い鹿野小のプールでは,例年通りの利用の仕方は厳しい見込みです。それでも,少しでも子供たちを水に親しませるため,どんな運用ができるか,現在校内で検討を始めているところです。

例年に比べて,入水できる回数は少なくなるかもしれませんが,なんとか子供たちにプールを使わせる手立てを考えて参りますので,次の連絡まで少しお時間をください。準備物や利用開始日については,決まり次第,各学年からお知らせいたします。御理解をお願いいたします。

昨日は職員で「プール掃除」をしました。狭いプールとはいえ,職員にはなかなかの重労働です。

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今年はこのプールで子供たちの歓声が…いや,基本的には声も出せないので...子供たちの笑顔が見られるはずです。

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