二もとの梅に遅速を愛すかな 〜公立高後期選抜入試結果〜

私は毎年この時期に,梅の開花の時期の違いを愛でている様子を伝える,この句を思い出します。今年も地元の仙台東高と仙台工業高の13名を筆頭に,地下鉄東西線開業効果もあって,仙台一高,仙台二華高,仙台向山高,宮城県工業高,仙台商業,仙台二高,仙台西高など県内の公立高校延べ21校(18学科)に合格者を出しました。毎朝の朝学習を頑張った小原さんは,『中学校で,できなかった新しいことにチャレンジしたいです。英語や数学が苦手だったので,高校ではしっかり毎日計画的にやっていきたいです。』と高校生活の抱負を述べていました。
 もちろん,残念な結果となった生徒たちもいます。しかし,試練は人を鍛え育てるものです。入試の結果にとらわれず,生徒たち一人一人が自己を実現していく道を常に歩み続けてほしいと願っています。また,これまで,何かと一緒にやってきた仲間と別々の方向になることも不安かもしれません。その気遣いも必要ですね。本校では,卒業後も校訓「自学・協調・健康」に励む卒業生を全面的に応援し続けます。

故郷・仙台を愛する心を込めて七夕飾りを作成する佐藤さん
(平成27年7月16日撮影)
故郷・仙台を愛する心を込めて七夕飾りを作成する卒業生の佐藤さん(平成27年7月16日撮影).jpg

早めに登校して,本日のあいさつ運動に備える2年・1年の生活委員の皆さん
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