単元名

 
技術・家庭科
 発信するときのモラル
〜教室を通して学校紹介をしよう!〜

<学校紹介DVDの制作>

  

指導学級 ・ 指導者

 仙台市立郡山中学校 2学年 ・ 教諭 坂本新太郎

ねらい

相手の立場に立った内容と正しい情報を発信する。

指導の流れ

1 小学生を対象としたアンケートより,求められている情報を収集
 小学生に学校紹介をするということから相手意識を高め,アンケートをもとに,ニーズを把握した情報収集を行いました
 また,デジタルカメラやノートPC等,各種機器を積極的に活用しました。PC室ではなく,普通教室で活動を行い,ノートPCの機動性を生かすようにしました。
 


2 シンキングツールの活用(個人制作)
 プロット図の活用により,情報を効率的に整理・分類しました → プロット図の例
 一番表現したい事項を「クライマックス」として設定し,それに必要な情報を精選するという活動になりました。情報選択の観点が明確になり,不足している情報をさらに集めることにもつながりました。


3 制作したDVD作品の発信
 小学生に発信するために,映像作品の制作に取り組みました。情報モラルの重要性などについて,実感的に理解できた生徒も見られました。
 次に,出来上がった作品は,自分たちで観賞し合って,よりよい作品にするように見直しました
 最後に,小学生に実際に作品を見てもらいました。小学生の感想などをもとに,自分たちの作品を評価することができました。

 

成果と課題

成果
○ シンキングツール(プロット図)の活用による構成の具体化と時間の効率化
○ 他教科に学び方を生かす姿が見られた
○ 小中連携による生徒の情報活用に対する意欲の向上

 

課題
● 思考に適したシンキングツールの使い方

 

資料

情報活用型デザインシート(指導案等) → デザインシート

活用したシンキングツール → プロット図