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中学校 理科 2分野 「植物の世界」 |
単元の目標
身近な植物についての観察や実験を通して,生物の調べ方の基礎を身に付けさせるとともに,植物の体のつくりと働きを理解させ,植物の種類やその生活についての認識を深める。
本時の目標
根や茎,葉の基本的なつくりの特徴を見いだし,光合成や蒸散と関連付けてとらえさせ,植物の体のつくりと働きを総合的に理解させる。
活用コンテンツ
○IPA教育用画像素材集
「植物の微速度撮影」⇒実験⇒ホウセンカの色水実験⇒
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/c-sho1/c-jik1/c-hjk1/IPA-sho100.htm
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「全体の様子拡大」(動画) |
「葉の色の変化低倍率」(動画) |
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本時の流れ
段階 |
学習活動
■使用コンテンツ・URL,▲指導上の留意点,●評価の視点
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導入 |
1 双子葉類,単子葉類の植物を提示し,根・茎・葉の形の違いについて話し合う。
▲特に根の形や葉の形の違いに気づかせる。 |
展開 |
2 根・茎・葉の働きについて話し合う。
▲水分や養分との関連に気づかせる。
3 「ホウセンカの色水実験」(動画)を提示し,葉が赤く染まっていく様子を確 認する。
■IPA教育用画像素材集 理科「植物の微速度撮影」
「全体の様子」(動画),「全体の様子拡大」(動画),「葉の色の変化低倍率」 (動画),「葉の色の変化中倍率」(動画),「葉の色の変化高倍率」(動画)
http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/c-sho1/c-jik1/c-hjk1/IPA-sho100.htm
4 根から吸収した水分はどのように使われるか話し合う。
▲光合成で使われることを確認する。
5 根・茎・葉のつくりや蒸散の働きについて知る。
▲双子葉類と単子葉類では,維管束の並び方に違いがあることに気づかせる。
蒸散の働きが水分を吸収する原動力になっていることを確認する。
●根・茎・葉のつくりや蒸散の働きについて理解する。 |
まとめ |
6 葉脈の通り方と維管束の並び方との関連について確認する。
▲双子葉類と単子葉類の特徴の違いを強調する。
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授業の様子
授業者の感想
・低倍率では葉のへりから染まっていくことが,高倍率では網目状に染まっていくことがはっきりと分かるため,生徒からは口々に「周りから赤くなった」「血管みたい」という声があがる。
・様々な倍率のものがあり,短時間にまとめられているため,変化がつかみやすい。
▼PDF版の「レシピ」ダウンロードはこちらから
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