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皆さんはリーダーになったことはありますか。行事の実行委員や生徒会の専門員など一度はクラスの代表としてリーダーになったことがあると思います。では、よいリーダーであるためにはどのようなことが必要なのでしょうか。
僕は中学1年のとき、一学年委員会の委員長をやっていました。学年委員になったとき、誰もやりたがらなかったので思わず手を挙げてしまったのです。委員長といってもやることは普通の委員とほとんどかわりありません。行事について話し合ったり、その月の学年目標を決めたり、クラスをうまくまとめたりというのが主な仕事でした。
けれど、この「クラスをまとめる」という仕事が大変でした。声をかけても言うことを聞かずに遊び続ける人、逆に怒り出す人、生返事を返してくる人など様々でした。いくら声をかけても言うことを聞かず、そのくせ何かあると「学年委員だろ、しっかりしろよ」などと言われ、面倒なことは押しつけられます。僕は日ごとにストレスがたまっていきました。そんなある日、僕は行事のあいさつ文を書くのを頼まれて、悩んでいました。「誰か手伝ってくれないかな。」いつもの僕らしくなく、その日は弱音を吐いてしまいました。すると、近くにいた一人の友達が、「いつも大変だな。がんばれよ。」と励ましてくれたのです。何気ない友達の一言が、とてもうれしく感じました。リーダーである前に、クラスの一員である僕のことを気にかけてくれている、そんな友達の存在に僕はまたがんばろうという気持ちになりました。それからは、声をかけると渋々ながらもきちんと動いてくれる人が増え、仕事も少しずつ楽になっていきました。はじめは未熟だった僕も、少しは周りに認められたということだと思います。
この体験から、僕は一年の後期に生徒会役員になりました。それらの仕事を通して思ったことがあります。それは、よいリーダーであるために周囲の信頼としっかりとした態度が必要であるということです。当たり前のこと、そう思う人がいるでしょう。しかし、この当然のことこそが最も大切なのです。
周りから信頼されるということは自分も周りを信頼して支え合っているということです。どんなに優秀なリーダーでも一人でできることには限りがあります。信頼し合い助け合うことによって、できることは何倍にも増えていきます。また、リーダーが常に自信を持って堂々と行動しているだけで周りから見ればとても頼もしく映ります。それが、一人一人の自信をも生み、よりうまく動くための要因となります。
話し合いのときや、作業のとき、自分には関係ない、やりたくないからやらない、どうせ誰かがやってくれる、そんなことを考えたことが皆さん一度はあるかと思います。ぼくにもあります。しかし、集団の中できちんと働かない人がいると、それだけで仕事がうまく回らなくなったり、他の人の負担が増えてしまったりと、様々な人に迷惑がかかります。だから、皆で協力しなければならないときは全員で一致団結していかなければならないのです。
誰もがリーダーになれますが、よいリーダーになるのは難しいものです。ときには励まし合い、ときには支え合う。そんな気持ちで皆で一緒に様々なことに挑戦できたら、それはすばらしいことだと思いませんか。
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