青面
赤面
鹿踊剣舞引き継ぎ式での剣舞
青面
赤面
 大むかし,岩手県の高舘というところで長い戦いがあり,しばらくすると,化け物や亡霊があらわれ人々を悩ますようになりました。それを追い払い,退散させるために踊られたのが剣舞なのです。
 ですから,お面はどれも変わった顔をしています。そして,地面の底から忍び寄ってくる悪霊を足で踏みつけるように踊ります。
 昔の人たちは,悪い病気がはやったり,洪水にみまわれることを化け物や悪霊のしわざだと思っていました。剣舞の先頭は和尚さんです。唄をよく聞いていると「南無阿弥陀仏」と唄っているところがあります。これも化け物や悪霊を退散させて,健康を祈る踊りだからなのです。
剣舞
剣舞のはじまり
〜大昔まだサムライがいたころ〜