蒲町中学校の授業から 〜ちょっとした一言の喜び〜

 蒲町中学校の授業風景をお伝えしたいと思います。今日は1年生は能楽のワークショップがありました。また、1、2年生は5時間授業で二者面談。3年生は4時間授業で三者面談がありました。
 音楽の授業では「篠笛」の授業がスタートしています。3年間継続して学習しますので、3年生になるととても上手になるそうです。12月には聴く機会があるそうなので楽しみにしています。

 今日はちょっとした良いことがありました。

 2、3校時に2年3組の調理実習があったのですが、蒲町、大和町の学校支援地域本部の方が4〜5名、手伝いに来て下さいました。手慣れた包丁さばきで魚をおろす生徒もいたり、手伝いの方がいたりするためか、楽しい実習となりました。また、毎回完成したつみれ汁を校長室に生徒が運んできてくれます。私はあっという間に食べてしまいます。今日も運んできてくれて、おいしくいただき、評価用紙に感想を記入して調理室に器を返しに行きました。
 そのとき2年3組の女子生徒が実習終了後の帰り際に支援地域本部の方々に「2時間という長い時間、手伝いをしていただきありがとうございました。」と爽やかにお礼の挨拶を言っていました。

 また、1年2組では、研修のためにいつもと違う先生が来て、1ヶ月ほど国語の特別授業をしました。最後の授業の挨拶の時に生徒から「いつも、2組のことを思いやって、褒めてくれたり、一生懸命授業をしてくださりありがとうございました。」とお礼の挨拶がありました。

 どちらも思いがけない感謝の言葉に私も、そしてその場にいた人も本当に感動しました。言葉は人の心を動かすのだなと思った出来ごとです。
 蒲町のすばらしい子供達を再認識しました。


篠笛の授業です 校舎内に素敵な音色が響きます
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 12月には発表する機会があるそうです
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 2年3組の調理実習 さんまをさばいてつみれを作っています
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 支援地域本部の方々に手伝っていただきました
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 校長室に「つみれ汁」を運んでくれた人たち おいしかったです
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 1年2組の授業風景
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 国語の授業です P1060646.JPG


 3年生は三者面談 廊下には誰も居ないですP1060644.JPG
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日本の伝統芸能「能楽」 1年生ワークショップで体験

 今年の12月13日に蒲町中学校、全校生徒参加の「能楽鑑賞会」を行います。この鑑賞会は「片山家能楽、京舞保存財団 文化芸術による子供の育成事業」によるもので、蒲中が申し込んで実現する行事となります。
 今日はその時に1年生も一緒に舞い、歌う場面がありますので、事前にワークショップとして、練習を行いました。
 この日のために、わざわざ京都から子供達を指導しに来ていただいた財団の方々に感謝したいと思います。
 ワークショップでは能楽の歴史を少しですが、教えていただきました。能楽は世界最古の演劇であり、シェークスピアのオペラよりも100年も前に行われていたということです。
 1年生は舞を練習するチームと歌を練習するチームに分かれて体験活動をしました。12月の演目は「敦盛」。蒲町中学校体育館にセットを組んで行われる大がかりのものです。その時に1年生が約15分間舞い、歌を披露した後に能楽師による本公演が始まります。
 1年生達は最初はよく分からない「能楽」というものに戸惑いながらも、ワークショップが始まると能の魅力に引き込まれて、一生懸命活動する姿がありました。
 蒲町中学校では多くの経験が子供達を育てると考えています。この経験を大切にしてほしいと思います。

 生徒達は慣れない正座で吟じていました
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 節がとても難しいです
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 舞を踊る生徒達です
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 どんどん上手になり、型も決まってきました
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 12月はこのような舞台がセットされます
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