日本の伝統芸能「能楽」 1年生ワークショップで体験

 今年の12月13日に蒲町中学校、全校生徒参加の「能楽鑑賞会」を行います。この鑑賞会は「片山家能楽、京舞保存財団 文化芸術による子供の育成事業」によるもので、蒲中が申し込んで実現する行事となります。
 今日はその時に1年生も一緒に舞い、歌う場面がありますので、事前にワークショップとして、練習を行いました。
 この日のために、わざわざ京都から子供達を指導しに来ていただいた財団の方々に感謝したいと思います。
 ワークショップでは能楽の歴史を少しですが、教えていただきました。能楽は世界最古の演劇であり、シェークスピアのオペラよりも100年も前に行われていたということです。
 1年生は舞を練習するチームと歌を練習するチームに分かれて体験活動をしました。12月の演目は「敦盛」。蒲町中学校体育館にセットを組んで行われる大がかりのものです。その時に1年生が約15分間舞い、歌を披露した後に能楽師による本公演が始まります。
 1年生達は最初はよく分からない「能楽」というものに戸惑いながらも、ワークショップが始まると能の魅力に引き込まれて、一生懸命活動する姿がありました。
 蒲町中学校では多くの経験が子供達を育てると考えています。この経験を大切にしてほしいと思います。

 生徒達は慣れない正座で吟じていました
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 節がとても難しいです
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 舞を踊る生徒達です
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 どんどん上手になり、型も決まってきました
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 12月はこのような舞台がセットされます
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